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美容皮膚科フェミークリニックTOP医師監修美肌ケアアドバイスニキビ治療コラムできてしまったニキビを早く治すには?悪化するNG行動も【美容皮膚科医監修】
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できてしまったニキビを早く治すには?悪化するNG行動も【美容皮膚科医監修】

「今週末は大事な予定があるのに!」そんな時に限って突然できてしまうニキビ。特に炎症を伴うニキビは痛いし目立つし、なるべく早く治したいですよね。

このページでは、そんな突発的にできてしまったニキビをなるべく早く完治させるための方法と、逆に悪化させて長引かせてしまいがちな、よくあるNG行為について解説していきます。

目次
1
ニキビの種類について
白ニキビ
黒ニキビ
赤ニキビ
黃ニキビ(化膿ニキビ)
2
一刻も早く治したい!ニキビができたらやるべきこと
3
①一般皮膚科に行って処方薬を出してもらう
炎症前のニキビの代表的な処置
炎症ニキビの処置
一般皮膚科で治らないしつこいニキビは美容皮膚科へ
ケミカルピーリング
光線治療(クロモライト、クリアタッチ)
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)
4
②病院が難しい場合は市販薬を購入する
5
③スキンケアやNG行為を見直す
保湿ケアを見直す
ニキビをいじらない、潰さない
洗顔を「しすぎない」
規則正しい生活習慣を心がける
6
動画でも解説!重度ニキビの最短の治し方
7
ニキビを早く治したい患者さまからのよくあるご質問

ニキビの種類について

白ニキビ

白ニキビ

毛穴に毛穴内に溜まった皮脂や角質などの老廃物がプツっと小さく白い塊としてみえる状態です。

この段階では、まだ炎症が起きていないため、痛みや熱感を感じることはありません。

黒ニキビ

黒ニキビ

白ニキビのてっぺん部分が酸化している状態です。シミやほくろのように黒っぽく見えます。

白ニキビ同様に炎症は起きていないため、痛みはほとんどありません。

赤ニキビ

赤ニキビ

古い皮脂や角質がうまく排出されずに塞がってしまった毛穴の中で、毛穴内のアクネ菌が増殖し、炎症を起こした状態です。

痛みが伴うことがあり、目立つこともあって気になって触ってしまったり、メイクの際に隠そうとしてコンシーラーなどを分厚く塗ってしまいがちなのがこの赤ニキビです。

放置するとニキビ跡となってなかなか治らなくなってしまうケースもあるので、早期治療が大切です。

黃ニキビ(化膿ニキビ)

黃ニキビ(化膿ニキビ)

赤ニキビからさらに症状が進み、肌の奥(真皮層)まで炎症が進んでしまったニキビの最終段階です。

炎症によって広げられた毛穴の隙間に黄色い膿(うみ)が溜まって腫れ、痛みを伴います。

化膿したニキビは、クレーター状のニキビ跡になる可能性もあるので、赤ニキビ同様、早めに炎症を抑えることが重要です。

一刻も早く治したい!ニキビができたらやるべきこと

ニキビを早く治すためにできることは大きく①皮膚科に行く②市販薬を使用する③普段のスキンケアを見直すの3パターンが考えられます。

それぞれのやるべきことを解説していきます。

①一般皮膚科に行って処方薬を出してもらう

一般皮膚科に行って処方薬を出してもらう

「わざわざ病院に行くのは面倒……」そう思ってしまうのも仕方がありません。

しかし残念ながら、「できてしまったニキビを一晩で治す」といった魔法のような方法はありません。ニキビを限りなく早く治すためには、やはり皮膚科で処方薬を出してもらうのが最も確実なのです。

また「ニキビで医者にかかるのは大げさじゃない?」と思われる方もいるかもしれません。

実はニキビは「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」というれっきとした皮膚の疾患です。多くの人が悩んできた症状だからこそ、薬も治療法もたくさんあります。

