『色素沈着の原因は?』
『どうすれば色素沈着が治るの?』

色素沈着は、肌の内側にメラニン色素が残り、肌色が茶褐色に変色して見える症状です。肌をくすませ、光の反射も抑えられてしまうため、年齢よりも老けた印象に見えてしまう場合があります。そのため、色素沈着の原因や対策を知り、若々しい美肌を長くキープしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、2003年の開業以来、シミ治療症例数15万件以上の美容皮膚科フェミークリニックが、色素沈着の原因や予防法を解説します。

この記事を読めば、色素沈着を効果的に改善する最新の美肌治療もわかります。

フェミークリニック(東京・大阪)では、色素沈着でお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。

色素沈着とは?

フェミークリニック総院長
フェミークリニック総院長 北山 英美子

色素沈着(しきそちんちゃく)とは、皮膚の内側にあるメラノサイトによって生成されたメラニン色素が過剰に蓄積し、肌色が薄暗くなる状態をいいます。メラニン色素は、紫外線から肌を守るために生成される色素ですが、紫外線を浴びすぎたり、肌が傷ついたりするとメラノサイトが刺激を受け、肌を守ろうとしてメラニン色素を過剰に生成してしまいます。

肌のターンオーバーが活発な20代までは、色素沈着が起きても徐々に体外へとメラニン色素が排出され、色褪せや黒ずみが残り続けるリスクが少ないです。若い時は肌の内側の再生力も旺盛なので、擦り傷やニキビ跡ができてもキレイに治ってしまう場合もあります。

一方、肌のターンオーバーが衰え始める20後半頃からは、ターンオーバーによって排出されるメラニン色素の量が少なくなり、過剰に生成されたメラニン色素が肌の内側に残るようになります。排出しきれなかったメラニン色素は肌色を全体的に薄暗くしたり、部分的に濃い色が残りシミになったりします。また、肌を強くこすることやぶつけること、火傷、ニキビなどによる肌への刺激も色素沈着の原因になります。さらに、生活習慣の乱れ、ストレス、ホルモンバランスの乱れなども肌のターンオーバーを低下させ、色素沈着が残るリスクが高まるため注意が必要です。

色素沈着をそのままにしておくと、排出しきれなかったメラニン色素が定着して残り、肌色を薄暗くしていきます。肌の光の反射率も低くなるため、しわやたるみ、毛穴の開きなどが目立ちやすくなり、年齢以上に老けた印象に変わっていきます。肌の内側に定着したメラニン色素は、セルフやエステでの改善は難しい場合も多いです。誤ったケアは色素沈着を悪化させる可能性もあるため、肌色を改善したい場合は早めにクリニック治療に切り替えることをおすすめします。

美容皮膚科フェミークリニックは、2003年の開業以来、シミ治療症例数15万件以上の実績があるため、なかなか治らない色素沈着も大幅な改善が期待できます。美肌の専門医が患者さまの肌質や症状を見極め、肌色を改善する最適な治療プランを無料でご提案しております。詳しくはフェミークリニック(東京・大阪)の無料カウンセリングにてご相談ください。

色素沈着の種類と原因

色素沈着の種類と原因

色素沈着には種類があり、それぞれに原因や特徴が異なります。色素沈着の主な種類は以下の6つです。

● 摩擦性黒皮症
● 炎症性色素沈着
● 老人性色素斑
● 肝斑
● 雀卵斑
● ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

それぞれを解説します。

摩擦性黒皮症

摩擦性黒皮症

1つ目の色素沈着の種類は、摩擦性黒皮症です。

摩擦性黒皮症の原因は、皮膚がこすれた際のダメージによってメラノサイトが刺激を受け、メラニン色素を過剰に生成することです。ごしごし洗顔や過度なメイク、締め付けの強い衣類、マスク、頬杖などの刺激に注意が必要となります。

洗顔やメイクの際は、肌を強く擦らないようにご注意ください。衣類やタオルなどは、肌に刺激の少ない綿などの天然素材を使った製品がおすすめです。また、摩擦の刺激をやわらげるには肌の保湿が大切となりますので、乳液やクリームなどで肌の乾燥を抑える工夫をすると良いでしょう。

