『ADMと他のシミの見分け方が知りたい』

『ADMやシミはどうすれば治るの?』

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は顔に現れる後天性のアザです。一見するとシミのようにも見えますが、他のシミとADMは異なる特徴を持ちます。しかし、ADMとシミは似ているため、治療やケアを間違えてしまいがち。一体、どうやってADMとシミを見分ければ良いのでしょうか?

そこで今回は、2003年の開業以来、シミ治療症例数15万件以上の美容皮膚科フェミークリニックが、ADMとシミの見分け方を解説します。

この記事を読めば、ADMやシミのお悩みを解消する治療法もわかります。

フェミークリニックでは、ADMやシミでお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。

ADMとシミの見分け方

ADMとシミの見分け方

ADMと他のシミは症状が似ている場合もあるため、見分けるのが難しいケースも多いです。ADMと他の主なシミについて特徴とその違いをまとめました。

ADM

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

【特徴】

斑点状にまとまって現れる後天性のアザ

【発症が多い年齢】

思春期~20代

【色】

灰色、灰褐色、褐色に色が変化

【発症部位】

頬や頬骨などに左右対称

【主な原因】

原因不明ですが、遺伝が関係していると言われている

老人性色素斑

老人性色素斑

【特徴】

形や大きさはさまざまで境界線がはっきりしているシミ

【発症が多い年齢】

20代~30代

【色】

茶褐色

【発症部位】

顔や手、肩など

【主な原因】

紫外線

そばかす

そばかす

【特徴】

直径1〜4mmの小さな斑点のシミ

【発症が多い年齢】

幼少期~10代に多い

【色】

茶褐色

【発症部位】

鼻の付け根、目の下、両頬、背中、手などに左右対称

【主な原因】

遺伝、紫外線

肝斑

肝斑

【特徴】

境界線がはっきりせず、もやもやとしているシミ

【発症が多い年齢】

30代以降に多い

【色】

褐色

【発症部位】

頰部を中心に左右対称に出ることが多い

【主な原因】

不明。ホルモンバランスの乱れやストレス、紫外線の影響など

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)とは?

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

ADMは、Acquired Dermal Melanocytosisの略で、日本語では後天性真皮メラノサイトーシスといいます。
 
ADMの原因は完全には解明されておりませんが、遺伝が影響していると考えられます。肌の奥にある真皮層にできるアザの一種で、灰色、灰褐色、褐色に見える場合があります。主に現れるのは頬や頬骨のあたりで、左右対称に斑点状にまとまって現れます。思春期から現れ始め、20代が発症のピークとなります。

ADMは顔以外には発症しませんが、顔には他のシミが同時に現れる場合も多く、特徴が似ていることもあるため、ADMとシミを見分けるのは非常に難しいです。見極めを誤ってケアをすると、ADMが改善しない場合や他のシミが悪化するケースもあります。
 
そのため、ADMの治療には医師による正確な診断と適切な治療が必要となります。

ADMと老人性色素斑との違い

ADMと老人性色素斑の大きな違いは色です。ADMは主に灰色や褐色に見えるのが特徴で、老人性色素斑は境界線がハッキリとした茶褐色、または黒に近い色です。
また、老人性色素斑は肌の表層に現れるシミであるためメイクやコンシーラーで隠しやすいですが、ADMは肌の奥にある真皮層で発生するため、メイクをしても隠しにくいという特徴があります。
 
老人性色素斑は、いわゆるシミと呼ばれるもので、30代以降に多く現れる代表的なシミです。紫外線の影響によって肌の表面にメラニン色素が沈着することが原因で、顔や手、肩などに現れます。大きさや形はまばらで、シミの境界線がはっきりしていることが多いです。
 
一方、ADMは頬骨あたりに左右対称で灰色や青色の斑点状に現れます。ただし、発症する年齢や色は老人性色素斑と似ている場合もあるため、ADMかどうかを正確に見極めるためには医師による診断が必要です。また、ADMと老人性色素斑は混在する場合もあるため注意が必要です。

