『シミを改善するにはどうすればいいの?』
『シミをキレイに消す方法が知りたい』
シミにはさまざまな種類があり、その原因や治療法は異なります。しかも、シミは複数種類を併発する場合もあり、その原因の見極めは非常に困難です。そのため、セルフケアでの改善が難しく、間違ったケアはシミを悪化させる場合もあるため要注意です。
今回は、美容皮膚科フェミークリニックがシミの原因や種類、治療法を解説します。
この記事を読んで、シミのない美肌を目指し、いつまでも若々しい毎日を楽しんでいきましょう!
目次
シミを改善するには?
シミを改善するには、シミの種類と原因を正しく把握することが大切です。なぜなら、間違ったセルフケアや治療は、シミを悪化させてしまう恐れがあるからです。
例えば、一般的なシミ対策を肝斑に行ってしまうと、肝斑が悪化する可能性があります。肝斑は一般的なシミと併発することもあり、正しい見極めが非常に難しいです。間違ったセルフケアでシミを悪化させたくないとお考えの方は、早めにクリニック治療に切り替えることをおすすめします。
美容皮膚科フェミークリニックでは、シミやそばかす、肝斑、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)、色素沈着(くすみ)、脂漏性角化症などを正しく見極め、最適な治療を行うことができます。
間違ったセルフケアでシミを悪化させないためにも、シミでお悩みの方はフェミークリニックまでご相談ください。フェミークリニックではシミでお悩みの方のために、無料カウンセリングを実施しています。
患者さまごとに異なるシミの原因を正しく見極め、最適な治療プランを無料でご提案しております。シミをキレイに治したいとお考えの方は、どうぞお気軽にフェミークリニックの無料カウンセリングをご利用ください。
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シミの原因とは?紫外線はお肌の大敵
シミの主な原因は「紫外線」です。
シミを作らないためにも、シミを悪化させないためにも、紫外線対策はとても大切なので、日ごろから日焼け対策を徹底的に行うようにしましょう。
紫外線を浴びた肌は、日焼けから肌を守ろうとします。肌の奥にあるメラノサイトが活性化して、メラニン色素を生成、肌の色を濃くすることで紫外線を吸収し、有害な紫外線から肌の細胞を守っています。
一度生成されたメラニン色素は、肌の新陳代謝(ターンオーバー)によって徐々に表皮へと移動し、やがて体外に排出されます。若い頃に紫外線を浴びても肌の色が戻りやすいのは、肌のターンオーバーが非常に活発なためです。
しかし、加齢やホルモンバランスの変化によって、肌のターンオーバーは徐々に衰えていきます。生成されたメラニン色素が体外に排出されにくくなり、肌の中に蓄積された状態になっていきます。肌の中に残ったメラニン色素は、周りの肌よりも黒っぽく見えるため、シミとなって現れることとなります。
シミを防ぐためには、
● メラニン色素を生成しないように日焼け対策をすること
● メラニン色素を排出するためのターンオーバーを促進すること
この2つが大切です。
シミができてから時間が経ってしまうと、肌の奥にある真皮層までメラニン色素が蓄積されていきます。肌の奥に蓄積されたメラニン色素は、表面的なケアで改善することは難しくなります。そのため、シミをキレイに治したいとお考えなら、早期に肌質の根本的な改善が必要となります。
次に、シミの種類とその原因を確認していきましょう。
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シミの種類
シミにはさまざまな種類があり、原因や治療方法も異なります。そのため、シミを改善するには、まずはシミの種類を正確に見極めることが大切です。
主なシミの種類について、その原因や治療法を見ていきましょう。
老人性色素斑
老人性色素斑とは、一般的ないわゆるシミのことです。30代以降に発症することが多いですが、10〜20代で発症することもあります。
境界線がはっきりとした茶褐色または黒に近い色で、大きさも様々。点のように小さいものから、500円玉くらいの大きさになるものもあり、次第に濃くなったり、増えたりする場合があります。
老人性色素斑の主な原因は紫外線です。長年日に当たっていた部分にできやすく、顔だけでなく体にもできます。その他に、加齢やストレスなどが原因となる場合もあります。
老人性色素斑の主な治療方法としては、シミ取りレーザー、レーザートーニング、フォトSR(IPL)、外用(ハイドロキノン、レチノール)が効果的です。
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そばかす(雀卵斑)
そばかすは、目の下から頬骨に左右対称にできる点状の小さなシミです。雀の卵の模様にも似ていることから、雀卵斑とも呼ばれます。
乳幼児から発症する場合もあり、思春期で特に目立つようになります。年齢とともに回復し、中高年になるとほとんど目立たなくなります。
そばかすは遺伝性が強いと言われており、色白の方にできやすい傾向があります。また、紫外線によって悪化する場合があるので、日焼け対策は非常に大切です。
