『口周りにニキビができるのはなぜ?』

『口周りのニキビをキレイに治すには?』

口周りの肌は乾燥しやすく、体調やストレスの影響を受けやすいため、ニキビができやすい部位となっています。口周りはマスクやメイク、ヒゲや産毛の処理による刺激も受けやすいので、ニキビがなかなか治らずにお悩みの方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、2003年の開業以来、ニキビ症例数21万件以上の美容皮膚科フェミークリニックが、口周りニキビの原因を解説します。

この記事を読めば、口周りニキビをキレイに治す方法もわかります。

フェミークリニックでは、ニキビでお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。

口周りにニキビができる5つの原因

口周りにニキビができる5つの原因

口周りにニキビができる原因を解説します。主な原因は以下の5つです。

• 肌の乾燥
• 肌への摩擦や刺激
• ホルモンバランスの乱れ
• ストレスや胃腸の働きの低下
• 誤ったスキンケア

それぞれを解説します。

肌の乾燥

口周りにニキビができる1つ目の原因は、肌の乾燥です。
 
口周りの皮膚は皮脂腺が少ないため、肌が乾燥しやすい部位となります。また、口周りの皮膚は薄くやわらかいため、乾燥に非常に敏感です。
 
肌が乾燥すると、肌内部の水分が奪われるのを防ぐために、皮脂が過剰に分泌されます。過剰に分泌された皮脂は、毛穴を詰まらせる原因になり、やがてニキビへと発展していきます。また、肌の乾燥によってターンオーバーが乱れると、角質が厚くなったり硬くなったりして、余計に毛穴が詰まりやすくなります。
 
口周りの肌は外気にさらされやすく、タオルやティッシュ、マスクなどによっても水分を奪われがちです。口周りの肌の乾燥はニキビの原因となりますので、しっかりと保湿を行い、肌のターンオーバーを正常な状態に保つことが大切です。

肌への摩擦や刺激

肌への摩擦や刺激

口周りにニキビができる2つ目の原因は、肌への摩擦や刺激です。
 
口周りは摩擦や刺激の影響を受けることが多く、これにより肌が傷つき、肌の乾燥や炎症が引き起こされます。このような口周りの肌への摩擦や刺激は、肌のターンオーバーを乱したり、毛穴が詰まったりする原因になるため、ニキビを発生・悪化させます。
 
例えば、洗顔時やメイク時の口周りへの摩擦、タオルやティッシュ、マスクによる口周りへの物理的な刺激、紫外線の刺激、頬杖や口周りを触ることによる摩擦などもニキビを発生・悪化させる原因となります。

可能な限り口周りの肌への摩擦を避け、刺激の少ない状態に保つことが大切です。また、口周りを触らないこと、口周りを清潔に保つこともニキビを防ぐためには有効な対策となります。

ホルモンバランスの乱れ

口周りにニキビができる3つ目の原因は、ホルモンバランスの乱れです。
 
加齢や生理、ストレス、睡眠不足などの影響によって、男性ホルモンが相対的に優位になったり、女性ホルモンのプロゲステロンが活発になったりして、ホルモンバランスは乱れがちになっていきます。ホルモンバランスが乱れると、肌のターンオーバーが衰えたり、皮脂が過剰に分泌されたりするため、ニキビが発生・悪化する原因になります。
 
加齢や生理などの影響を完全に無くすことはできませんが、ストレスの発散や生活習慣の改善は工夫次第で可能です。ニキビができにくい肌を目指すためには、十分な睡眠時間の確保や適度な運動の習慣化がおすすめ。ストレスや疲れをため込まないようにして、ホルモンバランスを整えていきましょう。

ストレスや胃腸の働きの低下

ストレスや胃腸の働きの低下

口周りにニキビができる4つ目の原因は、ストレスや胃腸の働きの低下です。
 
ストレスはホルモンバランスが乱れる原因になるだけでなく、血行の悪化や肌の乾燥の原因にもなるため、ニキビが発生・悪化しやすくなります。
 
また、飲み過ぎや食べすぎ、ストレスによって胃腸の働きが低下すると、肌の健康を維持するために必要な栄養の吸収が阻害されたり、肌のバリア機能が弱ったりするため、ニキビができる原因になります。