ADMとそばかすの違い

ADMとそばかすの大きな違いは色です。ADMは主に灰色や褐色をしていますが、そばかすは茶褐色です。また、そばかすは肌の表層に現れるためメイクやコンシーラーで隠しやすいですが、ADMは肌の奥にある真皮層で発生するため、メイクをしても隠しにくいという特徴があります。
 
そばかすは、1~4mmほどの小さな点状のシミが鼻の付け根、目の下、両頬、背中、手などにほぼ左右対称に現れます。幼少期から思春期にかけて現れることが多いですが、大人になってもそばかすが残ってしまう場合もあります。
 
一方、ADMは灰色や青色の斑点が頬骨のあたりに左右対称に現れます。色以外の特徴はそばかすに似ていますが、ADMも褐色に近い場合もあるため注意が必要です。ADMとそばかすは混在することも多いため、正確に見極めるためには医師の診断が必要となります。

ADMと肝斑の違い

ADMと肝斑の大きな違いは色です。ADMは主に灰色や褐色をしていますが、肝斑は茶褐色です。ただし、ADMも褐色をしている場合もあるため、肝斑と見分けるのは非常に難しいです。
 
肝斑は頬骨を中心に左右対称に現れますが、ADMも同様に左右対称に現れます。
 
肝斑は30代以降に現れる場合が多いですが、20代で発症することもあるため、年齢でADMと見分けることは難しいです。ADMと肝斑はよく似ていますが、ADMと肝斑は治療法がまったく異なります。また、ADMと肝斑は併発する場合もあり、見極めを誤ると肝斑を悪化させるリスクもあります。
 
ADMと肝斑を正確に見分けるのは非常に困難です。適切な治療を行い、肝斑を悪化させないためにも、医師による正確な診断を受けていただくことをおすすめします。

ADMとシミを正確に見分けるならフェミークリニックへご相談を

ADMとシミを正確に見分けるならフェミークリニックへご相談を

ADMと他のシミを見分けるためには、医師による正確な診断が必要です。ADMと他のシミは似ている場合が多く、ADMとシミを併発することも珍しくありません。ADMとシミの見極めを誤ると、かえって悪化してしまう場合も。
 
ADMとシミの見分け方でお困りの方は、フェミークリニックへご相談ください。フェミークリニックはシミ治療症例数15万件以上の実績があるため、ADMとシミを正確に見極めたうえで、最適な治療を選択することができます。

フェミークリニックではADMやシミでお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。

ADMも改善!フェミークリニックのシミ治療とは?

ADMも改善!フェミークリニックのシミ治療とは?

フェミークリニックでは、経験豊富な医師がADMやシミを正確に見極めたうえで、最適な治療プランをご提案いたします。フェミークリニックがADM治療におすすめする主な治療法は以下の3つです。

● シミ取りレーザー

● レーザートーニング

● フォトSR

それぞれを解説します。

シミ取りレーザー

シミ取りレーザー

シミ取りレーザーは、強力なレーザーをシミの原因であるメラニン色素に照射して破壊、除去する治療法です。ADMやシミだけを狙い撃ちすることができます。
 
照射時間は最短5分。照射後はかさぶたができますので、保護テープを貼って患部を保護していただきます。1週間ほどでかさぶたが取れますが、ADMはすぐに消失することはありません。徐々に治療の効果が現れていきますので、患部を保湿したり日焼け止めをしたりして大切に保護してください。

なかなか消えないADMでも、半年に1回程度のシミ取りレーザーによる治療を3~5回繰り返すことで大幅な改善が期待できます。

レーザートーニング

レーザートーニング

レーザートーニングは、低出力のレーザーを広範囲に均一に照射することができるので、点在するADMや色がはっきりしないシミ、肌の奥に隠れたシミを効率的に治療できます。レーザー出力が弱いため、1回の治療で効果を実感することはできません。しかし、肌の奥にある真皮層にまで熱を届けることができるので、線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの生成を活性化することができます。複数回の施術を繰り返せば、ADMの改善だけでなく、ハリのある美肌を目指すことも可能です。
 
また、レーザートーニングは、刺激に弱い肝斑の治療も可能です。ADMと肝斑を併発している場合は、レーザートーニングで肝斑治療を優先します。

レーザートーニングは、痛みやダウンタイムがほとんどなく、かさぶたもできません。施術直後でもメイクができるので、おでかけやお仕事にも影響を与えないというメリットもあります。