そばかすの主な治療方法としては、シミ取りレーザー、レーザートーニング、フォトSR(IPL)、外用(ハイドロキノン、レチノール)などが効果的です。
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肝斑
肝斑は女性特有のシミで頬骨あたりに、もやもやとしたシミが左右対称にできるのが特徴です。30〜40代に多く、閉経とともに改善していくことが多いです。
肝斑の詳しい原因はわかっていませんが、女性ホルモンの影響が大きいと言われており、妊娠や出産、更年期にも発症することがあります。また、紫外線や洗顔、スキンケアの摩擦などの外的刺激によって、肝斑が悪化する原因になるので注意が必要です。
肝斑は老人性色素斑と併発する場合も多く、治療には注意が必要です。肝斑は刺激に弱いため、他のシミを併発している場合は、肝斑の治療が最優先となります。
肝斑の主な治療方法としては、レーザートーニング、アクシダーム、ケミカルピーリング、レチノールピール、外用(ハイドロキノン、レチノール)が効果的です。
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ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
ADMは、小さな灰色や青色のシミが左右対称にまとまってできるという特徴があります。両頬に生じることが多いですが、額や下瞼、鼻にも生じます。
一見、シミや肝斑のように見えますが、ADMはアザの一種です。通常は表皮層で作られるメラニンが真皮層で作られることによってADMになります。肝斑とよく間違えられるため、正しい見極めと治療の選択が重要となります。
主な原因はわかっていませんが、遺伝やホルモンバランス、紫外線の影響があると言われています。顔以外に発症することはありません。
ADMの主な治療方法としては、シミ取りレーザー、レーザートーニングなどが効果的です。
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色素沈着(くすみ)
色素沈着(くすみ)は年齢に関係なく起こり、どの部位にも発症する可能性があります。色素沈着の原因は、紫外線やけが、手術の跡、ニキビややけど、虫刺されなどに伴う炎症がシミとなって残るというものです。
色ムラがあり、境界線がぼやけてくすんで見えます。時間の経過とともに良くなることもありますが、日焼け対策を怠るとそのままシミとして残ってしまうこともあります。
色素沈着(くすみ)の主な治療方法としては、レーザートーニング、アクシダーム、ケミカルピーリング、レチノールピールなどが効果的です。
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脂漏性角化症
脂漏性角化症は老人性イボとも言われ、30代以上の男女にできる皮膚の良性腫瘍です。
いぼのように少し膨らみ、表面が黒くガサガサしているのが特徴で、老人性色素斑が悪化すると脂漏性角化症になることがあります。
主な原因は加齢と紫外線ですが、肌の摩擦によっても現れる場合があります。顔だけでなく、手のひらと足の裏以外はどこにでもできる可能性があります。
脂漏性角化症の治療方法としては、CO2レーザーなどが効果的です。
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シミを改善するための治療法
シミができてしまったとしても、ターンオーバーが正常であればメラニン色素を排出してシミを改善することが可能です。しかし、加齢やホルモンバランスの変化によって、ターンオーバーは年々衰えていくため、シミが自然に治癒することは難しくなっていきます。また、肌の内側にできるシミはセルフケアで改善することが難しく、間違ったケアを行うとかえってシミを悪化させる場合もあります。
そのため、シミをキレイに治すには、クリニック治療が最もおすすめです。
美容皮膚科フェミークリニックでは、シミを改善するために主に以下の治療法をご提供しております。
シミ取りレーザー
シミ取りレーザーは、皮膚にレーザーを照射することで、メラニン色素を熱で破壊し、メラニン色素を分解します。分解されたメラニン色素は表面に浮かび上がりかさぶたとなって剥がれ落ちます。また、一部は体内に取り込まれて排出されます。
シミ取りレーザーは、老人性色素斑やそばかす、ADMの治療に用いられます。5分程度の短時間で施術が終わり、1回の治療で確かな効果を実感していただける即効性の高いシミ治療です。施術後は1週間から10日程度でかさぶたが取れますので、その間は保護テープで炎症の悪化防止や紫外線対策をしていただきます。
シミにお悩みの方は、セルフケアに時間とお金をかけ続けるよりも、医療機関でシミ取りレーザーをした方がキレイに治せるのでおすすめです。
レーザートーニング
レーザートーニングは、広範囲に低出力のレーザーを均一に照射することで、メラニン色素を徐々に分解する治療法です。肌の奥にある真皮層までエネルギーが届くため、隠れたシミや広範囲のシミ、シミの再発予防にも効果的です。
また、レーザートーニングは余分な刺激を与えることなくメラニンを少しずつ除去することができるので、シミ取りレーザーで治療ができない肝斑にも効果的です。
