ピーリングの効果とは？若々しい美肌を目指そう！治療の種類や注意点も解説

『ピーリングにはどんな効果があるの？』

『ピーリングはやりすぎてはいけないの？』

ピーリングは、肌表面の古い角質を剥離し、毛穴に詰まった汚れを除去できる治療法です。肌のターンオーバーの正常化や弾力の回復、肌色のトーンアップなどを期待することができます。しかし、ピーリングには注意点も多く、誤ったピーリングにはリスクも伴います。ピーリングにはどんな効果があり、どんなことに気を付ければ良いのでしょうか？

そこで今回は、2003年の開業以来、ニキビ治療症例数21万件以上の美容皮膚科フェミークリニックが、ピーリングの効果や種類、注意点について解説します。

この記事を読めば、本来の美肌を取り戻す最新のピーリング治療もわかります。

美容皮膚科フェミークリニックでは、肌のお悩みをお持ちの方のために無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。

ピーリングの効果とは？

ピーリングには、さまざまな美肌効果が期待できます。しかし、高濃度の薬剤を使って肌の表面を剥離することは医療行為にあたります。そのため、高い安全性と美肌効果を期待するならば、医療機関でのピーリング治療をおすすめします。

医療機関が行うピーリング治療なら、主に以下の5つの効果が期待できます。

● ニキビの改善
● ニキビ跡の改善
● シミ・そばかすの改善
● しわ・たるみの改善
● 毛穴の詰まり、黒ずみの改善

それぞれを解説します。

ニキビの改善

1つ目のピーリング効果は、ニキビの改善です。

ピーリングによって皮膚の古い角質を取り除くことができれば、肌の乾燥や毛穴の詰まりを防ぐことができます。古い角質と肌の乾燥によって過剰に分泌された皮脂は、毛穴を詰まらせる原因になります。ニキビの原因である毛穴の詰まりがピーリングによって解消できますので、ニキビの発生や悪化を抑えることが期待できます。

ただし、かぶれなどお肌に特異な疾患が見受けられる場合には、ピーリングは行わず、そちらの治療を優先した方が良い時もあります。場合によってはピーリングによってそうした疾患が悪化してしまう場合もありますので、ピーリングは肌の状態を正しく診断できる医療機関で行うことをおすすめします。

美容皮膚科フェミークリニックは、ニキビ治療症例数40万件以上の実績があるため、患者さまの肌質や目指したいゴールにあわせて最適な治療プランをご提案することができます。なかなか治らないニキビでお悩みの方は、フェミークリニック（東京・大阪）の無料カウンセリングをご利用ください。

ニキビ跡の改善

2つ目のピーリング効果は、ニキビ跡の改善です。

ニキビの腫れや痛みが引いた場合でも、患部に赤みや色素沈着が残ってしまう場合があります。ピーリング治療は、ニキビ跡の赤みや色素沈着の改善に効果を発揮できます。

ニキビ跡の赤みや色素沈着は、肌の内側に炎症やメラニン色素が残ってしまうことが原因です。ピーリング治療は薬剤を肌に浸透させることで、赤みを抑えることができます。また、ピーリングによって肌表面が剥離され、ターンオーバーが活性化することで色素沈着の原因であるメラニン色素の体外への排出を促すことができます。

ただし、赤みや色素沈着の状態によっては、ピーリングによってニキビ跡が悪化する可能性があります。また、凸凹したクレーター状のニキビ跡には、別の治療法が適している場合もあります。そのため、ニキビ跡を改善したい場合は、セルフやエステでのピーリングではなく、医療機関でピーリング治療を行うことがおすすめです。

シミ・そばかすの改善

3つ目のピーリング効果は、シミ・そばかすの改善です。

ピーリングによって肌表面の古い角質が剥離され、ターンオーバーが促進されます。これにより、肌の内側に蓄積したメラニン色素が体外に排出されやすくなるため、シミやそばかすの改善が期待できます。医療機関が使う薬剤は、有効成分の濃度が高く、医師や看護師が肌の反応を見ながらピーリング治療を行っていきます。そのため、高い美肌効果と安全性を両立することができます。