フォトSR

フォトSR

フォトSRは波長の広い光(IPL)を照射し、熱エネルギーを肌の奥にある真皮層に届け、内側から肌質を改善することでADMやシミを改善する治療法です。熱によって刺激された線維芽細胞がコラーゲンやエラスチンを生成、肌のターンオーバーが促進されて、メラニン色素を排出していきます。
 
ADMと老人性色素斑やそばかすを併発している場合にも、フォトSRは有効です。老人性色素斑やそばかすの原因となる肌表面のメラニン色素を効率的に治療し、肌の奥にある真皮層に存在するADMはコラーゲンやエラスチンの生成で改善できるからです。

ADMの治療には、フォトSRよりもシミ取りレーザーの方が効果的です。しかし、シミ取りレーザーの痛みが苦手な患者さま、シミ取りレーザーのダウンタイムでお困りの患者さまには、フォトSRが有効な治療法となります。

【まとめ】ADMとシミを見分けるならフェミークリニックへご相談を

【まとめ】ADMとシミを見分けるならフェミークリニックへご相談を

今回は、ADMとシミの見分け方について解説しました。
 
ADMは斑点状の灰色や灰褐色のアザが左右対称に現れることが特徴です。他のシミは茶褐色であることが多いため、色で見分けられることもあります。しかし、ADMも褐色である場合もあるため、正確に見極めるには医師による診断が必要です。
 
また、ADMと他のシミは混在することも多く、誤ったケアでシミが悪化してしまう場合も。ADMとシミの見分け方でお悩みの方は、フェミークリニックまでご相談ください。

フェミークリニックは、2003年の開業以来、シミ治療症例数15万件以上の実績があるため、ADMやシミを正確に見極めて効果的な治療を行うことができます。フェミークリニックでは、新宿、渋谷、池袋、銀座、大阪梅田、心斎橋、天王寺の7院で無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。

ADMとシミの見分け方のよくある質問

ADMとシミの見分け方のよくある質問

ADMとシミの見分け方に関するよくある質問をまとめました。

ADMの特徴は?
ADMの特徴は、斑点状の灰色や青色のアザが頬のあたりに左右対称に現れることです。思春期から20代にかけて現れる場合が多く、遺伝や紫外線、ホルモンバランスの乱れなどが原因と考えられていますが、はっきりした原因はまだ解明されていません。
ADMと肝斑はどう見分けますか?
ADMは灰色や灰褐色をしていて、肝斑は茶褐色であることが多いです。ただし、ADMも褐色に見える場合もあり、ADMと肝斑を正確に見極めるのは難しい場合もあります。
ADMは塗り薬で治せますか?
ADMは肌の奥にある真皮層に原因があるため、表面的なアプローチである塗り薬だけで改善することは難しいです。シミ取りレーザーなどのクリニック治療なら、ADMの大幅な改善が期待できます。
ADMはシミの一種ですか?
ADMは正確にはアザの一種となります。そばかすや肝斑などのシミと症状がよく似ているため、ADMを治療するには医師による正確な診断をおすすめします。
ADMは何回の治療で消えますか?
ADMの症状にもよりますが、シミ取りレーザーの場合、半年に1回のペースで3~5回の治療で効果を発揮できます。そのため、ADMの治療には1年半~2年ほどの期間を要します。
なかなか消えないADMも、根気強く治療を継続すれば、大幅な改善が期待できます。
ADMは保険適用になりますか?
ADMの治療は美容目的となるため、保険適用外となります。
ADM治療のデメリットは?
ADM治療のデメリットは、治療期間が長くなることです。なかなか消えないADMの場合、5回ほどのシミ取りレーザーを約2年の期間をかけて治療することになります。また、肝斑や他のシミを併発している場合もあるため、即効性のある治療を期待することは難しいです。
ただし、ADMは根気強くクリニック治療を継続すれば、大幅な改善が期待できます。ADMやシミでお悩みの方は、諦めてしまう前に一度フェミークリニックまでご相談ください。シミ治療症例数15万件以上のフェミークリニックなら、ADMを改善する最適な治療プランをご提案いたします。