VIO脱毛はツルツルにする？残したほうがいい？メリット・デメリットについて解説

VIOライン（アンダーヘア）の脱毛に興味を持つ女性にとって、VIOを全て脱毛してツルツルにする、それとも一部を残すかは迷いますよね。特に医療脱毛で脱毛を終えると、基本的にもう一度生やすことができないので、事前にしっかり検討する必要があります。

そこでこの記事では、2003年の開業以来、医療脱毛を40万件以上行ってきた美容皮膚科フェミークリニックが、VIOをツルツルにするハイジニーナについて、メリットとデメリットを解説します。

VIO脱毛の範囲について

VIO脱毛とは、ビキニライン（Vライン）、陰部の両側（Iライン）、肛門周辺（Oライン）のムダ毛を除去したり、毛量を調整して整えたりする施術です。

フェミークリニックでのV・I・Oそれぞれの具体的な脱毛範囲は以下の通りです。それぞれ単体で脱毛することも可能です。

Vライン（ビキニライン）

Vラインとは、足の付け根から約2cmの範囲を指します。

ビキニラインとも呼ばれ、下着や水着を着用した際にムダ毛がみえないようにエチケットとして整える方が多く、人気の部位です。

Iライン

Iラインとは、女性器の周囲に発毛している部分の毛を指します。

女性器左右の、肛門までのラインに生えたムダ毛を脱毛します。

見た目の改善はもちろん、尿や女性のおりもの、経血の付着がしなくなるため、かゆみやニオイの抑制にも効果的です。

Oライン

Oラインとは、肛門周りに生えるムダ毛を指します。

肛門周辺の発毛している部分すべての照射が可能です。

自分では見えにくく自己処理しづらいため、医療脱毛で無毛にすることで、見た目もきれいになるのはもちろん、排泄物が付着することもなくなり衛生的に保つことができます。

VIOをツルツルにする「ハイジニーナ」とは

VIOエリアの体毛をすべて無くし、完全にツルツルな状態にする脱毛スタイルのことを「ハイジニーナ」と呼びます。近年では、美意識の高まりとともに、このスタイルを選ぶ女性が増えています。

ハイジニーナにすることの主なメリットは、衛生面で非常に有効で、特に生理時のトラブルや臭いの軽減に役立ちます。

また、水着やデザイン下着などの露出の多い衣服を着用する際も安心です。

そもそも、VIOの毛は無くして大丈夫なの？

ハイジニーナを検討する際に、VIOの毛を全て無くしても問題がないか気になる方も多いでしょう。

基本的に、VIOの毛を無くしても健康的なリスクはほぼないと思われます。

体毛には外部刺激からの防護という役割がありますが、VIOに毛が生えているのはかつての人類が服を発明する前の頃の名残といえます。現代のしっかりした下着や衣服を身につけた状態で、適切な清潔管理を行ってさえいれば大きな問題はないでしょう。

VIOをツルツルにするメリット

VIOをツルツルにすることには多くのメリットがあります。

デリケートゾーンのニオイやムレを解消される

VIOをツルツルにすることは、衛生面での利点が大きく、特にデリケートゾーンの清潔感が向上します。毛がなくなることで、汗や皮脂、排泄物の汚れが溜まりにくくなり、臭いやかゆみの原因が抑えられます。

また、生理中の経血やおりものが毛に絡むことがなくなり、快適さが持続します。

アンダーヘアを気にせずおしゃれが楽しめる

露出の高い水着や下着を着用した際に、ムダ毛がはみ出す心配がありません。

また、毛がなくなることで性的な魅力が向上すると感じる方も多いです。

VIOの自己処理の苦労や肌トラブルから解放

医療脱毛でハイジニーナにしてしまえば、基本的に二度とムダ毛が生えてくることはありません。

カミソリによる自己処理で肌を痛めるリスクが無くなるのはもちろん、自己処理の手間も減り、時間の節約になります。

将来に備えた「介護脱毛」という考え方も

介護脱毛とは、将来、介護される立場になった際、介護者が清拭や排せつ後のふき取りなどをしやすいように若いうちにアンダーヘアを脱毛しておくという考え方です。

寝たきりになる前に無毛にしておくことで、清拭の手間が大幅に軽減されるメリットや、加齢により薄くなった肌を清拭する際に起きやすい肌トラブルが減り、介護者と被介護者の両方の負担が軽くなります。

なお、白髪にはレーザー脱毛や光脱毛が反応しないため、アンダーヘアに白髪が混じる前に脱毛してしまうのがおすすめです。

VIOをツルツルにするデメリット

VIOをツルツルにするとメリットがある反面、いくつかのデメリットもあります。

体毛のクッションがなくなる

基本的に体毛は、肌への刺激や汚れのクッションの役割として生えています。脱毛するということはそのクッションがなくなることであるため、慣れないうちは下着や生理用ナプキンがお肌に直接触れることによる刺激を感じるかもしれません。