摩擦によってすでにできてしまった色素沈着は、肌のターンオーバーを高める美肌治療で改善が期待できます。色素沈着をそのままにしておくと、メラニン色素が定着して治りにくくなりますので、肌色の改善をご希望の方は美容皮膚科フェミークリニックまでご相談ください。

炎症性色素沈着

2つ目の色素沈着の種類は、炎症性色素沈着です。

炎症性色素沈着の原因は、ニキビや傷、火傷、虫刺されなどによる炎症の影響でメラノサイトが刺激を受け、メラニン色素が過剰に生成されることです。炎症した部分を触ったり掻いたりすることで、色素沈着が濃くなるリスクがあるため注意が必要です。

肌に炎症が起きている場合は、できるだけ刺激を与えずに自然に治癒することが望ましいです。しかし、なかなか炎症が治まらない場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。また、炎症が引いても色素沈着が残っている場合は、肌のターンオーバーを高める治療を行うと改善が期待できます。詳しくは美容皮膚科フェミークリニックまでご相談ください。

老人性色素斑

老人性色素斑

3つ目の色素沈着の種類は、老人性色素斑です。

老人性色素斑は、一般的に「シミ」と呼ばれるもので、実はそういったシミも色素沈着の一種といえます。主な原因は紫外線の影響です。紫外線のダメージから肌を守るためにメラノサイトがメラニン色素を生成しますが、加齢とともにターンオーバーが衰えるために、部分的にメラニン色素が残りシミとして現れるようになります。

老人性色素斑を防ぐためには、紫外線対策を徹底することが大切です。また、肌のターンオーバーを高めるために、生活習慣の改善やストレスの発散を心がけましょう。

なお、輪郭のはっきりした色の濃いシミであれば、シミ取りレーザーによる治療が効果的。1回の治療で大幅な改善が期待できます。詳しくは美容皮膚科フェミークリニックの無料カウンセリングにてご相談ください。

肝斑

4つ目の色素沈着の種類は、肝斑です。

肝斑は、頬骨のあたりに左右対称に現れるもやっとしたシミで、特に女性に多く見られる色素沈着の一つです。紫外線やホルモンバランスの乱れ、肌の摩擦などが主な原因と考えられていますが、はっきりしたメカニズムが解明されていない部分もあります。

肝斑を悪化させないためには、紫外線や摩擦などの刺激から肌を守ることが大切です。また、老人性色素斑などの他のシミと併発する場合も多いため、誤ったケアで肝斑を悪化させないようにご注意ください。

肝斑を見極めることは難しいため、セルフやエステの施術は肝斑を悪化させる可能性があります。正しい治療法を選択するためには、医療機関の受診をおすすめします。美容皮膚科フェミークリニックでは、レーザートーニングやピーリング治療などを用いて、肝斑を悪化させずに改善することが可能です。

そばかす

そばかす

5つ目の色素沈着の種類は、そばかすです。

そばかすは、小さな点状のシミが目の下や頬、背中などに現れることが特徴で、雀(すずめ)の卵の模様に似ていることから雀卵斑とも呼ばれています。そばかすの原因は遺伝的要因が大きく、乳幼児から発症し、思春期に目立つようになります。また、紫外線の影響でそばかすが悪化したり、後天的にそばかすができたりする場合もあります。

そばかすの発生や悪化を防ぐためには、紫外線対策を行うことが大切です。特に色白肌の方、家族や親せきにそばかすの人がいる方は、そばかすを悪化させないように日焼け止めをしっかりと塗り、日差しを避ける工夫も合わせて行いましょう。

先天的なそばかすは、年齢とともに消えていく場合が多いですが、大人になってもそばかすが消えないこともあります。シミ取りレーザーや光(IPL)治療などで改善が期待できますので、美容皮膚科フェミークリニックの無料カウンセリングにてご相談ください。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

