赤く腫れたニキビに対し、炎症を抑える目的でステロイドの塗り薬の使用を考えることがあるかもしれません。
しかし、一般的にニキビ治療においてステロイド外用薬は標準的な治療の第一選択ではありません。使用法を誤るとニキビが悪化するリスクも伴います。 この記事では、2003年の開業以来、ニキビ治療症例数21万件以上の実績を積み重ねてきた美容皮膚科フェミークリニックが、ステロイド外用薬の基本的な知識から、ニキビへの影響、ステロイド以外におすすめのニキビ治療法について詳しく解説します。

Before画像 Before
After画像 After
年齢 20代
治療内容 ・ケミカルピーリングイオン導入角栓除去パック 7回
・イソトレチノイン 6ヶ月
リスク・副作用 【ケミカルピーリング】酸を使って肌表面に蓄積された古い角質を剥離し、肌のターンオーバーを促します。
ピリピリとした痛み、赤み、皮むけ、乾燥などが生じる可能性があります。
【イソトレチノイン】服用開始してから約1~2週間は、一時的に症状が悪化する「好転反応」が生じる場合があります。
費用目安 ・ケミカルピーリング 107,800円
・イソトレチノイン 278,916円
※モニター価格

フェミークリニックでは、美肌の専門医がニキビの原因を正確に診断し、適切な治療法をご提案します。

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目次

 ステロイド外用薬とは?

ステロイド外用薬は、湿疹やアトピー性皮膚炎といった炎症性の皮膚トラブルに広く用いられる、抗炎症作用を持つ塗り薬です。
皮膚に直接塗ることで、赤みやかゆみなどの炎症を抑える効果が期待できます。
この薬は医療機関で処方される医療用医薬品のほか、一部は市販薬としても入手でき、皮膚炎の治療に使用されます。

このステロイド外用薬が持つ強力な抗炎症作用が、ニキビの赤みにも効果を発揮するのか、その仕組みと注意点を見ていきます。

 副腎皮質ホルモンを応用した薬

ステロイド外用薬の主成分は「合成副腎皮質ホルモン」と呼ばれ、私たちの体の中にある副腎の皮質部分で自然に作られるホルモンを基に開発された薬です。
この副腎皮質ホルモンは、体内で起こる炎症反応を抑制する強力な働きを持っています。
その作用を医薬品として応用し、皮膚に直接塗布して炎症を効果的に鎮めることができるようにしたものがステロイド外用薬です。

このように、もともと体内に存在する物質の仕組みを応用してできているため、適切に使用すれば皮膚トラブルに高い治療効果を発揮します。

 皮膚への働きは

ステロイド外用薬は、塗布した皮膚の炎症が起きている部分に直接作用し、炎症を引き起こす物質の産生を抑えます。
具体的には、血管を収縮させることで炎症による赤みや腫れを軽減し、かゆみの原因となる化学伝達物質の放出も抑制する働きがあります。

この優れた抗炎症作用によって、つらい症状を速やかに和らげ、皮膚の状態が悪化するのを防ぐのが主な役割です。
ただし、この薬はあくまで炎症を鎮めるためのものであり、ニキビの原因菌を殺菌するなど、根本原因を取り除く作用はありません。

ステロイドを用いて炎症ニキビを最短で抑える治療「ニキビ注射」

ステロイドを用いて炎症ニキビを最短で抑える治療「ニキビ注射」

ステロイド外用薬には、使い方によっては副作用のリスクもありますが、強い炎症を起こした赤ニキビ・黄ニキビには、適切なステロイドの活用が短期改善にとても有効です。

フェミークリニックでは、そのメリットを最大限に活かした「ニキビ注射」をご提供しています。
ニキビ注射は、ステロイドなど炎症を抑える成分を患部に直接注入するため、外用薬では届きにくい深部の炎症をピンポイントで鎮静できます。広範囲に作用しないため肌への負担も少なく、短期間で腫れや赤みを落ち着かせたい方に最適です。
また、経験豊富な皮膚科医がニキビの状態を見極めて施術の可否を決定するため、安心です。
「大切な予定までにどうしても治したい」「悪化して跡になりたくない」そんな患者さまに多く選ばれている治療です。
セルフケアで治らない炎症ニキビにお悩みの方は、フェミークリニックのニキビ注射をご検討ください。

