『どうして口の下にニキビができるの?』
『口の下のニキビを治すには?』
口の下の肌は、さまざまな刺激や影響を受けやすく、ニキビができやすい部位です。口の周りの皮膚は汚れが付着しやすく、さらにしゃべったり笑ったりすることで動くことも多いため、一度ニキビができてしまうとなかなか改善されない場合も。そのため、繰り返す口の下のニキビでお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、2003年の開業以来、ニキビ治療症例数21万件以上の美容皮膚科フェミークリニックが、口の下のニキビの原因や対策について解説します。
この記事を読めば、口の下のニキビを治す最新の美肌治療もわかります。 フェミークリニック(東京・大阪)では、ニキビでお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。
目次
口の下にニキビができる7つの原因
口の下にニキビができる主な原因は、以下の7つがあります。原因は1つとは限らず、複数の原因が複雑にからみ合う場合も多いです。
● 胃腸の疲れ
● 乾燥や摩擦
● ホルモンバランスの乱れ
● 産毛剃りやヒゲ剃りの刺激
● 生活習慣の乱れ
● ストレス
● 紫外線
それぞれを解説します。
胃腸の疲れ
1つ目の口の下ニキビの原因は、胃腸の疲れです。
食べすぎや飲みすぎ、ストレス、睡眠不足などで胃腸などの消化器官が疲れている場合、消化不良によって体内に老廃物が溜まりやすくなったり、免疫力の低下によって肌のバリア機能が低下したりして、ニキビができやすくなります。よく噛まないで食事をすることや偏食、過度な飲酒や喫煙も、胃腸にダメージを与えてしまいますので、ニキビなどの肌荒れの原因になります。
ストレスを感じやすい方、胃もたれしやすい方、便秘気味の方、おなかを下しやすい方も、胃腸の疲れが原因で、口の下にニキビができる可能性があります。
対策
すぐできる対策として、まずは食事をよく噛んで食べるようにしましょう。ゆっくりと食べることによって咀嚼回数を増やし、胃腸への負担を減らすことができます。脂っこいものや甘いもの、辛いもの、しょっぱいものも胃腸への負担が大きいため、薄味で刺激の少ない食べ物がおすすめです。
ストレスの蓄積や睡眠不足にも注意し、胃腸に負担がかからないように注意しましょう。過度な飲酒や喫煙を控えることもおすすめします。
乾燥や摩擦
2つ目の口の下ニキビの原因は、乾燥や摩擦です。
口の下の皮膚は、皮脂腺が多く皮膚が厚い部位で皮脂がスムーズに排出されずニキビができやすくいか所です。そこに肌が乾燥すると皮脂が過剰に分泌されやすくなり、さらにニキビができやすくなります。また、ティッシュやタオル、手やマスクなどで口の下の皮膚を摩擦してしまうと、その刺激でニキビが発生・悪化する原因になります。メイクやクレンジングをする際も、肌を強く擦らないようにご注意ください。
顔を触ったり、頬杖を突いたりするクセがある方、マフラーや寝具などの刺激に敏感な方も、口の下のニキビには要注意です。
対策
朝晩の洗顔後には、口の下もしっかりと保湿をしましょう。保湿剤は肌にやさしい弱酸性のマイルドな製品がおすすめです。
タオルやマスク、寝具などは、定期的に交換して常に清潔に保つようにしましょう。口の下や口の周りを触ってしまうクセがある方は、これを期に顔を触るクセを直しましょう。顔を触ることは、肌のバリア機能を低下させ、ニキビだけでなくシミやしわ、たるみ、黒ずみなどの原因にもなります。若々しい美肌を保つためには、顔はなるべく触らないことが大切です。
ホルモンバランスの乱れ
3つ目の口の下ニキビの原因は、ホルモンバランスの乱れです。