もしお肌が敏感で、そういった刺激によるかぶれなどが心配なようでしたら、まずは自己処理を行ってアンダーヘアがない状態を試してみることをおすすめいたします。

黒ずみやたるみが目立つようになる

VIOをツルツルにすると、これまでアンダーヘアで隠れていた皮膚があらわになるので、黒ずみが気になるという方もいらっしゃいます。

ただ、デリケートゾーンは下着や衣服の摩擦に晒されやすく、お肌はくすみがちになるのが普通であるため、あまり気にしないのが良いでしょう。

また、加齢により皮膚のたるみが出るのは、デリケートゾーンのお肌も他のお肌も同じです。若い時分は気にならなくても、年齢を重ねることでデリケートゾーンのたるみが徐々に気になる場合もあります。

黒ずみやたるみが目立つのが心配な方は、VラインやIラインの一部を残してカバーするのもおすすめです。

元に戻したくなっても戻せない

医療脱毛でVIOをツルツルにすると、基本的にはもう一度生やすことはできません。

前述の通り皮膚のくすみやたるみが気になる場合はもちろん、温泉や更衣室で裸になった際に、ツルツルであることが恥ずかしくなっても、元に戻すことはできないので注意が必要です。

また、パートナーの好みによってはハイジニーナを受け入れられない可能性もあるので、よく考えてハイジニーナにするか決めましょう。

まずはVIOを整える程度の脱毛にとどめて、やっぱりツルツルにしたいと思ったら追加で施術を受けるのもおすすめです。

VIO脱毛の施術時に痛みを感じる

VIOの脱毛は体毛が太く、皮膚も敏感なため、痛みが強く出やすい箇所です。

医療脱毛であれば麻酔を使うことができますので、痛みに弱い方や痛みに耐えられるか心配な方は、麻酔の使用を検討するといいでしょう。

脱毛サロンの光脱毛は、医療脱毛のレーザー脱毛に比べて痛みは和らぎますが、サロンは医療機関ではないため医療行為にあたる麻酔は使えません。

残す場合のデザインについて

VIO脱毛を行う際、完全にツルツルにするのではなく一部を残すデザインも人気があります。

Vラインの一部を残すことで、整えている印象を与えつつ、ナチュラルな外観を保てるためです。

IラインもVラインから自然に繋いで徐々に細くするようにすることで、自然な形にすることができます。

Vラインは、トライアングルやIライン、スクエアなど、お好みの形に残すことが可能です。

美容サロンや脱毛クリニックでは、専門のスタッフが個々の要望に応じたデザインを提案してくれます。 自分のライフスタイルや好みに合わせて、最適なデザインを選ぶことで、より満足のいく結果を得ることができるでしょう。

VIOをツルツルにするおすすめは医療脱毛

VIOエリアをツルツルにするための方法として、永久脱毛ができる医療脱毛がおすすめです。

医療脱毛は、クリニックや病院で行われる専門的な脱毛方法で、医師や看護師が施術を行います。高出力のレーザーを使用して毛根を破壊し、長期間にわたり再成長を防ぐもので、一度完了すれば半永久的にツルツルの状態が持続します。

またクリニックには医師が常駐しているため、万が一のトラブルにも迅速に対応できるのも特徴です。加えて、医療脱毛は効果が高く、少ない回数で終わるため、結果的に時間と費用を節約できます。

特にVIOエリアは敏感な部分なので、安全性と効果を両立できる医療脱毛は信頼性が高い選択肢です。

脱毛サロンとの違い

脱毛サロンではフラッシュ脱毛（IPL脱毛）が一般的に用いられます。これは光を使って毛根にダメージを与える方法ですが、医療脱毛に比べると出力が低く、完全に脱毛することができないため定期的なメンテナンスが必要です。

また、毛が生えてこなくなるまで、医療脱毛に比べて回数がかかるのが一般的です。

施術者の資格も異なります。医療脱毛は医師や看護師が行うため、万が一のトラブル時にも適切な対応が可能です。

サロンでは、美容スタッフが施術を行うため、安全面や対応力の差が存在します。

コスト面では、医療脱毛のほうが高額ですが、少ない回数で効果を実感できるため、長期的にみれば医療脱毛のほうがコストパフォーマンスは高いとされています。

どちらを選ぶかは、個々のニーズや予算、優先順位に依存します。

VIOをツルツルにするには何回通えばいい？

VIO脱毛の効果を実感するためには、一般的に数ヶ月に一度、数回の施術が必要です。

具体的には、医療脱毛の場合、通常8回から10回の施術で理想的なツルツルの状態を維持できると言われています（個人の体質や使用する脱毛機器、レーザーの種類によって異なります）。