ステロイドがニキビに与える影響と自己判断での使用はおすすめしない理由

ステロイドがニキビに与える影響と自己判断での使用はおすすめしない理由

ステロイドは強力な抗炎症作用を持つため、赤く腫れたニキビに効果があるように思えるかもしれません。
しかし、ニキビへの使用にはメリットだけでなく、症状を悪化させる可能性などのリスクも伴います。

ここでは、ステロイドがニキビに与える具体的な影響について、炎症を抑える効果と、免疫抑制作用によるリスクの両面から詳しく解説します。

 炎症を抑える一時的な効果

ステロイドは、赤く腫れた炎症性ニキビや膿を持ったニキビに対して、その強力な抗炎症作用により一時的に赤みや腫れを抑える効果を示すことがあります。
特に炎症が強く、他の治療で改善が見られない場合に、医師の判断でごく短期間、補助的な治療として用いられるケースも考えられます。

しかし、これはあくまで症状を緩和するための対症療法に過ぎません。
前述のとおり、ステロイドにはニキビの原因であるアクネ菌の増殖を抑制したり、毛穴の詰まりを解消したりする作用はないため、ニキビの根本的な治療にはなりません。

 免疫抑制作用によるリスク

ステロイドには炎症を抑える作用と同時に、皮膚の免疫反応を抑制する働きもあります。
この免疫抑制作用が、ニキビ治療においてはリスクとなる場合があります。
ニキビの原因の一つであるアクネ菌は、皮膚の常在菌ですが、増殖すると炎症を引き起こします。

ステロイドを使用すると、皮膚の局所的な免疫力が低下し、アクネ菌や他の細菌に対する抵抗力が弱まる可能性があります。

その結果、細菌が繁殖しやすくなり、かえってニキビが悪化したり、治癒が遅れたりする事態を招くことがあります。

 「ステロイドざ瘡」の発生

ステロイドざ瘡とは、ステロイド外用薬の長期間にわたる不適切な使用によって引き起こされる、ニキビに似た皮膚の症状です。
見た目は均一な大きさの赤いブツブツとして現れることが多く、通常のニキビとは異なり、毛穴の詰まりであるコメドが見られないのが特徴です。
ステロイドの免疫抑制作用により皮膚の抵抗力が低下し、毛穴周辺の細菌が増殖しやすくなることなどが原因と考えられています。

ニキビ治療のつもりでステロイドを塗り続けると、一時的に炎症が引いたように見えても、結果的にこのステロイドざ瘡を誘発し、症状を悪化させることになりかねません。

 非炎症性、感染性ニキビへの使用はかえって悪化する可能性

ステロイドの主な作用は抗炎症作用であるため、白ニキビや黒ニキビといった炎症を伴わない非炎症性のニキビには効果がありません。
これらのニキビは毛穴の詰まりが原因であり、ステロイドには毛穴の詰まりを改善する作用はないからです。

さらに、細菌感染を伴う炎症性のニキビに対してステロイドを使用すると、免疫抑制作用によって細菌の増殖を助長し、症状をかえって悪化させる危険性があります。
特に、自己判断で市販のステロイド薬を使用することは、ニキビの状態をさらに複雑にし、治療を困難にする可能性があります。

 長期に使用するとどうなる?

ステロイド外用薬は、短期間で効果を発揮させ、症状が改善したら使用を中止するのが基本的な使い方です。
しかし、自己判断で長期間にわたって漫然と使い続けると、局所的な副作用のリスクが高まります。
代表的な副作用には、皮膚が薄くなる「皮膚萎縮」や、皮膚の下の毛細血管が透けて見える「毛細血管拡張」などがあります。

一度これらの副作用が現れると、回復が難しい場合も少なくありません。
症状が改善したと思ったら、医師の指示に従って使用を中止するか、より弱い薬に変更するなどの調整が必要です。

 適切でない強さや量を使用するとどうなる?