6つ目の色素沈着の種類は、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)です。

ADMは、肌の深い部分にある真皮層にできるアザで、頬に左右対称に現れます。一見すると肝斑にも似ているため、誤ったケアを行わないことが大切です。ADMの原因もはっきりとは解明されていませんが、紫外線や遺伝、ホルモンバランスの乱れなどが影響していると考えられます。

肌の深い部分にメラノサイトやメラニン色素が増えている状態であるため、セルフやエステでの改善はほとんど期待できません。また、ADMは自然に治癒することも難しいため、肌色の改善をご希望の場合は美容皮膚科フェミークリニックまでご相談ください。最新の美肌治療を組み合わせ、根気強く治療を継続すれば、ADMも改善が期待できます。

このように、色素沈着にはさまざまな種類があり、原因や特徴、治療法も異なります。誤ったケアで悪化する場合もあるため、色素沈着を改善したい場合は医療機関での治療をおすすめします。シミ治療症例数15万件以上の実績がある美容皮膚科フェミークリニックなら、なかなか改善しない色素沈着も肌色のトーンアップが期待できます。

次に、フェミークリニック(東京・大阪)がおすすめする美肌治療をご紹介します。

フェミークリニックのシミ治療メニュー

即効性やエイジング効果を実感!フェミークリニックのシミ治療

美容皮膚科フェミークリニックでは、色素沈着の改善に有効なシミ治療メニューをご用意しています。詳しくは無料カウンセリングにてご相談ください。

シミ取りレーザー

シミ取りレーザー

シミ取りレーザーは、強力な医療用のレーザーをメラニン色素に反応させ、熱破壊によってシミや色素沈着を改善する治療法です。色が濃く、輪郭のハッキリしたシミや色素沈着なら、1回の治療で大幅な改善が期待できます。

レーザートーニング

レーザートーニング

レーザートーニングは、低出力のレーザーを広範囲に照射することで、薄く広がるシミや色素沈着を改善する治療法です。摩擦性黒皮症や炎症後色素沈着、肝斑、そばかす、ADMなどによる色ムラやくすみの改善に効果を発揮します。低出力のレーザーであるため即効性は期待できませんが、肌に与えるダメージが少ないため、傷みやダウンタイムがほとんどありません。また、複数回の施術でコラーゲン生成が促進され、肌の弾力や潤いの回復も期待できます。

フォトSR(IPL)

フォトSR(IPL)

フォトSR(IPL)は、光エネルギー(IPL)を肌に照射し、熱エネルギーを肌の内部にまで届けることで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。肌の弾力や潤いが回復するとともに、ターンオーバーも活性化するため、さまざまな色素沈着の改善に有効な治療法です。細かい出力調整ができ、冷却機能も備えているため、傷みやダウンタイムを抑えることができます。少ない治療回数で肌質の改善効果を実感しやすいため、なかなか治りにくい色素沈着でお悩みの方は、フェミークリニック(東京・大阪)のフォトSR(IPL)をお試しください。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を使って肌表面の古い角質や汚れを剥離し、肌のターンオーバーを高める治療法です。沈着したメラニン色素の体外への排出を促進できるため、さまざまなシミや色素沈着の改善に効果を発揮します。ニキビやニキビ跡の改善も期待できる治療法なので、肌荒れでお悩みの方は美容皮膚科フェミークリニックのケミカルピーリングをぜひお試しください。

レチノールピール

レチノールピール

レチノールピールは、ビタミンAの一種であるレチノールを主成分としたピーリング治療です。加齢とともに減少するビタミンAを肌の内側にまで浸透させ、ピーリングによって肌表面の古い角質や汚れを剥離しますので、肌のターンオーバーが促進されます。シミや色素沈着を始め、ニキビ、ニキビ跡、毛穴の開きなども改善が期待できますので、若々しい美肌を長くキープしたい方におすすめの治療法となっています。

