「脇にニキビができてしまい、おしゃれが楽しめない」

「脇ニキビをキレイに治す方法が知りたい」

そんな脇ニキビのお悩みを抱える方は多いです。脇はムダ毛処理をした影響や汗によるムレが原因で、ニキビができやすい部位となっています。薄着や水着になる季節に脇ニキビができてしまうと、鏡を見るたびに恥ずかしいし毎日がストレスですよね。

脇にできるニキビは、腕や衣服の摩擦によって悪化しやすく、そのまま放置しておくとニキビ跡や色素沈着が残り、キレイに治すのが難しくなっていきます。また、脇ニキビのように見えても、別の病気である場合もあるため、自己判断で放置することはリスクも伴います。

脇ニキビをキレイに治して、晴れた気持ちの良い日に思いっきり両手を伸ばしたいですよね。

そこで今回は、脇ニキビの原因と治し方をわかりやすく解説します。

この記事を読めば、脇ニキビをキレイに治す方法がわかり、薄着や水着も堂々と楽しめるようになります。

脇ニキビの原因とは?

脇ニキビの原因とは?

脇ニキビにはさまざまな原因があります。そのため、しっかりと原因を把握して、適切な対策を取っていきましょう。

脇ニキビの主な原因は以下の5つです。

• 皮脂の詰まりや汗によるムレ
• 制汗剤の汚れ
• ホルモンバランスの乱れ
• 摩擦やムダ毛処理
• ストレス

それぞれを解説します。

皮脂の詰まりや汗によるムレ

ニキビは毛穴の中にある皮脂腺から皮脂が分泌され、それが詰まることで引き起こされます。皮脂の分泌を抑えたり、毛穴を老廃物で詰まらせないようにすることが大切です。

また、脇には汗腺が多く存在し、とても汗をかきやすい部位です。夏場は特に汗をかくので、脇はムレやすい状態が続きます。

汗をかいたまま放置していると、皮脂の詰まりや、汗によるムレで細菌が繁殖し、脇ニキビができやすくなります。汗をかいたらなるべく早く拭き取るようにしましょう。

ただし、タオルや汗拭きシートで強くふき取らないようにしてください。肌を傷つけてしまうと、それが原因でニキビができやすくなってしまうからです。

汗を拭く時はやさしく丁寧に肌を押さえるようなイメージで行いましょう。

入浴時には、脇の下の毛穴に詰まった皮脂や汚れを丁寧に洗いましょう。ボディーソープや石鹸をしっかりと泡立てて、やさしくマッサージするように洗います。くれぐれも、あかすりタオルなどでゴシゴシと強く洗わないようにしてください。

身体を洗い終わったら、泡や石鹸かすが残らないように脇の下も十分にすすぎ流しましょう。頭や顔を身体よりも先に洗っておくと、シャンプーやリンス、洗顔料が身体に残らないのでおすすめです。

入浴後はしっかりと保湿をし、常に清潔で健やかな状態を保ちましょう。

制汗剤の汚れ

制汗剤の汚れ

夏場の暑い日や、スポーツをする前に、汗を抑えるために制汗剤を使う方も多いですよね。

しかし、制汗剤に含まれているパウダーは毛穴を詰まらせてしまいがちです。毛穴が詰まってしまうと、毛穴に雑菌が繁殖しニキビの原因となってしまいます。また、脇の下の汗と制汗剤をそのままにしておくと、ムレて細菌の繁殖を招きやすくなります。

脇の下の汗やニオイを防いでくれるので、制汗剤を使いたいという方も多いでしょう。制汗剤を使う場合は、定期的に脇の下の汗や汚れをやさしくふき取り、脇の下を常に清潔に保つようにしていきましょう。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスが乱れると、肌のターンオーバーの働きが衰えたり、皮脂の分泌量が増えてしまったりして、ニキビができる原因となっていきます。

女性の場合は特にホルモンバランスの乱れによって、肌のバリア機能が低下しニキビを引き起こしやすくなります。特に生理前や生理中はホルモンバランスを崩しやすいので肌トラブルが増えやすい傾向にあります。

ホルモンバランスを整えるためには、栄養バランスの良い食事や、十分な睡眠を心がけ、規則正しい生活習慣を心がけるようにしていきましょう。

野菜や果物、海藻類は、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれ、肌のターンオーバーを促進したり、胃腸の働きを整えて健康な素肌を作ることができます。

また、大豆、鶏むね肉、ササミ、白身魚などの良質なたんぱく質もしっかり摂るようにしましょう。1日3食を規則正しく、ゆっくりよく噛んで食べることで、胃腸の働きも活発になりニキビができにくい肌を作ることができます。