ステロイド外用薬は、部位や肌の状態に適した強さのランクを選ぶことが重要です。
例えば、皮膚の薄い顔に強いランクのステロイドを使用すると、副作用のリスクが格段に高まります。

逆に、症状に対して弱すぎる薬を使用すると、十分な効果が得られず、結果的に使用期間が長引いてしまう可能性があります。
また、塗る量も重要で、量が多すぎると副作用が出やすくなり、少なすぎると効果が不十分になります。
不適切な使用は肌への負担を増大させ、別の皮膚トラブルを引き起こす原因にもなり得ます。

 自己判断で中止する影響

ある程度の期間、ステロイド外用薬を使用していた場合、自己判断で急に使用を中止すると、症状が再燃したり、以前よりも悪化したりする「リバウンド現象」が起こることがあります。
これは、薬によって抑えられていた炎症が一気にぶり返すために生じます。
特に、皮膚が薄く吸収率の高い顔や首などの部位では、このリバウンドが起こりやすいとされています。

ステロイド外用薬の使用を中止する際は、医師の指示に従い、使用回数や頻度を徐々に減らしていくといった段階的な減量が必要です。

ステロイドを使用せず、ニキビを早くきれいに治すフェミークリニックのニキビ治療

医療脱毛なら美容皮膚科フェミークリニックがおすすめ

フェミークリニックでは、ステロイドを使用するニキビ注射のほか、ステロイドを使わずにニキビを根本から改善する、美容皮膚科ならではのニキビ治療メニューも多数ご用意しております。
経験豊富な専門医が、ニキビの症状を拝見し、患者さまお一人お一人にあった最適なニキビ治療をご提案いたします。

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)

内服薬「イソトロイン(ロアキュテイン/イソトレチノイン)」

イソトレチノインはビタミンA誘導体の内服薬で、「イソトロイン」「ロアキュテイン」などの名称で知られています。
皮脂腺を強力に縮小させ、皮脂分泌を抑制することで、毛穴詰まりやニキビの根本原因に直接アプローチする治療です。
重症ニキビにも高い効果を発揮する一方、皮膚・粘膜の乾燥や頭痛などの副作用があり、特に胎児への影響が大きいため慎重な服用管理が求められます。
炎症を一時的に抑えるステロイドとは異なり、皮脂分泌と角化異常を改善して再発しにくい状態をつくるのが特徴です。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、グリコール酸やサリチル酸などの薬剤を肌に塗布し、古い角質や毛穴の汚れを取り除くことでニキビの原因を減らす治療です。
ターンオーバーを整えるため、黒ニキビ・白ニキビの改善だけでなく、新しいニキビができにくい肌質づくりにも有効です。
肌状態に合わせて薬剤の種類や濃度を細かく調整できるため、個々に合った施術が可能です。
ステロイドのような炎症を抑える治療とは異なり、角質ケアと毛穴改善を目的としたアプローチで、ダウンタイムも少なく継続しやすい点が特長です。

ケミカルピーリングの症例

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After画像 After
年齢 20代
治療内容 ・ケミカルピーリングイオン導入角栓除去パック 7回
・イソトレチノイン 6ヶ月
リスク・副作用 【ケミカルピーリング】酸を使って肌表面に蓄積された古い角質を剥離し、肌のターンオーバーを促します。
ピリピリとした痛み、赤み、皮むけ、乾燥などが生じる可能性があります。
【イソトレチノイン】服用開始してから約1~2週間は、一時的に症状が悪化する「好転反応」が生じる場合があります。
費用目安 ・ケミカルピーリング 107,800円
・イソトレチノイン 278,916円
※モニター価格