誤ったスキンケア

誤ったスキンケア

口周りにニキビができる5つ目の原因は、誤ったスキンケアです。

口周りの皮膚は非常に薄く、刺激や摩擦に弱いデリケートな部位です。そのため、誤ったスキンケアで肌を痛めたり、毛穴を詰まらせたりしてしまうとニキビが発生・悪化する原因になります。

誤ったスキンケアとは、ごしごしと強く洗顔をしたり、保湿を行わなかったり、皮脂やメイクの汚れを落としきれなかったりすることです。

洗顔料や化粧水などは、弱酸性の肌にやさしいものを使い、肌をできるだけ摩擦しないように注意しましょう。洗顔後はすぐに保湿をしたり、年間を通じて日焼け止めを利用したりすることも大切です。口周りの皮膚はとてもデリケート。常にやさしいケアを心がけ、ニキビができにくい肌を目指していきましょう。

このように口周りニキビの原因は多岐にわたります。また、複数の原因が複雑に絡み合う場合もありますので、しっかりとニキビ対策を行うことが大切です。次に、より具体的な口周りニキビの対策について解説していきます。

すぐできる!口周りニキビの対策とは?

すぐできる!口周りニキビの対策とは?

口周りにできるニキビの発生や悪化を防ぐためには、以下の対策が有効です。どれもすぐできる対策となりますので、ぜひ取り入れてみてください。主な対策は以下の5つです。

• 保湿を行う
• 生活習慣を整える
• ストレスを発散する
• 正しい洗顔を行う
• 電気シェーバーを使う

それぞれを解説します。

保湿を行う

1つ目の口周りニキビの対策は、保湿を行うことです。
 
保湿は肌のバリア機能を強化し、ニキビの原因となる乾燥や外部からの刺激に対する抵抗力を高めます。また、保湿をすることで、皮脂の過剰分泌を抑えたり、角質が毛穴に詰まることを防いだりすることができます。
 
朝晩の洗顔後には、たっぷりの保湿を行いましょう。化粧水のあとは乳液で表面をカバーして、肌の水分が蒸発するのを防ぐことが大切です。保湿を行うことで肌のターンオーバーが正常化され、ニキビができにくい肌質への改善が期待できます。

生活習慣を整える

生活習慣を整える

2つ目の口周りニキビの対策は、生活習慣を整えることです。
 
生活習慣とは、食事・睡眠・運動という基本的な活動のことをいいます。栄養バランスのとれた食事を摂ること、十分な睡眠時間を確保すること、適度な運動を習慣化することで、ニキビの発生や悪化を防ぐことが期待できます。

栄養バランスのとれた食事を摂る

栄養バランスのとれた食事は、肌のターンオーバーを促進したり、肌の健康に必要な栄養素の吸収を高めたりすることが期待できます。特に良質なタンパク質を積極的に摂取して、健康な肌を作っていくことが大切です。また、ビタミンやミネラル、食物繊維などを豊富に含む食品を食べることで、肌から排出される老廃物が減り、ニキビができにくい肌質への改善が期待できます。
 
タンパク質:鶏肉、魚、大豆、卵、チーズ、牛乳など
ビタミン:野菜、果物、レバー、うなぎなど
ミネラル:貝類、海藻類、きのこ、玄米など
食物繊維:根菜類、納豆、こんにゃく、キムチなど
 
上記の栄養素を含む食品を積極的に摂取できるように、日々の献立やメニューを検討していきましょう。
 
脂っこいものや甘いものは、皮脂を過剰に分泌させ毛穴を詰まらせる原因になります。揚げ物や加工食品、甘いジュースやお菓子などはできるだけ控え、ニキビのできにくい肌質へと改善していきましょう。

十分な睡眠時間を確保する

十分な睡眠時間を確保することで、成長ホルモンの分泌が促され、肌のターンオーバーが促進されます。また、ストレスや疲れが軽減され、肌だけでなく心身の健康も良好に保たれます。
 
1日7時間以上の睡眠時間を確保し、早寝早起きを心がけましょう。夜はぬるめのお湯にゆったりと入浴し、寝る前は読書やストレッチで心身をリラックスさせると入眠しやすくなります。
 
脳が活性化して入眠の妨げや睡眠の質低下につながりますので、寝る前にパソコンやスマートフォンを見たり、カフェイン入りの飲み物を飲んだりすることはやめましょう。また、どんなに忙しくても睡眠時間は削らないことも大切です。睡眠が不足気味の時は、昼休みや休憩時間に仮眠を取ると良いでしょう。

