コンシーラーでも消えないシミ悩みは、美容皮膚科で治療して根本から解決！

いつの間にかお肌に現れている「シミ」や「くすみ」。老け顔のサインともなるそれらの肌トラブルを隠す強い味方が「コンシーラー」ですが、いくら塗っても隠しきれなかったり、せっかく時間と手間をかけて完璧なメイクを施しても夕方になるとよれたり取れたりして、いつの間にか再び目立ってしまっているといったお悩みはありませんか？

そんなコンシーラーではどうにもならないシミ悩みは、いっそ美容皮膚科で根本から解決してしまうのもひとつです。

このページでは、カバーが必要なシミの種類の解説と、治療方法についてご紹介を行います。シミのない若々しいお肌を保つひとつの手段として、参考にしてみてください。

コンシーラーで消しきれないシミ症状と治療方法

ひとくちにコンシーラーで消えないシミと言っても、様々な理由から隠しにくい状態になっています。

それぞれの症状から予想されるシミの種類と、おすすめの治療について解説をしていきます。

シミの色が濃すぎてコンシーラーで消せないパターン

老人性色素斑（日光性色素斑）

30代頃からはっきりした形で現れ、濃い褐色のシミが出来ている場合、「老人性色素斑」別名「日光性色素斑」と呼ばれるシミであることが多いです。

名前の通り加齢や日光に当たると現れるシミで、シミの代表格とされる症状です。

このシミは、紫外線によって生成されたメラニン色素が蓄積することでシミとなってしまうため、経過によってだんだん濃くなることもあります。

そのため、気がついた最初の頃はベースメイクやコンシーラーで隠すことが出来ていたのに、だんだん濃くなり難しくなってくることが多いです。

脂漏性角化症（老人性イボ）

中年になると現れる、イボのように若干膨らんだシミは「脂漏性角化症」と呼ばれています。

形は老人性色素斑と似ていますが、色はより黒っぽく表面ががさがさしているのが特徴です。

色が濃く、さらに盛り上がっているため、コンシーラーで隠すのが難しい症状です。

老人性色素斑や脂漏性角化症はレーザーで除去することが可能

老人性色素斑や脂漏性角化症のようなはっきりと形が現れているシミは、レーザーによってピンポイントで除去することが可能です。

フェミークリニックのレーザー治療では、老人性色素斑はQスイッチYAG、Qスイッチルビーを用います。脂漏性角化症はCO2レーザーを用います。

照射することにより、分解された色素はターンオーバーによって徐々に表面に浮き出てやがてかさぶたや角質となって排出されます。

1回～2回の照射で効果が感じられる治療です。

シミの範囲が広く、コンシーラーで隠しきれないパターン

肝斑（かんぱん）

30代～40代の女性に発症しやすく、頬骨あたりにもやもやと左右対称にできるやや赤みを帯びた黄褐色のシミです。

老人性色素斑のようにはっきりとした形で現れないため、コンシーラーによってピンポイントで隠すことができず、治療を受けに来る患者さまが多いシミです。

また、肝斑は摩擦によって悪化するリスクがあるために、メイクを何度も塗り重ねたり、メイク落としで擦ったりしないためにも、治療をしてしまうのも選択肢のひとつです。

肝斑はレーザートーニングで薄くすることが可能

肝斑の治療では、フェミークリニックの場合は飲み薬のシナール（ビタミンC）やトランサミン（トラネキサム酸）を処方しつつ、レーザートーニングをおすすめすることが多いです。

ハイドロキノンやレチノールの併用をすることもあります。

レーザートーニングとは、シミ取りレーザーのように強いレーザーをピンポイントにあてるのではなく、低出力のレーザーをお肌の広い範囲に当てる治療です。

広範囲のメラニン色素の分解を促進することで、色ムラを改善することができます。

肝斑は摩擦や肌への刺激によって悪化する懸念がありますが、レーザートーニングは肌への刺激の少ない安全な治療です。

そばかす

頬や目の下、鼻根のあたりに左右対称に現れている斑点状のシミです。

子供のころから発症していることが多く、思春期に差し掛かったあたりからより目立つようになります。

大人になるにつれ薄くなる場合もありますが、変わらず残っているケースもあります。

老人性色素斑に比べて薄い色であるためにベースメイクで隠す事が可能ですが、メイク崩れによってまた現れるのが煩わしいと治療をしてしまう患者さまもいいらっしゃいます。

そばかすの代表的な治療はフォトSR＋シミ取りレーザー

そばかすはひとつひとつレーザーを当てるのは現実的ではないため、まずは肌内部の広範囲に働きかける光治療「フォトSR」をおすすめします。

フォトSRは、光エネルギー（SR）を照射する治療で、真皮層に熱が加わることでターンオーバーを活性化させ、メラニンの排出を促します。

フォトSRで全体的にそばかすを薄くして、残った気になる箇所にピンポイントでレーザーを当て、さらにメラニンを分解します。

色調によってうまく隠すことができないパターン

ADM（後天性真皮メラノサイトーシス）

ADMは、頬や頬骨のあたりに左右対称にまとまってできる小さな斑点状のシミで、色味が青やグレー掛かってみえるのが特徴です。10代後半～20代から発症する場合があります。

他のシミに比べて深い場所、真皮層にメラニンの色素沈着がみられることから、「あざ」の一種として分類することもできます。

他のシミとは異なり、色調が青やグレー掛かっていることで、同じベージュ系のコンシーラーやベースメイクではかえって浮いてしまったり、厚塗りが必要になってメイク崩れが気になってしまったりというお悩みがある症状です。

ADMの治療はシミ取りレーザーが有効

ADMは肌の深い箇所に色素が沈着しているため、シミ取りレーザーでないと効果が見込めません。

また、同じ理由から、老人性色素斑に比べてレーザーの照射を複数回行う必要があります。

あなたのシミに最適な治療は？セルフチェック診断

コンシーラーで消えにくいシミに悩んでいても、「どんな治療が合っているのかわからない」「いきなりクリニックに行くのではなく、ある程度治療方法を事前に知っておきたい」という方もいらっしゃると思います。

そこでフェミークリニックでは、シミの場所とシミの種類から、最適な治療方法をご提案するセルフチェックページをご用意しました。ぜひ治療を始める参考にしてみてください。

動画で解説！シミや肝斑の改善方法

フェミークリニックの公式YouTubeチャンネルでは、シミや肝斑の予防方法や改善について、動画で解説しています。

シミと肝斑の違いや治療方法を、症例を交えてわかりやすく提示していますので、こちらもぜひ参考にしてください。

フェミークリニックのシミ治療

このページでは、主にコンシーラーで隠すのが難しいシミとその代表的な治療方法について解説してきましたが、シミやくすみなどの肌トラブル症状は多岐にわたります。

フェミークリニックでは、そんなお一人お一人異なるシミ悩みについて、しっかり診断して見極めた上で、最適な治療メニューや、普段からのシミの予防方法についてもご提案します。

シミ治療のページも合わせてご覧いただき、ぜひ一度無料カウンセリングにお越しください。

シミ治療についてよくあるご質問

シミ治療についてよくある質問をまとめました。