光線治療

光線治療

光線治療は、炎症を起こした部分に光エネルギーを照射し、アクネ菌の殺菌と炎症の沈静化を同時に促す治療です。
薬剤ではアプローチしにくい広範囲まで効果が届き、腫れや赤みをスムーズに落ち着かせます。
さらに、皮脂腺の働きを抑える作用があり、特に黄ニキビの再発予防にも寄与します。
ケミカルピーリングとの併用や排膿処置と組み合わせることで、より確実な改善が期待できます。
ステロイドのような一時的な炎症抑制ではなく、原因菌と皮脂に同時にアプローチするのが大きな特長です。

光線治療の症例

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年齢 20代
治療内容 ・ケミカルピーリング 5回
・光線治療 5回
【オプション】角栓除去+排膿+イオン導入+保湿鎮静パック
リスク・副作用 【ケミカルピーリング】酸を使って肌表面に蓄積された古い角質を剥離し、肌のターンオーバーを促す治療法です。
ピリピリとした痛み、赤み、皮むけ、乾燥などが生じる可能性があります。
【光線治療】赤味、ほてり感、かさつき、乾燥、ニキビの一時的な悪化、色素班に反応し一時的に濃化する可能性があり、これらは、数時間〜1週間ほど続くことがあります。
【イオン導入】熱感、痒み、発赤、痛みなどが起こることがあります。また、稀に水泡や火傷が生じることがあります。
費用目安 ¥220,000(税込)

ゼオスキンヘルス

ゼオスキンヘルス

ゼオスキンヘルスは、米国の皮膚科医ドクター・オバジが監修した医療機関専売のスキンケアシリーズです。
市販品より高濃度の有効成分を配合したアイテムが多く、肌質そのものの改善を目指すスキンケアとして人気があります。
当院では、肌状態を専門医が丁寧に診断し、最適なアイテムの組み合わせや使用方法を個別にご提案しています。
炎症を抑える治療とは異なり、日々のスキンケアで“再びニキビができにくい肌づくり”をサポートするアプローチです。

ご参考:ニキビ治療に保険は適用される?一般皮膚科と美容皮膚科の違いやメリットについて

ステロイド以外でおすすめのニキビの塗り薬

ステロイド以外でおすすめのニキビの塗り薬

ここまで解説してきた通り、ニキビ治療において、ステロイド外用薬は標準的な治療の第一選択ではありません。

皮膚科では、ニキビの原因や炎症の程度に応じて、より専門的な治療薬が処方されます。

これらの薬は、アクネ菌の殺菌や毛穴の詰まりの改善といった、ニキビの根本原因にアプローチするものです。
ここでは、皮膚科で一般的に処方される代表的なニキビ用の外用薬について、その作用や特徴を解説します。

 過酸化ベンゾイル

過酸化ベンゾイルは高い殺菌作用を持ちニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑える薬です。
この薬の大きな特徴は抗菌薬とは異なりアクネ菌に耐性を持たれにくい点にあり長期間の治療でも効果が持続しやすいとされています。

そのため炎症性の赤ニキビや黄ニキビの治療に広く用いられます。
また古い角質を取り除く作用も併せ持つため毛穴の詰まりが原因である白ニキビや黒ニキビの改善にも効果が期待できます。
使用初期に肌の乾燥や赤みといった刺激を感じることがありますが保湿をしっかり行い少量から使い始めることで肌が慣れていくのが一般的です。

 アダパレン

アダパレンはビタミンA誘導体に似た作用を持つレチノイド系の外用薬です。
主な働きは毛穴の角化異常を正常化させることで毛穴が詰まるのを防ぐ点にあります。
これによりニキビの初期段階である白ニキビや黒ニキビ(コメド)の形成を抑制し新しいニキビができるのを予防する効果が期待できます。

炎症が起こる前の段階にアプローチするため継続的な使用でニキビができにくい皮膚状態を目指す治療に用いられます。
使い始めの数週間は皮膚の乾燥や皮むけなどの副作用が出やすいですが多くの場合使用を続けるうちに肌が慣れて症状は軽減していきます。