炎症前のニキビの代表的な処置

一般皮膚科では、炎症に進む前の「白ニキビ」「黒ニキビ」ができている場合は、角質が詰まるのを防ぐ塗り薬で、ニキビの元のなる角栓が出来ないようにする治療を行います。

「ディフェリンゲル(一般名アダパレン)」などが処方されます。

炎症ニキビの処置

炎症を伴う赤ニキビや、炎症がさらに進んで膿が出ている黄ニキビの治療は、抗炎症作用のある塗り薬で炎症を沈静化します。

重度の炎症ニキビ場合は飲み薬の抗生物質を処方して、早期に炎症を抑える治療を行うこともあります。

抗生物質の飲み薬は病院でしか処方してもらえないので、特に重症なニキビのお悩みの方はぜひ皮膚科にかかることをおすすめします。

一般皮膚科で治らないしつこいニキビは美容皮膚科へ

一般皮膚科と美容皮膚科のニキビ治療の違いは、「今できているニキビを治す」か「ニキビを治してより美しい肌を目指す」かの違いです。

一般皮膚科にかかってもニキビがよくならない、または一般皮膚科でニキビが一時的に治っても、またすぐにニキビができてしまうような方は、美容皮膚科で肌質改善に取り組んでみるのもひとつです。

ただ一般皮膚科は保険によって3割負担(75歳以上は1割)で済みますが、美容皮膚科は全額負担となるので、あらかじめホームページなどで治療にかかる金額を確認しておくことをおすすめします。

美容皮膚科フェミークリニックでできるニキビ治療をご紹介します。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリング

お悩み:白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黃ニキビ(化膿ニキビ)

酸の力でお肌の余分なざらつきや皮脂、汚れを除去します。

ターンオーバーとお肌の土台を整え、ニキビができにくい肌質へと改善することが可能です。

施術時間

60分~

痛み

少しヒリヒリ

ダウンタイム

ほぼなし

光線治療(クロモライト、クリアタッチ)

光線治療(クロモライト、クリアタッチ)

お悩み:赤ニキビ・黃ニキビ(化膿ニキビ)

パルスライトと呼ばれる光を使った光線治療で、アクネ菌の殺菌に高い効果を発揮します。ニキビの炎症を抑え、皮脂の過剰分泌の抑制効果があります。重度の炎症ニキビに高い効果があります。

施術時間

60分~

痛み

パチパチとした痛み

ダウンタイム

ほぼなし

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)

お悩み:赤ニキビ・黃ニキビ(化膿ニキビ)

高い殺菌・抗炎症作用が期待できる内服薬です。手軽に続けられる内服薬でありながら、重度の炎症ニキビにも効果を発揮します。

処方には医師の診察が必須となります。

ニキビを早く治したくてお困りの方は是非一度美容皮膚科フェミークリニックの無料カウンセリングにご相談ください。

②病院が難しい場合は市販薬を購入する

すぐに病院に向かうのが難しい場合は、薬局に行けるのであれば、市販薬に頼るのもひとつです。

病院で処方される薬に比べて配合できる成分や有効成分の含有量が少なくなってしまいますが、軽度のニキビであれば市販薬でも効果が得られる可能性はあります。

その際、きちんと効果を得るためにはニキビの症状に適した成分が配合された薬を選ぶ必要があります。なるべく薬剤師さんが在中しているドラッグストアで相談しながら購入する薬を決めましょう。

炎症前のニキビ(白ニキビ・黒ニキビ)

アクネ菌の増殖を抑える殺菌成分

・イソプロピルメチルフェノール

・レゾルシン 角質を柔らかくする成分

・イオウ

・サリチル酸 など

炎症が起きているニキビ(赤ニキビ・黄ニキビ)

炎症を抑える抗炎症成分

・イブプロフェンピコノール

・グリチルリチン酸二カリウム

・グリチルレチン酸 など

③スキンケアやNG行為を見直す

スキンケアやNG行為を見直す

即効性があるわけではありませんが、これ以上ニキビが悪化したり増えたりするのを防ぐために、おうちでできることをご紹介します。

保湿ケアを見直す

ニキビのケアには肌の水分バランスがとても大切です。

もしあなたのニキビ悩みが「白ニキビばかりができてしまう」症状だとしたら、お肌の乾燥が原因かもしれません。

特に「大人ニキビ」の場合、お肌の乾燥によって角質が固くなり、フタをされたようになって毛穴が詰まって白ニキビができやすくなってしまうのです。

保湿重視のスキンケアに切り替えて様子をみてみるのも一つです。

一方、「赤ニキビ」や「黃ニキビ」といった炎症ニキビが気になる場合、逆に保湿のしすぎが原因かもしれません。

クリームなどの油分を餌にアクネ菌が増殖して炎症へと発展している可能性があります。

現状保湿重視のスキンケアだとしたら一度さっぱり系の化粧水などを試してみてください。

ニキビをいじらない、潰さない

角栓や膿が溜まっているのをみると、つい気になって触ってしまったり、場合によっては潰して膿を取り出したくなってしまうと思います。

しかし、私たちの素手にたくさんの菌がついています。その手で肌バリアが失われた状態であるニキビに触ってしまうと、そこから菌が入り込み、炎症がさらに悪化してしまうので、絶対にさわらないようにしましょう。

