「胸元にニキビができて目立ってしまう」
「赤いブツブツが残ると洋服や水着を楽しめない」
デコルテにニキビができてしまうと、他人の視線が気になってしまい、おしゃれも楽しめなくなってしまいます。雑誌やSNSでデコルテの美しいモデルさんを見るたびに、なんだか落ち込んでしまいますよね。
デコルテは隠すこともできますが、ニキビが悪化するとニキビ跡が残ってしまったり、クレーターや色素沈着が起きてしまったりして、元の素肌に戻れなくなってしまう場合もあります。そんなことは絶対に避けたいですよね。
そこで今回は、デコルテニキビの原因と治し方をわかりやすく解説します。
この記事を読めば、デコルテニキビをキレイに治す方法がわかり、胸元の開いた洋服や水着が着られるようになります。
目次
デコルテニキビの原因とは?
デコルテニキビにはさまざまな原因があります。原因をしっかりと把握したうえで、適切な対策を取っていきましょう。
デコルテニキビの主な原因は以下の5つです。
• 皮脂や洗い残しの汚れ
• ホルモンバランスの乱れ
• 食生活の乱れ
• 服やアクセサリーの刺激
• マラセチア毛包炎の場合も
それぞれを解説します。
皮脂や洗い残しの汚れ
ニキビは毛穴から排出される皮脂が詰まることによって発生します。デコルテは皮脂腺が発達しているため、皮脂の分泌量が多くなりがち。
入浴の際には、皮脂をしっかりと洗い流したうえで、しっかりと保湿をしていきましょう。
乾燥は肌の大敵、ニキビのきっかけになります。肌が乾燥するとターンオーバー機能が低下して、古い角質が毛穴に詰まりやすくなります。また、肌の乾燥を防ぐために、皮脂の分泌も多くなります。肌が乾燥すると皮脂が詰まりやすくなるため、ニキビを発生させたり、悪化させたりします。
シャンプーやリンス、石鹸、ボディソープの洗い残しもデコルテニキビのきっかけに。泡や石鹸かすが残ると毛穴に詰まったり、それを栄養分にしてアクネ菌が増殖したりします。
しっかりとすすぎ洗いをおこなって、泡や石鹸かすが身体に残らないようにしましょう。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れは、ニキビを発生させたり悪化させたりするきっかけとなります。
疲れや寝不足、運動不足などが原因で女性ホルモンよりも男性ホルモンが優位になると、皮脂の分泌量が多くなり、ニキビができやすくなります。
特に女性の場合は、生理や妊娠をきっかけにホルモンバランスが乱れがちになります。
余計なストレスや疲れを溜め込まないように、日ごろから気分転換やリラックスを心がけましょう。夜はぬるめのお湯にゆったりと浸かり、6~7時間は睡眠時間を確保しましょう。
夜22時~朝2時にかけては成長ホルモンが活発に分泌されます。そのため、できるだけ早寝を心がけましょう。寝る前にスマホやテレビを見ると、脳が刺激されて熟睡しにくくなります。寝る前は本を読んだり、ゆったりした音楽を聞いたりして、心と身体を落ち着かせると良いでしょう。
食生活の乱れ
外食やインスタント食品、お菓子、ジュースなどが多くなると、タンパク質やビタミン、ミネラルなどが不足し、体調を悪化させニキビもできやすい身体になってしまいます。
ファストフードや加工食品、甘いもの、刺激物はなるべく控え、野菜や果物、海藻類などの繊維質が多く、ビタミンやミネラルが豊富な食べ物を積極的に食べるようにしていきましょう。
また、大豆、鶏むね肉、ササミ、白身魚などの良質なたんぱく質もしっかり摂るようにしましょう。
1日3食バランスの良い食事を取り、よく噛んで胃腸に負担を与えないことも、ニキビの発生を抑えるためには大切です。
服やアクセサリーの刺激
デコルテは服やアクセサリーとの接触が多い部分であるため、その素材や摩擦の刺激によってニキビが発生しやすい部位です。
洋服や下着は肌触りのなめらかな天然素材のものに変えてみると、ニキビの発生を抑えたり、悪化することを防いだりすることができます。
また、アクセサリーもデコルテニキビの原因になりえますので、揺れや摩擦の少ないものに変えてみたり、樹脂やチタンなどのアレルギーを起こしにくい素材のものを試してみると良いでしょう。
マラセチア毛包炎の場合も
マラセチアというカビの一種によって毛包円が引き起こされ、デコルテ周辺に赤いブツブツができてしまう場合があります。
ニキビの炎症に似ているのですが、ニキビのアクネ菌とは異なるマラセチア菌が原因。マラセチア毛包炎は、自然治癒が難しくニキビ治療薬は効きにくいため、クリニックでの適切な治療を行うことが望ましいです。
マラセチア毛包炎は、クリニックで治療すれば改善できますので、赤いブツブツが多く出ている場合は早めにクリニックへ相談しに行きましょう。
デコルテニキビを予防するには?