 過酸化ベンゾイル・アダパレン配合ゲル

過酸化ベンゾイルとアダパレンの2つの有効成分を配合したゲルは、ニキビ治療において高い効果が期待できる薬です。
過酸化ベンゾイルがアクネ菌を殺菌して炎症性の赤ニキビを抑え、同時にアダパレンが毛穴の詰まりを改善して新しいニキビができるのを防ぎます。

このように、異なる作用を持つ成分を組み合わせることで、炎症性ニキビと非炎症性ニキビの両方にアプローチできるため、複数の種類のニキビが混在する中等症以上の治療に処方されることが多くあります。
単剤で用いるよりも高い治療効果が期待できる一方で、乾燥や刺激感といった副作用が強く出やすくなる可能性もあります。

 抗菌剤

抗菌薬の外用薬は、アクネ菌の増殖を直接抑えることで、炎症性のニキビ、特に膿を伴う赤ニキビや黄ニキビの治療に用いられる薬です。
炎症を引き起こす細菌の活動を止めるため、腫れや赤みを鎮静化させる効果があります。

ただし、長期間使用すると薬剤耐性菌が出現するリスクがあるため、漫然と使い続けるのではなく、炎症が落ち着いたら他の治療薬へ切り替えるなど、期間を限定して使用されるのが一般的です。
非炎症性の白ニキビや黒ニキビには効果がなく、ニキビの種類に応じて治療薬を使い分ける必要があります。

 ステロイドに頼らないニキビを悪化させないため対処方法

 ステロイドに頼らないニキビを悪化させないため対処方法

ニキビの改善や予防には、薬による治療だけでなく、日々の生活習慣を見直すことも欠かせません。
スキンケア、食事、睡眠といった日常の積み重ねが、肌の状態に大きく影響し、ニキビを悪化させる要因となることもあります。

ここでは、ステロイドなどの薬に頼る前に実践したい、ニキビを悪化させないための基本的な対処方法について解説します。

 正しいスキンケアをする

ニキビの予防と改善には、日々の正しいスキンケアが基本となります。
洗顔の際は、洗顔料をしっかりと泡立て、肌を擦らないように優しく洗いましょう。
熱いお湯は肌に必要な皮脂まで奪ってしまうため、ぬるま湯ですすぐのが適しています。

皮脂の取りすぎはかえって皮脂の過剰分泌を招くので、洗浄力の強すぎる洗顔料や、一日に何度も顔を洗うことは避けてください。
洗顔後は、肌が乾燥すると角質が硬くなり毛穴が詰まりやすくなるため、化粧水で水分を十分に補給し、乳液やクリームで潤いを閉じ込める保湿ケアが重要です。

 バランスの良い食事を摂る

食生活の乱れは、皮脂の分泌バランスを崩し、ニキビを悪化させる一因となります。
健やかな肌を保つためには、栄養バランスの取れた食事を心がけることが求められます。
特に、肌の新陳代謝を助けるビタミンB群、抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンE、皮膚の健康維持に必要な亜鉛やタンパク質を積極的に摂取しましょう。

一方で、脂質の多い揚げ物やスナック菓子、糖質を多く含む甘いものの摂りすぎは、皮脂の分泌を促進する可能性があるため注意が必要です。
多様な食材から栄養を摂り、一日三食を規則正しく食べる習慣が、肌のコンディションを整える上で役立ちます。

 睡眠をしっかりとる

睡眠は日中に受けた肌のダメージを修復し再生させるための重要な時間です。
特に入眠後の深い眠り(ノンレム睡眠)の間に多く分泌される成長ホルモンは肌のターンオーバーを促進し健やかな状態を保つために不可欠です。

睡眠不足や質の低い睡眠が続くとこのホルモンの分泌が滞り肌の修復機能が低下してしまいます。
質の良い睡眠を確保するためには毎日決まった時間に就寝・起床する、就寝前はスマートフォンやパソコンの画面を見ないなどリラックスできる環境を整えることが有効です。