シミやそばかすの改善に、セルフやエステのピーリングはおすすめできません。シミのように見えても、肝斑である可能性があるからです。肝斑は刺激に弱く、誤ったケアで悪化する可能性があります。また、ピーリングのし過ぎによって肌トラブルが発生する場合もありますので、ピーリングは医療機関での施術をおすすめします。

しわ・たるみの改善

4つ目のピーリング効果は、しわ・たるみの改善です。

ピーリングによって肌表面の古い角質が取り除かれ、肌の弾力を回復することができます。また、ピーリングによって肌のターンオーバーが正常化することで、肌が新しく生まれ変わり、しわやたるみの改善が期待できます。

医療機関のピーリング治療なら、多彩な薬剤の中から理想の美肌を目指すために最適なものを選ぶことができます。例えば、肌の内側でコラーゲン生成を促すトリクロロ酢酸（TCA）や肌のターンオーバーを促進してエイジングケア効果を高めるレチノールなどが、しわ・たるみの改善におすすめです。

毛穴の詰まり、黒ずみの改善

5つ目のピーリング効果は、毛穴の詰まり、黒ずみの改善です。

肌の古い角質や過剰に分泌された皮脂は、毛穴を詰まらせる原因になります。毛穴が詰まることで肌のハリが失われたり、ぶつぶつしたイチゴ鼻になったりして、年齢以上の老けた印象を与える可能性があります。また、毛穴の詰まりはニキビやしわ、たるみの原因にもなるため、美肌をキープするためには毛穴の詰まりを解消することがとても大切です。

毛穴が詰まることで皮脂汚れが酸化し、毛穴が黒ずんで見える場合があります。また、紫外線の影響で毛穴の周りにメラニン色素が沈着し、リング状の黒ずみができてしまう場合もあります。

毛穴の詰まりや黒ずみは、医療機関のピーリング治療で効果的な改善が期待できます。毛穴の詰まりをそのままにしておくと、皮脂の排出ができず、ニキビやたるみの原因にもなるため、早めにピーリング治療を開始することをおすすめします。

美容皮膚科フェミークリニックでは、肌のお悩みをお持ちの方のために、多彩なピーリング治療メニューをご用意しています。若々しい美肌を長くキープしたい方は、フェミークリニック（東京・大阪）の無料カウンセリングにてご相談ください。

次に、ピーリング治療の種類について解説します。

ピーリング治療の種類

美容皮膚科フェミークリニックでは、多彩なピーリング治療メニューをご用意しています。主なピーリング治療には以下の5つがあります。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは、酸性の薬剤を使って肌表面の古い角質や毛穴に詰まった汚れを除去し、肌のターンオーバーを正常化させて、新しい肌への生まれ変わりを促進する治療法です。

肌のターンオーバーは、通常28日周期で繰り返され、常に新しい肌へと生まれ変わっています。しかし、加齢やストレス、生活習慣の乱れなどが原因で、ターンオーバーは徐々に乱れていきます。

肌の再生が衰えると、肌表面に古い角質が溜まりやすくなり、肌がごわついたりくすんだりしやすくなります。また、毛穴に角質や汚れが詰まりやすくなり、ニキビや毛穴の開き、黒ずみの原因になっていきます。

ケミカルピーリングは、肌トラブルの原因である古い角質や毛穴の詰まりを除去できるので、弾力のある明るい美肌へと導くことができます。美容皮膚科フェミークリニックでは、患者さまの肌質や症状にあわせて、以下の3つの薬剤の中から最適なものをご提案しております。

サリチル酸マクロゴール

角栓を溶かす作用があるサリチル酸と、酸が肌の奥にまで浸透するのを防ぐマクロゴールを組み合わせた薬剤です。マクロゴールの働きによってサリチル酸が肌表面に作用し、古い角質や汚れを効果的に除去します。また、マクロゴールによってサリチル酸の浸透を抑えるため、肌ダメージを最小限に抑えることもできます。