適度な運動を習慣化する

運動は全身の血行を促進し、肌のターンオーバーを正常化します。また、ストレスや疲れが溜まりにくくなり、ホルモンバランスも整いやすくなります。ニキビができにくい肌質への改善が期待できますので、適度な運動を習慣化していきましょう。
 
1日30分程度の軽い有酸素運動を継続することがおすすめです。ウォーキングやジョギング、体操などの手軽で続けやすい運動を日々の生活に取り入れていきましょう。運動する時間が取れない場合は、1駅歩いたり階段を使ったりすることで運動量を増やせます。また、仕事や家事の際に立って作業をしたり、寝る前にストレッチや体操をしたりすることでも筋肉を動かすことができます。
 
運動は肌だけでなく、心身の健康維持にも欠かせない活動となりますので、できるだけ身体を動かすようにしていきましょう。

ストレスを発散する

3つ目の口周りニキビの対策は、ストレスを発散することです。
 
ストレスはホルモンバランスの乱れを引き起こし、肌の乾燥や皮脂の過剰分泌の原因になります。ストレスが溜まることで、血行の悪化や心身の不調の原因にもなるため、ニキビを発生・悪化させます。
 
ストレスを積極的に発散して、ニキビができにくい肌質を目指していきましょう。ストレスを発散するためには、趣味や運動に没頭する時間を作ることがおすすめ。家族や友人と団らんを楽しむことも効果的です。
 
プレッシャーの強い仕事や複雑な人間関係からはできるだけ距離を置き、音楽鑑賞やカラオケ、旅行、買い物、料理など、自分が好きだと思える時間を楽しむようにしていきましょう。

正しい洗顔を行う

正しい洗顔を行う

4つ目の口周りニキビの対策は、正しい洗顔を行うことです。
 
正しい洗顔を行うことで、口周りの毛穴の詰まりを解消し、ニキビの発生や悪化を防ぐことができます。また、正しい洗顔を行うことで、肌のターンオーバーが促進され、美肌を長くキープすることができますので、下記のポイントを押さえて洗顔を行ってみましょう。

●      メイクをしている場合はクレンジングでメイクを落とす
●      ぬるま湯で予洗いを行う
●      たっぷりとホイップした洗顔料で洗う
●      すすぎ洗いを十分に行う
●      清潔なタオルに水分を吸収させる
●      すぐに保湿を行う
 
洗顔時は毛穴がしっかりと開くようにぬるま湯を使いましょう。冷たい水は毛穴が閉じてしまいますし、熱いお湯は肌が乾燥する原因になるためNGです。クレンジングや洗顔時は、肌をごしごしと強く擦らないように注意しましょう。スクラブ入りの洗顔料は肌を刺激するため使わないでください。
 
口周りはメイクが残りやすいため、念入りにすすぎ洗いを行いましょう。タオルドライや保湿の時も肌を強く刺激しないことも大切です。
 
クレンジング剤や洗顔料、保湿化粧品は、肌にやさしい弱酸性のものを選びましょう。また、洗顔は朝晩の2回が基本となります。洗顔のし過ぎは肌を乾燥させてしまうため、かえってニキビを発生・悪化させる原因になりますのでご注意ください。

電気シェーバーを使う

5つ目の口周りニキビの対策は、電気シェーバーを使うことです。
 
口周りのヒゲや産毛を処理する場合は、カミソリや毛抜きではなく電気シェーバーを使いましょう。カミソリや毛抜きは肌や毛穴を痛めてしまい、ニキビが発生・悪化する原因となります。
 
ただし、電気シェーバーは常に清潔に保ち、肌に強く当てないようにご注意ください。ヒゲや産毛が濃い場合は、電気シェーバーを使ってもニキビができやすくなってしまう可能性があります。
 
また、ヒゲや産毛を永久脱毛すれば、ニキビ予防の効果を期待できるほか、すっきりした美肌もキープしやすくなります。フェミークリニックでは医療脱毛の施術も可能ですので、口周りのニキビ対策だけでなく、ヒゲや顔の産毛脱毛についてもご相談ください。

口周りのニキビを治す!フェミークリニックのニキビ治療とは?

口周りのニキビを治す!フェミークリニックのニキビ治療とは?