夜は早めに寝るように心がけましょう。夜22時~朝2時にかけて成長ホルモンが活発に分泌されます。この時間帯にしっかりと身体を休めることで、肌のターンオーバーが促進されてニキビのできにくい肌をキープしていくことができます。

夜になかなか寝付けないという方は、軽い運動がおすすめです。全身の血行が改善され、自律神経のバランスが整い、ぐっすり眠れるようになります。寝る前にスマホやテレビを見ないようにすると、脳の活性化が抑えられ入眠しやすくなります。

ホルモンバランスを整えて、ニキビができにくい肌を目指していきましょう。

摩擦やムダ毛処理

摩擦やムダ毛処理

脇の下の皮膚がこすれて摩擦を受けたり、ムダ毛処理によって刺激を受けたりするとニキビができやすくなります。

脇は皮膚が薄く摩擦の多い部分であるため、皮膚が常に刺激を受けている状態です。なるべく脇を締め付けない服や、綿などの天然素材で着心地がやさしい服を身につけるようにしましょう。

また、脇はこまめにムダ毛処理をする部位なので、カミソリや毛抜きの刺激で皮膚の表面が肌が傷つきやすくなっています。毛穴も広がりやすくなるため、細菌が付着して炎症が起きやすいです。

ムダ毛処理をするときは、処理の前後に保湿などのスキンケア対策をしっかり行いましょう。睡眠不足や疲れなどで、肌の調子が良くないときは、なるべく刺激を与えないようにすると良いです。

ストレス

ストレスもニキビができる大きな原因のひとつです。ストレスが溜まると免疫力の低下により肌荒れやニキビを引き起こしやすくなります。

ストレスによって肌のバリア機能が低下すると、少しの刺激やちょっとした傷であっても細菌に感染しやすくなり脇ニキビも悪化しやすくなります。

普段から軽い運動をしたり、趣味の時間を作ったりしてストレスを解消できる対策をとりましょう。忙しいと気持ちに余裕がなくなりストレスを溜め込んでしまいがちになるので、適度に休息をとるのも忘れずに。

アロマを焚いてみたり、ストレッチやヨガをしてみるのも、ストレスの発散には良い効果があります。自分なりのストレス発散法を見つけて、肌も心も整えていきましょう。

脇ニキビを予防するには?

脇ニキビを予防するには?

脇ニキビができないようにするためには、まずは肌を清潔に保つことが大切です。

常に清潔な状態を保っておくために、夏場やスポーツ後は汗をかいたらこまめにタオルや汗拭きシートで拭うようにしましょう。汗を拭き取るときも強く擦ったりしないように注意です。

脇を洗うときもゴシゴシと擦らず、やさしく泡で洗うように心がけましょう。ムダ毛処理前後の保湿ケアも忘れずに行いましょう。

ホルモンバランスやストレスによっても、肌が弱くなりニキビができやすくなります。バランスの良い食事を規則正しく取るようにし、睡眠や運動などの生活習慣も整えておくことも大切です。

脇ニキビは毛穴に皮脂が詰まったり、ムダ毛処理の刺激などによって発生しやすくなります。肌を清潔に保ちつつ、やさしく脇の下をケアしていきましょう。

脇ニキビの注意点

脇ニキビの注意点

脇ニキビができてしまった場合は、ニキビ周辺を清潔に保つとともに、以下の点について注意していきましょう。ニキビを悪化させず、キレイに治すことが大切です。

• ニキビは潰さない、触らない
• 別の病気の可能性も

ニキビは潰さない、触らない

ニキビができてしまったら、絶対に潰さないようにしましょう。潰すと炎症が悪化したり、ニキビ跡が残りやすくなってしまいます。ニキビを潰してしまうと、ニキビ周辺の肌の組織が破壊され、キレイに肌を修復することが難しくなります。ニキビは絶対に潰さないでください。