美容皮膚科フェミークリニックでは、サリチル酸マクロゴールによるケミカルピーリングをメインで行っております。ニキビやシミ、たるみなどの改善におすすめの薬剤です。ただし、施術直後はメイクをお控えいただきますので、当日のスケジュールにはご注意ください。

なお、サリチル酸マクロゴールは、アスピリン喘息をお持ちの方、痛み止めに対するアレルギーをお持ちの方は使用できません。その場合は、グリコール酸や乳酸による施術をご提案させていただきます。

グリコール酸

グリコール酸は、フルーツ酸の一種で水に近い性質を持っているため、肌によく浸透する薬剤です。肌のターンオーバーを高める作用があるため、肌の弾力やうるおいが回復し、ニキビやシミ、しわ、黒ずみなどを効果的に改善できます。

施術後はさっぱりした感覚となり、メイクをして帰宅していただけます。

乳酸

乳酸は肌の浅い部分に作用するため、肌表面のざらつきやくすみ、黒ずみなどを効果的に改善できる薬剤です。美白効果が期待できる嬉しい薬剤なので、シミやニキビ跡の色素沈着の改善、肌のトーンアップにもおすすめできます。

施術後はしっとりした肌感覚で、メイクをしてご帰宅いただけます。ただし、乳酸アレルギーをお持ちの場合は乳酸を使用できませんので、サリチル酸マクロゴールやグリコール酸によるケミカルピーリングをご提案させていただきます。

TCAピーリング

TCAピーリングは、ニキビ跡による凸凹を改善する治療法です。肌表面に作用する通常のピーリング治療とは異なり、肌の奥にある真皮層にまで作用し、コラーゲン生成を促進することができます。また、わざと肌を傷つけることによって、傷から回復する際の創傷治癒力を高め、肌を内側から持ち上げる力を回復させます。

トリクロロ酢酸を含む刺激の強い薬剤となりますが、麻酔クリームを塗布してから治療を行うため、施術中に痛みを感じることはほとんどありません。ニキビ跡の凸凹肌で長年お悩みの方は、美容皮膚科フェミークリニックのTCAピーリングをぜひお試しください。

レチノールピール

レチノールピールは、ビタミンAの一種であるレチノールを主成分としたピーリング治療です。レチノールによって肌のターンオーバーが正常化し、肌の再生を促すことができるので、シミや色素沈着、ニキビ、ニキビ跡などを効果的に改善できます。2017年2月には、厚生労働省がレチノールに小ジワの改善効果があると認定しており、高い安全性と美肌効果が期待できる治療法となっています。

レチノールピールに配合された「レチナール」「レチノール」「レチニール」の3つの物質は、それぞれ直後の効果、活性・持続型効果、貯蓄・遅延型効果が期待できます。また、亜鉛やヒアルロン酸も配合されているため、ピーリングによる美肌効果をさらに高めることができます。

なお、美容皮膚科フェミークリニックのレチノールピールでは、レチノール成分をナノ化しているため、皮むけや赤みなどの肌ダメージを抑えることができます。1回の治療でも効果を実感できますが、複数回の施術を行うことで、美肌効果を長く持続させることが可能です。

ミラノリピール

ミラノリピールは、TCA（トリクロロ酢酸）を核として、さらに4種類の酸（ラクトビオン酸、サリチル酸、タルトル酸、クエン酸）を配合したピーリング治療です。その他にも、保湿成分であるスクワランや皮膚の再生を助けるアルギニン、ビタミンB2などが配合されており、高い美肌効果が期待できます。

特に、グリシンやプロリン、ヒドロキシプロリン、ビタミンCによるコラーゲンブースター作用では、ニキビやニキビ跡、小じわやたるみ、毛穴の開きなどに高い改善効果を発揮します。濃度の異なる2種類のミラノリピールをご用意していますので、顔はもちろん、ボディにもお使いいただけます。

コラーゲンピール

コラーゲンピールは、TCA（トリクロロ酢酸）と低濃度過酸化水素水（H₂O₂）、コウジ酸を配合することで、肌の内側のコラーゲン生成を促進し、メラニン生成を抑えることができるピーリング治療です。低濃度過酸化水素水（H₂O₂）によってTCA（トリクロロ酢酸）による肌ダメージを抑えることができるので、治療後のダウンタイムを最小限にしています。