デコルテニキビを予防するためには、まずは日ごろのスキンケアで保湿をしっかりと行いましょう。お風呂上りや外出中に肌は乾燥しがち。保湿効果のある化粧水などを利用して、肌が乾燥しないように心がけましょう。
肌が乾燥すると、表面に古い角質が残りやすくなり、毛穴を詰まらせる原因になります。また、肌の乾燥を防ごうと、皮脂が余計に分泌されるため、ニキビができやすくなります。
寝不足を解消したり、ストレスの発散も大切です。バランスの良い食生活を心がけ、ニキビができにくい身体づくりもしていきましょう。
【ストレスニキビとは?】特徴や原因、キレイに治す治療法を解説
デコルテニキビの注意点
デコルテニキビができてしまった場合、ニキビ跡を残さずに、キレイに治すことが大切です。そのためには、以下の点に注意していきましょう。
• ニキビは潰さない、触らない
• 紫外線対策をしっかりと行う
ニキビは潰さない、触らない
デコルテニキビは、鏡を見るたびに気になってしまうもの。また、痛みやかゆみを伴う場合もあるので、早く治したいと考えるあまり、ニキビを潰したり、ニキビを触ったりしがち。
しかし、ニキビは潰さないこと、触らないことが大切です。
なぜなら、ニキビを傷つけてしまうと、ニキビ跡が残ってしまったり、クレーターや色素沈着を起こして、キレイな肌に戻らなくなってしまうからです。
ニキビが悪化してしまうと、セルフケアでは改善が難しくなってしまいます。ニキビは潰さない、触らないをぜひ徹底していきましょう。
ニキビを潰した後はどうするべき?悪化やニキビ跡化を防ぐための対処法
紫外線対策をしっかりと行う
胸元の開いた洋服や水着を着ると、デコルテに紫外線が当たりがちに。紫外線が当たると、肌が乾燥しやすくなったり、日焼けで炎症を起こしたりしやすくなります。
乾燥や日焼けは、ニキビを発生・悪化させる原因にもなります。顔や手足と同様にデコルテもしっかりと紫外線対策を行いましょう。
できてしまったニキビを早く治すには?悪化するNG行動も【美容皮膚科医監修】
デコルテニキビが治らない場合は、早めにクリニックへご相談を
デコルテニキビが治らない場合は、早めにクリニックへ相談しに行きましょう。
ニキビは初期段階の白ニキビ、角栓が酸化した黒ニキビ、炎症を起こした赤ニキビ、化膿した黄ニキビと悪化していきます。
白ニキビや黒ニキビの段階で早めに適切な対処を行えば、ニキビをキレイに治すことは可能です。しかし、赤ニキビ、黄ニキビとなってしまうと、もはやセルフケアで改善が難しくなります。ニキビが悪化すると、ニキビ跡やクレーター、色素沈着が残ってしまいがち。
ニキビをキレイに治したいとお考えの場合は、早めにクリニックへご相談ください。
美容皮膚科フェミークリニックでは、ニキビ治療の症例が豊富にあり、さまざまなニキビ治療のメニューをご用意しています。初期のニキビ治療はもちろん、赤ニキビや黄ニキビのように悪化してしまったニキビ治療にも対応できます。
ニキビ治療は再発を防止する根本治療が大切。フェミークリニックなら、デコルテニキビの根本原因を突き止め、ニキビを再発させない治療を行います。胸元が開いた服や水着を思いっきり楽しみたいとお考えの方は、フェミークリニックの無料カウンセリングにぜひご相談ください。
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フェミークリニックのデコルテニキビ治療
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、お肌の再生サイクル「ターンオーバー」を整える治療です。正常なターンオーバーは、ニキビ、ニキビ跡、毛穴トラブル、シミなど様々な肌トラブルの予防につながります。
光線治療
炎症ニキビは長引くとニキビ跡となってしまうため、早期改善が必要です。美容皮膚科 フェミークリニックでは、赤ニキビの治療に強力な殺菌作用のある光線治療を主に使用しております。また、光線治療はニキビだけでなく、シミや毛穴といったお悩みにも効果を発揮します。
フォトSR(AC)
フォトSR(AC)は「赤みのあるニキビ跡」を改善する光治療です。
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)は、医師の処方が必要となる、重度のニキビに対し効果的な内服薬です。高い殺菌、抗菌作用があり、皮脂の分泌を抑え、お肌のコンディションを整えてニキビの悪化、再発の予防効果に期待できます。