また、手から細菌が付着してしまうこともあるので、なるべくニキビを触らないようにすることも大切です。

脇はどうしても服が触れやすく、擦れやすい部分ですが、ニキビを悪化させないためには余計な刺激を与えたくありません。

ニキビは潰さない・触らないを徹底していきましょう。

別の病気の可能性も

一見ニキビのように見えても、アクネ菌が原因のニキビではなく別の病気である可能性もあります。脇ニキビと似たような症状を紹介します。

①粉瘤

粉瘤はアテロームとも呼ばれ、皮膚の内側から皮脂や垢がたまって、ぷっくりと袋状に皮膚が盛り上がってしまっている状態です。

腫れて痛みを伴うこともあるため、脇の下にしこりのようなものができた場合は。早めにクリニックの診断を受けるようにしてください。

②化膿性汗腺炎

化膿性汗腺炎は、毛穴や汗腺に細菌が入り込み化膿している状態です。脇の下や、足の付け根、お尻など汗のかく部分にできやすいです。

ニキビとよく間違えやすい見た目ですが、ニキビ治療薬ではなく抗生物質での治療が必要になりますので、クリニックでの診断を受けるようにしましょう。

③毛嚢炎

毛嚢炎は毛穴の奥の毛包に細菌が侵入し、炎症を起こしてしまう状態です。見た目はニキビともよく似ていますが、黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などが原因でニキビとは菌の種類が異なります。

軽度の場合は自然に治ることもありますが、重症化すると切開治療が必要になる場合もあります。毛嚢炎もムダ毛処理をするときに引き起こしやすいので、気になる場合は早めにクリニックへ相談しに行きましょう。

④脂肪腫

脂肪腫は皮膚の下にできる良性腫瘍です。皮膚の内側から盛り上がったこぶような状態になるのが特徴です。

脂肪腫はできてしまうと自然治癒はしないため、腫瘍が大きい場合は切除などの処置を行います。念のため、早めにクリニックの診断を受けておくことをおすすめします。

⑤帯状疱疹

帯状疱疹は水疱瘡と同じヘルペスウイルスが原因で、水疱瘡を発症したことがある方は誰でも再発することがあります。

ピリピリとしたような神経痛や、水疱・紅斑が生じます。神経痛などの後遺症が残ってしまう場合もあるので、早めにクリニックでの診断を受けるようにしてください。

脇ニキビが治らない場合は、早めにクリニックへご相談を

クリニックへご相談

脇ニキビが治らない場合は、早めにクリニックへ相談しに行きましょう。

ニキビは初期段階の白ニキビ、角栓が酸化した黒ニキビ、炎症を起こした赤ニキビ、化膿した黄ニキビと悪化していきます。また、ニキビだと思ったものが、別の病気である可能性もあるので、脇に違和感を感じたり、ニキビが治りにくい場合は注意が必要です。

間違えたセルフケアを行っていると、ニキビが改善しないどころか悪化してしまう場合も。ニキビが悪化して、赤ニキビや黄ニキビになるとニキビ跡が残ってしまったり、クレーターや色素沈着を起こしてしまったりします。

ニキビをキレイに治せなかったら、ブラウスなどのおしゃれな服やかわいい水着も思いっきり楽しめなくなってしまいます。脇ニキビをキレイに治したいとお考えの場合は、早めにクリニックへご相談ください。

美容皮膚科フェミークリニックでは、ニキビ治療の症例が豊富にあり、さまざまなニキビ治療のメニューをご用意しています。初期のニキビ治療はもちろん、赤ニキビや黄ニキビのように悪化してしまったニキビ治療にも対応できます。

ニキビ治療は再発を防止する根本治療が大切。フェミークリニックなら、脇ニキビの根本原因を突き止め、ニキビを再発させない治療を行います。キレイな脇の下を取り戻し、堂々とおしゃれなファッションや水着を楽しみたいとお考えの方は、フェミークリニックの無料カウンセリングにぜひご相談ください。

フェミークリニックの脇ニキビ治療

ケミカルピーリング

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、お肌の再生サイクル「ターンオーバー」を整える治療です。正常なターンオーバーは、ニキビ、ニキビ跡、毛穴トラブル、シミなど様々な肌トラブルの予防につながります。

光線治療

光線治療

炎症ニキビは長引くとニキビ跡となってしまうため、早期改善が必要です。美容皮膚科 フェミークリニックでは、赤ニキビの治療に強力な殺菌作用のある光線治療を主に使用しております。また、光線治療はニキビだけでなく、シミや毛穴といったお悩みにも効果を発揮します。

フォトSR(AC)

フォトSR(AC)

フォトSR(AC)は「赤みのあるニキビ跡」を改善する光治療です。

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)

イソトロイン・ロアキュテイン

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)は、医師の処方が必要となる、重度のニキビに対し効果的な内服薬です。高い殺菌、抗菌作用があり、皮脂の分泌を抑え、お肌のコンディションを整えてニキビの悪化、再発の予防効果に期待できます。

他の気になるニキビの箇所は?

他の気になるニキビの箇所は?