加齢やストレス、寝不足や運動不足などの影響で、ホルモンバランスは年々乱れていきます。女性ホルモンの分泌が減り、相対的に男性ホルモンが優位に働くようになると、皮脂の分泌量が増えたり、角質層が厚くなったりして、毛穴が詰まりやすくなりニキビを発生・悪化させる原因になります。特に女性の場合、生理や出産、更年期などの影響で女性ホルモンが急激に減少することがわかっていますので、できる限りホルモンバランスを整える工夫をすることが大切です。
対策
加齢や更年期を食い止めることはできませんが、生活習慣の改善やストレス発散、過度な飲酒や喫煙を控えることで、ホルモンバランスを整える努力をすることは可能です。また、大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするため、豆腐や豆乳、納豆、湯葉などを積極的に食事に取り入れていきましょう。
産毛剃りやヒゲ剃りの刺激
4つ目の口の下ニキビの原因は、産毛剃りやヒゲ剃りの刺激です。
口の下は、産毛剃りやヒゲ剃りによる肌ダメージの影響を受けやすい部位です。産毛剃りやヒゲ剃りは肌の表面や毛穴にダメージを与えるだけでなく、肌のバリア機能を低下させて、ニキビやシミ、しわ、たるみ、黒ずみなどの原因になっていきます。切れにくいカミソリや毛抜きは肌に与えるダメージが大きくなりますので、清潔な電気シェーバーを使うのがおすすめです。
対策
よく切れる電気シェーバーでも、産毛剃りやヒゲ剃りによる肌ダメージを完全に無くすことは難しいです。そこでおすすめなのが、顔の医療レーザー脱毛です。医療機関が行う脱毛なら、永久脱毛効果が得られるため、ムダ毛処理によるダメージから肌を守ることができます。脱毛によって毛穴が引き締まり、肌色のトーンアップも期待できますので、ニキビなどの肌トラブルでお悩みの方は、美容皮膚科フェミークリニックの医療レーザー脱毛をぜひご検討ください。
生活習慣の乱れ
5つ目の口の下ニキビの原因は、生活習慣の乱れです。
食事、睡眠、運動といった基本的な生活習慣が乱れると、肌のターンオーバーが乱れたり、皮脂の過剰分泌が起きやすくなったりして、ニキビが発生・悪化する原因になります。食事の栄養バランスが偏りがちな方、寝不足気味の方、運動不足気味の方は、ニキビやシミ、しわ、たるみ、黒ずみなどが悪化しやすく、治療を行っても再発しやすくなります。生活習慣を整えることは、若々しい美肌を保つためにとても大切なことですので、できるところから少しずつ改善していきましょう。
食事
肌のターンオーバーを高め、ハリや弾力を保つためには、タンパク質やタンパク質の合成に必要なビタミン、腸の働きを整える食物繊維などの栄養素が大切です。
タンパク質:肉、魚、卵、大豆、チーズ、牛乳など
ビタミン:野菜、果物、レバー、ウナギなど
食物繊維:海藻類、きのこ、ナッツ、納豆、玄米など
外食やインスタント食品、惣菜弁当などは、糖質や脂質が多く、ニキビを悪化させる可能性を高めます。野菜や果物を積極的に食事に取り入れ、1日3食を規則正しく、よく噛んでゆっくりと食事を楽しみましょう。
睡眠
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌の健康や再生に大切な役割を果たしています。また、しっかりと睡眠をとることで、ストレスや疲れが軽減され、自律神経が整いやすくなり、血流や皮脂分泌も正常な状態をキープしやすくなります。
1日7時間以上の睡眠時間を確保し、寝不足にならないように注意しましょう。寝る時間と起きる時間を決め、生活のリズムを整えることが大切です。脳が活性化して眠りにくくなるので、夜はカフェイン入りの飲み物やスマートフォン・テレビの閲覧を控え、読書やストレッチなどをしてリラックスタイムを楽しむようにすると徐々に眠りやすくなっていきます。
運動