シミ取り治療だけでなく、ニキビ跡や毛穴の開き色素沈着、肌のトーンアップにも効果がある嬉しい治療法です。
肌への負担が少ないため、照射後もかさぶたにならず、副作用やダウンタイムはほぼありません。治療後はメイクして、そのままおでかけしていただくことも可能です。
フォトSR(IPL)
フォトSR(IPL)の光エネルギーは、メラニン色素に反応しシミの原因を除去することができます。また、目立っているシミだけでなく、シミ予防にも効果があります。
フォトSR(IPL)の光エネルギーは肌の奥の真皮層まで届き、コラーゲンの生成を促進するため、しわやたるみの改善もできます。
施術後は発赤、ひりつき、乾燥などの症状が出ることがありますが、数時間から数日で改善されます。
アクシダーム
アクシダームは、電流を流して肌の細胞に隙間を作り、真皮層まで有効成分を届ける施術です。「針を使わない“水光注射”」とも言われ、肌を傷つけないため痛みがなく、有効成分の経皮吸収率は90%という高さです。
電流を流す際に顔に塗る溶剤の種類も豊富で、シミや肝斑だけでなく様々なお悩みに効果的な美肌治療です。まぶたや目の周り、くちびるなどの皮膚の薄い部分も施術可能です。
施術直後からハリやツヤなどのお肌の変化を実感しやすく、ダウンタイムもありません。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、酸性の薬剤を塗布しながら、肌表面の古い角質や余分な色素、汚れを除去する施術です。
ターンオーバーを活性化することができるので、シミの改善はもちろん、くすみや色素沈着、毛穴などの肌トラブルも改善することができます。
施術後は、かゆみやピリピリした感じがありますが数日で落ち着きます。フェミークリニックではピーリング前後のケアをしっかりと行い、ダウンタイムや副作用の少ない治療を目指しています。
レチノールピール
レチノールピールとは、レチノールを主な成分としたピーリングの施術です。レチノールはビタミンAの一種で、肌のターンオーバーを正常化し、紫外線によるダメージを修復することができます。また、コラーゲンやヒアルロン酸を生成することで、シミやくすみ、しわ、ハリの改善が期待できます。
治療後は薬剤を塗布したままでご帰宅していただきます。施術2日後〜1週間ほどは乾燥やひりつき、皮むけなどの副作用が出ますが、徐々に赤みや皮むけは改善してきます。一時的に肌のバリア機能が低下していますので、保湿をしっかりと行い、日焼け対策を万全にしていただきます。
【まとめ】シミを改善するならフェミークリニックへご相談を
今回は、シミの改善について、原因や治療法を解説しました。
シミの主な原因は、紫外線によってメラニン色素が肌に残ってしまうことです。シミを改善するには、シミを作らないために日焼け対策をすることと、シミを体外に排出するために肌のターンオーバーを促進することが大切です。
しかし、シミにはさまざまな種類があり、その原因や治療法は異なります。しっかりとシミの種類を見極めないと、間違ったケアでシミを悪化させてしまう場合があります。シミをキレイに治したいとお考えであれば、早めにクリニック治療に切り替えることをおすすめします。
フェミークリニックでは、シミでお悩みの方のために、無料カウンセリングを実施しています。新宿、渋谷、池袋、銀座、大阪梅田、心斎橋・天王寺に7院があり、どの院も駅チカで便利です。仕事帰りやおでかけのついでに、フェミークリニックの無料カウンセリングをご利用ください。
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【薄いシミにレーザーが反応しにくい理由】薄いシミも消せるおすすめ治療法とは?
シミ改善のよくある質問
シミ改善のよくある質問をまとめました。
- 顔にできたシミは取れますか?
- シミはクリニック治療で改善できます。間違ったセルフケアはシミを悪化させる場合がありますので、シミができてしまったらフェミークリニックまでご相談ください。
- シミがポロッと取れるって本当?
- シミ取りレーザー治療を行うと、1週間程度でかさぶたとともにシミが取れます。1回の治療で効果を発揮できる場合も多いので、シミでお悩みの方はクリニック治療に切り替えることをおすすめします。
- シミを早く消すには?
- シミを早く消すには、クリニックでの早期治療と紫外線対策が重要です。紫外線を浴びないようにすることで、シミを早く治したり、シミの再発を防いだりすることができます。
日焼け止めクリームをしっかりと塗り、できるだけ日陰を歩く、日傘を差す、サングラスをかけるなどの対策を取りましょう。 - シミができやすい人の特徴は?
- 日焼け対策が不十分な方、加齢やストレスによって肌のターンオーバーが衰えている方です。紫外線対策をしてシミを作らないこと、生活習慣を改善して肌のターンオーバーを整えることが大切です。
スキンケアやメイクの時の摩擦が肝斑やくすみの大きな原因となります。
知らず知らずのうちにこすっていることが多いため、意識して優しく行う必要があります。
できてしまったシミは、そのままにしておくとメラニン色素が定着してしまう恐れがありますので、早めにフェミークリニックまでご相談ください。