施術直後から肌のハリやツヤを実感でき、皮むけやかさぶたになることもほとんどありません。複数回の治療を定期的に行うことで、美肌効果を長く持続させることが可能です。

おすすめの組み合わせ治療『ベルベットスキン』とは？

ベルベットスキンとは、ダーマペンとコラーゲンピールを組み合わせた革新的な美肌治療です。ダーマペンとは、微細な針で肌に無数の穴を開け、その傷から回復する際の創傷治癒力を高めることで、肌を内側から再生する治療法です。ダーマペンの薬剤としてコラーゲンピールを組み合わせれば、ダーマペンで作られた微細な穴からコラーゲンピールが浸透し、より効果的な美肌改善が期待できます。

クレーター状のニキビ跡やほうれい線、肌のたるみ、毛穴の開きなどでお悩みの方は、美容皮膚科フェミークリニックのベルベットスキンをぜひお試しください。

ピーリングの注意点

ピーリングに関する注意点をまとめました。

● ピーリングをしすぎない
● セルフやエステのピーリングに注意する
● 保湿や紫外線対策を徹底する

それぞれを解説します。

ピーリングをしすぎない

1つ目の注意点は、ピーリングをしすぎないことです。

短期間に何度もピーリングを繰り返すことは、肌のバリア機能を著しく低下させ、乾燥や炎症、シミなどの肌トラブルを起こす可能性があります。

美容皮膚科フェミークリニックでは、ケミカルピーリングの場合、2～3週間に1回のペースで治療を行っております。患者さまの肌質や使用する薬剤によっても治療のペースは異なりますので、詳しくはフェミークリニック（東京・大阪）の無料カウンセリングにてご相談ください。

セルフやエステのピーリングに注意する

2つ目の注意点は、セルフやエステのピーリングに注意することです。

市販品やエステで使われるピーリング剤は、安全性を優先するため、医療用と比べて肌への刺戟が弱いものが多いです。しかし、ピーリングのしすぎや力の入れすぎによって肌トラブルが悪化する場合がありますのでご注意ください。

肌はとてもデリケートなため、安全で効果的なピーリングには医療に対する正しい知識が必要です。安さや手軽さのために大切な肌を傷つけてしまっては元も子もありません。ピーリングをする際は、医療機関で行うことを強くおすすめします。

保湿や紫外線対策を徹底する

3つ目の注意点は、保湿や紫外線対策を徹底することです。

ピーリングは肌を刺激する治療法であるため、治療前後は保湿や紫外線対策を徹底して行ってください。肌の乾燥や日焼けは、ピーリング時の痛みが強く出る場合があります。また、炎症や赤みが残りやすくなるため、施術前から保湿や紫外線対策をしっかりと行いましょう。

施術後は肌の表面が剥離され、一時的にバリア機能が低下している状態です。肌が乾燥しやすく、紫外線のダメージを強く受けてしまいますので、肌荒れや日焼けを防ぐためにも施術後も保湿や紫外線対策を徹底してください。

ピーリングのよくある質問

ピーリングに関するよくある質問をまとめました。

【まとめ】　ピーリング治療のことならフェミークリニックへご相談を

今回は、ピーリングの効果や治療の種類、注意点について解説しました。

ピーリングは、肌の古い角質や毛穴に詰まった汚れを除去し、肌のターンオーバーを高めることで、ハリや弾力のある若々しい美肌を目指せる治療法です。しかし、セルフやエステのピーリングでは、ピーリングのしすぎや力の入れすぎで、かえって症状を悪化させるリスクがあります。また、ピーリングの効果も薄いため、高い安全性と美肌効果を求めるなら医療機関でのピーリング治療をおすすめします。

美容皮膚科フェミークリニックでは、多彩なピーリング治療メニューをご用意し、患者さまの肌質や目指したいゴールにあわせて、最適な治療プランを無料でご提案しております。若々しい美肌を長くキープしたいとお考えの方は、フェミークリニック（東京・大阪）の無料カウンセリングにてご相談ください。