運動は全身の血流を促進し、ストレスや疲れを発散する効果があります。また、胃腸の働きを整えたり、肌のターンオーバーを活性化させたりする効果も期待できるため、適度な運動を習慣化することが大切です。
1日30分の有酸素運動を日常に取り入れ、運動不足の解消に取り組んでいきましょう。運動する時間が取れない場合は、通勤や買い物の際に1駅歩いたり、階段を使って移動したりすると運動量を増やせます。スクワットやストレッチなら、ほんの数秒で始められます。積極的に身体を動かすようにして、肌と心身の健康を促進していきましょう。
ストレス
6つ目の口の下ニキビの原因は、ストレスです。
慢性的なストレスは、自律神経の働きを弱め、血流の悪化やホルモンバランスの乱れ、胃腸の働きの低下など、肌や心身にさまざまな悪影響を及ぼします。強いプレッシャーのかかる仕事や複雑な人間関係でお悩みの場合は、より積極的にストレス発散に取り組んでいきましょう。
対策
ストレスを発散するためには、平日の夜や休日に好きな趣味や運動を楽しむことがおすすめです。時間ができたら好きなことをやるというのではなく、予めスケジュールに組み込んでおきましょう。こうすることで日々の生活にメリハリができ、ストレスを発散しやすくなります。
映画鑑賞やカラオケ、ゲーム、ショッピング、散歩、読書など、好きなことなら何でもOK。家族や友人と団らんしながら食事を楽しむのも良いストレス発散になります。入浴や睡眠も良いストレス発散になりますので、夜は早めに家に帰ってリラックスタイムを楽しみましょう。
紫外線
7つ目の口の下ニキビの原因は、紫外線です。
紫外線によるダメージは、肌を乾燥させたり、老化を早めたりする影響があるため、ニキビができやすい方はしっかりと紫外線対策を行っていきましょう。紫外線は、皮脂を酸化させて毛穴のトラブルを引き起こしたり、肌のバリア機能を低下させてニキビを悪化させたりする可能性もあります。
紫外線はニキビを発生・悪化させるだけでなく、シミやしわ、たるみ、黒ずみ、毛穴の開きなどのさまざまな肌トラブルの原因にもなります。ニキビが悪化すると赤みやクレーターが残るニキビ跡に発展する場合もあるため、紫外線をしっかりとブロックすることが大切です。
対策
曇りの日や冬の日でも紫外線は降り注いでいるため、年間を通じて日焼け止めを使用しましょう。汗をかいたり、口元をハンカチで拭いたりした場合は、日焼け止めを塗りなおすことも大切です。
日傘や帽子も有効な対策ですが、口の下には日差しが当たってしまう場合もありますので、日差しをしっかりと遮れる大きめのものをおすすめします。なるべく日陰を歩く、日中の外出や買い物は控える、紫外線の弱い早朝や夕方以降に運動をするなどの工夫も、紫外線対策には有効です。
口の下ニキビでお悩みの方は、まずは心当たりのある原因を探り、その対策を始めてみましょう。ただし、ニキビの原因は複雑にからみ合い、セルフケアでの改善が難しい場合も多いです。口の下ニキビがなかなか治らない場合は、早めに美容皮膚科フェミークリニックまでご相談ください。最新の美肌治療を組み合わせれば、肌質を根本から改善し、ニキビを効果的に改善できます。
次に、フェミークリニック(東京・大阪)がおすすめするニキビ治療メニューをご紹介していきます。
口の下のニキビの治療法
美容皮膚科フェミークリニックでは、多彩なニキビ治療メニューをご用意しています。ニキビが悪化すると赤みやクレーターが残るニキビ跡になる可能性もあるため、早めに治療を始めることをおすすめします。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を使って肌表面を剥離し、肌のターンオーバーを高める治療法です。毛穴を詰まらせ、ニキビを悪化させる原因になる古い角質や汚れ、皮脂が除去され、ニキビができにくい肌質へと改善されていきます。ニキビ跡やシミ、しわ、たるみ、黒ずみ、毛穴の開きの改善も期待できるおすすめの美肌治療です。