求める状態	回数の目安
脱毛の効果を実感	3回くらい
自己処理が楽になる	5〜６回
毛が生えてこないツルツルの状態	8〜10回

医療脱毛は高出力の医療レーザーを使用するため、毛根にしっかりとダメージを与えることができ、再生を防ぐ効果が高いです。

一方、脱毛サロンで行われるフラッシュ脱毛の場合は、10回以上の施術が必要になることが多いです。これは、フラッシュ脱毛が医療脱毛に比べて出力が低く、毛根まで完全に破壊することが難しいためです。

フェミークリニックのVIO脱毛の特徴

フェミークリニックは、2003年の開院以降、累計40万件以上の医療脱毛を行ってきました。そこで培ったノウハウを生かし、丁寧なカウンセリングと施術で確かな効果をお届けしています。

VIO脱毛が初めての方も経験がある方も、安心して施術をお任せいただけます。

女性スタッフが完全個室で施術

フェミークリニックでは、VIO脱毛に限らず全ての脱毛施術を、医療資格を持った女性の看護師が行います。

施術するお部屋は完全個室で、デリケートゾーンの施術もリラックスして受けていただけます。

また、施術中に気まずさや寒さを感じないよう、照射する部位以外はタオルで隠し、脱毛時の露出を最小限に抑えております。

もし施術中に気になる事がございましたら、どんなことでも遠慮なくお申し付けください。

豊富な医療脱毛機器から最適なものを選定

フェミークリニックでは、患者さまに最適な医療脱毛をご提供できるよう、複数の医療脱毛機器を設置しています。

脱毛する部位の肌質や毛質、また痛みへの耐性などに合わせて最適な脱毛機器を選択しています。

1/3を重ねて打ち漏らしを防止

医療脱毛を完了したのにも関わらず、再びムダ毛が生えて来てしまった場合、考えうるのがレーザーの打ち漏らしです。

フェミークリニックの医療脱毛では、この打ち漏らしが無いように、照射ポイントの3分の1を重ねてレーザーを照射することを徹底しています。

お声がけで痛みを軽減、麻酔オプションも

VIOは元々照射の際に痛みが出やすい箇所ですが、デリケートゾーンへの照射による緊張で、より痛みに敏感になってしまうことがあります。

そこでフェミークリニックでは、リラックスして施術を受けていただけるように適宜お声がけを行ったり、場合によってはレーザーの強さを調整したりと、患者さまの痛みを最小限にできるように工夫しています。

また、オプションで麻酔クリームのご用意もあります。麻酔クリームは効き目が出るまで時間がかかるため、事前に塗布しておく必要があります。

痛みが心配な方は、カウンセリング時に予めご相談ください。

急な生理でもタンポンを使用すれば施術可能

VIO脱毛を検討している方にとって、予期せぬ生理は計画を狂わせる要因の1つです。

経血による感染症への懸念から、生理中のVIO脱毛をNGとしているサロンやクリニックもあります。

しかしフェミークリニックでは、タンポンをご使用いただければ、生理と重なってしまうが予約をどうしても動かせないという場合でも施術を受けていただけます。（※天王寺院を除く）

フェミークリニックでは、VIO脱毛だけに限らず、照射部分に触れるものをすべて滅菌消毒し、使い捨てのものを使用しているため、衛生面でもご安心いただけます。

ただし生理中は痛みに敏感になったり、肌トラブルも増えるため、可能であればご予約の日程変更をおすすめします。

自己処理のサポート

VIOの自己処理は難しいですが、フェミークリニックでは自己処理の方法を丁寧にレクチャーしています。ご質問があればお気軽にお声がけください。

また、もし剃り残しがあった場合は看護師の方でシェービングを行ってから施術を行いますので、安心してお越しいただければと思います。

VIOをツルツルにしたいなら、まずはフェミークリニックの無料カウンセリングへ

フェミークリニックでは、患者さまのVIO脱毛への不安な点や疑問を解消するために、無料カウンセリングを承っています。

VIO脱毛やハイジニーナについて気になる点や心配なこと、どんな些細なことでも遠慮なくお尋ねください。経験豊富なスタッフが、わかりやすく丁寧にご説明いたします。

じっくり説明を受けてご納得いただけた上で、施術をご検討いただければと思います。

VIO脱毛・ハイジニーナに関するよくあるご質問

VIO脱毛やハイジニーナに関するよくあるご質問とその回答をまとめました。