口周りのニキビは、複数の原因が複雑に絡み合い、セルフケアでの改善が難しい場合も多いです。繰り返すニキビをそのままにしておくと、色素沈着やクレーターなどのニキビ跡が残ってしまう可能性も。対策をしても治らないニキビでお悩みの方は、美容皮膚科フェミークリニックまでご相談ください。

フェミークリニックはニキビ症例数21万件以上の実績があるため、口周りのニキビも効果的な改善が期待できます。フェミークリニックの主なニキビ治療メニューをご紹介します。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリング

酸性の薬剤で肌の古い角質を除去し、毛穴に詰まった皮脂や汚れを取り除くピーリング治療です。肌のターンオーバーを整え、ニキビの再発や悪化を防ぎます。痛みやダウンタイムが少なく、シミやくすみの改善効果も期待できます。

光線治療

光線治療(クロモライト、クリアタッチ)

ニキビの原因菌であるアクネ菌を殺菌する光を照射し、ニキビの炎症を鎮める治療法です。皮脂腺を破壊することで皮脂の分泌を抑え、ニキビの再発も予防。コラーゲン生成を活性化し、肌のハリつや感をアップする効果も期待できます。

イソトレチノイン(アキュテイン)

ロアキュテイン

米国のFDA(食品医薬品局)の認可を受けた『飲むニキビ治療薬』です。高い殺菌効果と皮脂分泌を抑制する効果があり、重度のニキビも効果的な改善が期待できます。ケミカルピーリングや光線治療との併用で、より効果的なニキビ改善も可能です。

内服薬・外用薬・コスメ

内服薬・外用薬・コスメ

ニキビ改善効果の高い医療用の内服薬や外用薬を処方できます。また、フェミークリニックがおすすめするコスメのご用意もございますので、肌荒れや敏感肌でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

【まとめ】口周りニキビでお悩みの方はフェミークリニックへご相談を

【まとめ】口周りニキビでお悩みの方はフェミークリニックへご相談を

今回は、口周りニキビの原因と対策について解説しました。
 
口周りは乾燥や摩擦、ホルモンバランスの乱れ、ストレス、胃腸の調子、スキンケアやメイクの影響を受けやすいため、ニキビができやすい部位となります。そのため、保湿や生活習慣の改善、正しい洗顔やスキンケアを心がけ、ニキビができにくい肌質へと改善していきましょう。

ニキビ対策を行っても口周りニキビが改善しない場合は、フェミークリニックまでご相談ください。フェミークリニックは、ニキビ治療症例数21万件以上の実績があるため、再発を繰り返すニキビや重度のニキビ跡も大幅な改善が期待できます。
 
フェミークリニックではニキビでお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。

口周りニキビのよくある質問

よくある質問

口周りニキビに関するよくある質問をまとめました。

口の周りにニキビができるのはなぜですか?
口周りは皮脂腺が少なく乾燥しやすい部位だからです。
また、肌もやわらかく敏感なため、ニキビができやすい部位となります。洗顔やメイクの摩擦、ストレスや物理的な刺激などの影響も受けやすいため、口周りのニキビには注意が必要です。
口周りのニキビがひどいのですが、どうしたらよいですか?
まずは保湿や生活習慣の改善、ストレスの発散などに取り組んでみましょう。
ニキビが再発を繰り返したり、悪化してしまう場合は、フェミークリニックまでご相談ください。
口周りのニキビは胃腸と関係がありますか?
胃腸の働きとニキビには関係があります。胃腸の働きが低下すると、健康な肌を維持するために必要な栄養の吸収が阻害されるため、ニキビができやすくなります。
胃腸の調子を整え、口周りニキビを防ぐために、食べ過ぎや飲みすぎを控え、ストレスの発散に取り組んでいきましょう。
女性の口周りのニキビの原因は?
女性の場合、生理によるホルモンバランスの変化が大きな原因として考えられます。生理によってホルモンバランスが変化すると、肌が乾燥しやすくなったり、皮脂が過剰に分泌されやすくなったりするため、ニキビの原因になります。

口周りのニキビを防ぐには、ストレス発散や睡眠不足の解消などに取り組み、ホルモンバランスをできるだけ整えていくことが大切です。ストレスの発散や睡眠不足の解消などに取り組んでも口周りニキビが改善しない場合は、フェミークリニックまでご相談ください。