【そばかすとシミの違い】原因や見分け方、美肌を取り戻す治療法を解説

そばかすはシミの一種であるため、いわゆるシミと呼ばれる老人性色素斑と見分けにくい場合もあります。以下にそばかすとシミ（老人性色素斑）との違いをまとめました。

そばかすは、目の下から頬骨にかけて、直径1～4mm程度の小さな点状のシミが左右対称にできるという特徴があります。見た目が雀の卵の殻の模様に似ていることから雀卵斑（じゃくらんはん）とも呼ばれています。

そばかすの原因は、遺伝との関連性が強いと言われておりますが、はっきりしたことは解明されていません。幼少期から発症する場合があり、思春期にかけて目立つようになります。大人になるにつれて、そばかすは薄くなり、やがて消えていく場合がほとんどです。

シミ全般に言えることですが、紫外線を浴びるとそばかすも悪化する可能性があります。そのため、日ごろから紫外線対策をしっかりと行い、そばかすを悪化させないように注意しましょう。

いわゆるシミと呼ばれることが多いものは、老人性色素斑といいます。見た目の特徴として、表面が平らで境界線がはっきりしています。

老人性色素斑の原因は紫外線を浴びたことにより、肌の内部でメラニン色素が作られ、それが排出されずに残ることです。加齢によって肌のターンオーバーが衰え、メラニン色素が排出されにくくなるため、年齢を重ねるごとに老人性色素斑は増えていく傾向にあります。

老人性色素斑を悪化させないためには、とにかく紫外線を浴びないこと、しっかりと保湿を行って肌のターンオーバーを促進することが大切です。日ごろから日傘を差す、日焼け止めクリームを塗る、サングラスをかける、帽子を被る、なるべく日陰を歩くなどして、紫外線を浴びないように注意しましょう。

そばかすとシミ（老人性色素斑）との主な見かけ方は以下の通りです。

● 大きさ：そばかすは小さな点状。シミの大きさはさまざま。

● 色：そばかすは薄めの黄褐色。シミは茶褐色～黒に近い。

● 部位：そばかすは頬や目の下、鼻根、背中にできる。シミは顔、肩、手の甲など。

【部位】

頬骨あたり

【原因や特徴】

紫外線、お肌への摩擦、女性ホルモン

●赤みを帯びた黄褐色で、左右対称にできる

●一般的なセルフケアでは治りにくい

●女性にできやすい

【部位】

頬（顔以外には発症しない）

【原因や特徴】

紫外線、遺伝的要因、ホルモンバランスの乱れ

●左右対称にまとまってできる

●真皮層にある深いシミ（アザともいわれる）

●褐色→灰色→青色と色が変化して見える

【部位】

どの部位にもできやすい

【原因や特徴】

紫外線、火傷やニキビによる炎症後の色素沈着

●色ムラがあり、くすんで見える

●境界線がぼやけており、自然に消えることがある

【部位】

手の甲・足の裏以外どこにでもできやすい

【原因や特徴】

老人性色素斑の進行、加齢、お肌への摩擦

●イボのように膨らんでおり、表面はガサガサ

●年齢とともに発症しやすい

そばかすやシミをキレイに治したいとお考えであれば、フェミークリニックの美肌治療をぜひお試しください。そばかすやシミを改善する主な治療法をご紹介します。

● シミ取りレーザー

● レーザートーニング

● フォトSR（IPL）

それぞれを解説します。

シミ取りレーザーは、強力な医療用レーザーを照射することで、そばかすやシミの色の原因となっているメラニン色素を破壊し、体外への排出を促す治療法です。

気になる部分のみをピンポイントに狙い撃ちでき、他の肌組織を痛める心配がないため、そばかすやシミの治療に最適です。施術時間は5分程度と短く、1回の治療で大幅な改善が期待できます。

そばかすやシミで長年お悩みの方は、フェミークリニックのシミ取りレーザーがおすすめです。効果の薄いセルフケアやエステサロンの施術を繰り返すよりも、はっきりとした改善効果が実感できます。

レーザートーニングは、低出力のレーザーを広範囲かつ均一に照射することができるため、かさぶたを作ることなくシミやそばかすを改善する治療法です。副作用やダウンタイムがほとんどないため、刺激に弱い肝斑を併発している場合にも有効な治療法となります。

複数回の施術によって、美白効果や肌のトーンアップが期待でき、毛穴の開きやニキビの改善効果もある嬉しい美肌治療です。

施術後はメイクをして帰宅できますので、シミ取りレーザーが苦手な方、シミやそばかすの改善以外にも肌全体のコンディションを整えたい方にもおすすめの治療法となります。

フォトSR（IPL）は、光によって熱エネルギーを広範囲に当て、シミやそばかすの色の原因であるメラニン色素を分解する治療法です。また、真皮層のコラーゲン生成を促し、肌全体をふっくらしたキメの細かい美肌へと改善する効果も期待できます。

施術中は強い痛みはなく、薄いかさぶたが出来ることがありますが、メイクで隠せる程度で、施術後はメイクをして帰宅することができます。痛みが不安な患者さまには、照射スピードや出力の調整が可能ですので、安心して施術を受けていただけます。

今回は、そばかすとシミの違いについて解説しました。

そばかすはシミの一種であり、シミには老人性色素斑、肝斑、ADM（後天性真皮メラノサイトーシス）、色素沈着（くすみ）、脂漏性角化症などもあり、そばかすとの見分け方が難しい場合があります。

そばかすとシミの原因や治療法は異なる場合もあるため、誤ったセルフケアで悪化させないことが大切です。

そばかすやシミをキレイに治したいとお考えなら、フェミークリニックの美肌治療をお試しください。そばかすやシミの症状や原因を正しく見極め、最適な治療で大幅な改善が期待できます。

そばかすとシミの違いに関するよくある質問をまとめました。