また潰してしまった場合、大きな傷となってニキビ跡が残ってしまう可能性が高まります。

病院の治療方法には「面ぽう圧出」といって、毛穴に詰まった皮脂や膿を取り除く方法もありますが、それは病院の清潔な専用器具や医療技術者が行い、消毒などの処置もしっかりしているために効果のある治療法です。

ご自身で行うのは絶対にやめましょう。

洗顔を「しすぎない」

ニキビはアクネ菌の繁殖によって起きます。そのためニキビができるとしっかり顔を洗わなきゃ!と何度も洗ってしまいたくなりますが、これは誤りです。

清潔に保つことはもちろん重要なのですが、過度な洗顔はお肌の乾燥につながります。

洗顔のしすぎで水分・油分を持っていかれすぎないよう、朝・晩2回の正しい洗顔を心がけましょう。

洗顔のポイントは以下の通り。

① 夜はクレンジングでメイクを丁寧に落とす

② 洗う水は熱いお湯は水分を奪うため、常温かぬるま湯で

③ 洗顔料はネットなどを使ってしっかり泡立てて優しく洗う

④ すすぎ残しは雑菌の元になるのでしっかりすすぐ

⑤ 洗い終わったあとは清潔なタオルで抑えるようにやさしく拭う

⑥ 洗顔後の保湿は素早く行う

規則正しい生活習慣を心がける

ニキビを早く治すには、お肌のターンオーバー(新陳代謝)が正常に行われているかが鍵です。

生活習慣が乱れたり、ストレスが溜まっているとターンオーバーのサイクルが乱れてしまうため、十分な睡眠時間をとる、食事は栄養バランスに配慮する、ストレス発散を心がける、といったなるべく規則正しい生活を送って肌の調子を整えましょう。

動画でも解説!重度ニキビの最短の治し方

ニキビを早く治したい患者さまからのよくあるご質問

ニキビを早く治したい患者さまからのよくあるご質問

最後にもう一度、よくある質問を交えてQ&A形式で簡単にまとめます。

ニキビは最短何日で治りますか?

ニキビの程度によりますが、一日二日で治すのは難しいです。

炎症前の白ニキビであれば、数日で収まることもありますが、炎症まで進行してしまった赤ニキビや黃ニキビについては、数週間はかかると見ておきましょう。

病院に行って抗炎症作用のある処方薬や、抗生物質を出してもらい使用することで、早めに炎症を抑えることができます。

ニキビの処方薬を塗ればすぐに治りますか?

炎症を起こしている赤ニキビや黄色ニキビは、抗炎症作用のある処方薬や抗生物質を飲めば、自然治癒を待つよりは早く収まります。

ただ体質や相性によって効果が異なるため、一概には言えません。

しかしすぐに効果がないからといって処方された期間・分量の薬を使い終わる前に辞めてしまうと効果が得られないので根気よく使い続けてみましょう。

説明にない副作用が出たり、処方された期間使い続けても変化がなかったりした場合は医師に相談しましょう。

ニキビは潰したほうが治り早いですか?

病院のニキビ治療で「面ぽう圧出」という方法があります。

これは毛穴に詰まった皮脂や膿を細菌と共に押し出してニキビの治癒を早める効果的な治療です。

しかし病院ならではの清潔な条件で、非常に細い針で穴を開けて傷を最低限に押さえて行う専門的な技術が必要な治療方法です。

素手や市販の器具を使って行うと菌が入ってしまったり傷を広げてしまったりと、ニキビを逆に悪化させる可能性がありますので、セルフで行うのはやめておきましょう。

フェミークリニック総院長 北山 英美子 (東邦大学医学部卒業 undefined所属)

このページの監修医師

フェミークリニック総院長北山 英美子

東邦大学医学部を卒業後、東邦大学形成外科に入局。経験を積んだのち、渋谷フェミークリニックを開院。2006年よりフェミークリニック全7院の総院長を務める。

  • 最終学歴
  • 東邦大学医学部
  • 所属学会
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各院のご紹介

Introduction

フェミークリニックは、東京4院、大阪3院ございます。

各院ごとの特徴や治療内容など、患者さまへしっかりとお伝えするために各院ごとに専門サイトをご用意しております。

治療メニューの詳細や料金は、各院サイトをご覧ください。

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