光線治療
光線治療は、アクネ菌を殺菌する効果がある光を肌に照射することで、ニキビや肌質の改善を行う治療法です。メラニン色素の除去や肌のターンオーバー促進、コラーゲン生成の活性化なども期待できます。繰り返し再発するニキビでお悩みの方は、美容皮膚科フェミークリニックの光線治療をぜひお試しください。
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)は、重度のニキビに効く飲む治療薬です。ニキビの炎症を鎮静化し、皮脂分泌を抑える効果があるため、なかなか治らないニキビでお悩みの方におすすめの内服薬となります。
ダーマペン
ダーマペンは、微細な針で肌に無数の穴を開け、その傷から回復する際の創傷治癒力を刺激することで、コラーゲンやエラスチンの生成を活性化する治療法です。ダーマペンで刺激を受けた肌は、肌のハリや弾力が回復し、毛穴の開きが改善され、ニキビができにくい肌へと変わっていきます。また、さまざまな薬剤と組み合わせることで、すでにできてしまった赤みやクレーターなどのニキビ跡の改善も期待できます。
ゼオスキンヘルス
ゼオスキンヘルスは、アメリカの皮膚科医ドクターオパジが開発した医療専売のスキンケアプラグラムです。医療用の「トレチノイン(レチノール酸)」や「ハイドロキノン」を配合しているため、ニキビやニキビ跡の改善に高い効果が期待できます。集中的に美肌改善を行いたい方には、約3か月の肌質改善 集中プログラム 「セラピューティック」をお試しください。
顔脱毛
口の下や顔のニキビでお悩みの方には、顔脱毛もおすすめです。永久脱毛によって産毛やヒゲが無くなることで、毛穴が引き締まり、肌トラブルが起きにくくなります。シェービングによる肌ダメージも軽減され、肌色が明るくなる効果も期待できるため、ニキビでお悩みの方は医療レーザー脱毛もぜひご検討ください。
口の下ニキビのよくある質問
口の下ニキビに関するよくある質問をまとめました。
- 口の下にニキビができるのはなぜですか?
- 口の下の皮膚は皮脂腺が多く、毛穴が詰まりやすい部位だからです。ティッシュやタオル、紫外線、シェービングなどの刺激も受けやすく、胃腸の疲れも出やすい部位であるため、口の下はニキビができやすくなっています。
- 口の下のニキビの予防法は?
- 生活習慣の改善やストレス発散を心がけ、口周りを清潔に保つことが大切です。紫外線対策や保湿も行い、口の下の皮膚を刺激や摩擦から守りましょう。詳しくは本記事で原因と対策を解説していますので、ぜひ参考になさってください。
- 口の下のニキビを治すには?
- 口の下のニキビがなかなか治らない場合は、美容皮膚科フェミークリニックまでご相談ください。患者さまの肌質や症状を美肌の専門医が見極め、最適な治療プランを無料でご提案させていただきます。ニキビをきれいに治すには、早期の治療開始がとても大切です。
【まとめ】口の下のニキビでお悩みならフェミークリニックへご相談を
今回は、口の下のニキビの原因と対策、最新の美肌治療について解説しました。
口の下のニキビの原因は1つとは限らず、複数の原因が複雑にからみ合う場合も多いです。ニキビは悪化させてしまうと、赤みやクレーターが残るニキビ跡に発展する場合もあるため、早めにクリニック治療に切り替えることをおすすめします。
美容皮膚科フェミークリニックは、2003年の開業以来、21万件以上のニキビ治療症例数があるため、治りにくいニキビも大幅な改善が期待できます。最新の美肌治療を組み合わせれば、肌質を根本から改善し、繰り返すニキビに終止符を打つことも可能です。口の下のニキビでお悩みの方は、お早めにフェミークリニック(東京・大阪)までご相談ください。