コラーゲンピール

コラーゲンピール

コラーゲンピールは、高濃度のトリクロロ酢酸(TCA)や低濃度の過酸化水素(H2O2)、コウジ酸を含む最新のピーリング治療です。強力な酸の作用を肌表面にのみ作用させるため、傷みやダウンタイムを抑えつつ、肌のターンオーバーを活性化することができます。また、メラニン生成を抑え、美白効果も期待できるため、色素沈着による色褪せやくすみ、肌色のトーンダウンでお悩みの方は、美容皮膚科フェミークリニックのコラーゲンピールをぜひお試しください。

エレクトロポレーション(アクシダーム/ケアシス)

エレクトロポレーション

エレクトロポレーションは、微弱な電流で肌に微細な穴を開け、薬剤を肌の奥にまで浸透させる治療法です。イオン導入では浸透させられなかった成分も肌の内側に届けることができるので、高い美肌改善効果が期待できます。患者さまの肌質や症状に合わせて最適な薬剤をご提案できますので、シミや色素沈着でお悩みの方は、美容皮膚科フェミークリニックの無料カウンセリングにてご相談ください。

ゼオスキンヘルス

ゼオスキンヘルス

ゼオスキンヘルスは、アメリカの皮膚科医ドクター・オバジによって開発されたスキンケアプログラムです。医療用のトレチノイン(レチノール酸)や市販品よりも強力なトラネキサム酸を配合しているアイテムもあるため、シミや色素沈着をご自宅でケアすることができます。医師が最適なアイテムの組み合わせをご提案するクリニック専売のプログラムとなっておりますので、詳しくは美容皮膚科フェミークリニックの無料カウンセリングにてご相談ください。

色素沈着のよくある質問

色素沈着のよくある質問

色素沈着に関するよくある質問をまとめました。

色素沈着の原因は何ですか?
紫外線や摩擦などによる肌への刺激によってメラニン色素が過剰に生成されたことが原因です。また、加齢とともに肌のターンオーバーが衰え、体外へのメラニン色素の排出が遅れてしまうことも、色素沈着の原因として考えられます。
色素沈着は自然に消えますか?
色素沈着が軽度であれば、肌のターンオーバーによって自然に薄くなることがあります。しかし、肌のターンオーバーは加齢とともに年々衰えていくため、そのまま残り続けてしまうことも多いです。

誤ったケアをすると悪化する場合もあるため、色素沈着をキレイに治したい方は美容皮膚科フェミークリニックまでご相談ください。

色素沈着を予防するためにはどうすれば良いですか?
紫外線対策を徹底し、肌への摩擦や刺激を抑えることが大切です。また、肌の乾燥や生活習慣の乱れ、ストレスなども色素沈着の原因になるため、保湿や生活習慣の改善、ストレス発散に取り組んでいきましょう。
色素沈着が改善しない場合はどうすれば良いですか?
最新の美肌治療を組み合わせれば、色素沈着を改善し、若々しい美肌を目指すことができます。色素沈着は時間が経過するとメラニン色素が定着し、肌色の改善が難しくなる可能性があるため、肌色でお悩みの場合はお早めに美容皮膚科フェミークリニックまでご相談ください。

【まとめ】色素沈着でお悩みならフェミークリニックへご相談を

【まとめ】色素沈着でお悩みならフェミークリニックへご相談を

今回は、色素沈着の種類や原因、治療法について解説しました。

色素沈着にはさまざまな種類があり、誤ったケアをすると悪化する可能性があります。紫外線対策や摩擦レスなスキンケアを心がけつつ、生活習慣の改善やストレス発散などで肌のターンオーバーを高めていきましょう。

色素沈着がなかなか改善しない場合は、早めにクリニック治療に切り替えることもおすすめです。時間が経過するとメラニン色素が定着して肌色の改善が難しくなる場合もあるため、色素沈着でお悩みの方はお早めに美容皮膚科フェミークリニックまでご相談ください。

フェミークリニック(東京・大阪)では、シミや色素沈着でお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。シミ治療症例数15万件以上の実績から、あなたに最適な治療プランを無料でご提案いたします。どうぞお気軽にご来院ください。