 ストレスをためない

過度なストレスは、自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こし、ニキビを悪化させる大きな要因となります。
ストレスを感じると、男性ホルモンやコルチゾールといったホルモンの分泌が活発になり、皮脂腺を刺激して皮脂の分泌量を増加させることが知られています。

この過剰な皮脂が毛穴に詰まることで、ニキビが発生しやすくなります。
日常生活からストレスを完全になくすことは困難ですが、適度な運動や趣味の時間を持つなど、自分なりの解消法を見つけて意識的にリフレッシュする時間を作ることが、肌の健康を保つことにもつながります。

よくあるご質問

ニキビにステロイドを塗ると早く治りますか?
ステロイドは炎症を抑える作用があるため、赤く腫れた炎症性ニキビの赤みや腫れが一時的に落ち着くことがあります。
ただし、アクネ菌の増殖抑制や毛穴詰まりの改善といった“根本治療作用はありません”。
そのため、対症療法にとどまり、長期的な改善にはつながらない点に注意が必要です。
ニキビにステロイドを使うと悪化することはありますか?
あります。ステロイドには免疫を抑える作用があるため、アクネ菌・細菌が繁殖しやすくなり、ニキビが悪化する可能性があります。
また、長期使用により 「ステロイドざ瘡(ざそう)」 が発生するリスクもあります。これは通常のニキビと異なり、均一な赤いブツブツが広範囲に出るのが特徴です。自己判断での使用は避け、皮膚科の診断を受けることをおすすめします。
市販のステロイドをニキビに使っても大丈夫ですか?
おすすめできません。
市販ステロイドは本来、湿疹やかぶれなどの炎症性皮膚疾患向けに作られており、 ニキビを治す目的ではありません。特に顔は吸収率が高く、皮膚萎縮や毛細血管拡張などの副作用が出やすいため、医師の判断なしに使用するのは危険です。
ステロイドをやめたらニキビが悪化してしまいました。なぜですか?
一定期間ステロイドを使用していた場合、突然中止すると、炎症が一気にぶり返す 「リバウンド現象」 が起こることがあります。特に顔や首はリバウンドが起こりやすく、自己判断での急な中止は推奨されません。使用をやめる際は、医師のもとで徐々に減薬することが大切です。
ニキビ治療でステロイドを安全に使えるケースはありますか?
炎症が非常に強い場合、医師の判断で 短期間・限定的に使用するケース はあります。
フェミークリニックでは、より安全に炎症を抑えるため、ステロイド成分が配合された 「ニキビ注射」 を用いることがあります。
外用薬よりも局所にピンポイントで作用するため、肌への負担を最小限にしつつ素早い鎮静が期待できます。
ステロイド以外でニキビに効果的な治療法はありますか?
はい。皮膚科では、ニキビ原因にアプローチする治療薬が第一選択です。
たとえば過酸化ベンゾイル(殺菌・角質除去)、アダパレン(毛穴詰まり改善)、抗菌薬外用剤(炎症性ニキビ向け)といった治療が一般的です。
美容皮膚科フェミークリニックでは、さらにニキビ注射/ケミカルピーリング/光線治療/ゼオスキン/イソトレチノイン内服など、患者様の症状に合わせて最適な治療を組み合わせています。
白ニキビ・黒ニキビにステロイドを使っても意味がありますか?
効果はありません。
ステロイドは炎症を抑える薬であり、白ニキビ・黒ニキビの原因である 毛穴詰まりへ作用しないため です。むしろ誤使用により細菌が繁殖しやすくなり、赤ニキビへ悪化する可能性があります。
ステロイドを使ってはいけないニキビはありますか?
以下のケースでは使用しない方が安全です。
・非炎症性ニキビ(白・黒ニキビ)
・細菌感染を伴うニキビ
・長期間治らない慢性的なニキビ
誤った使用により症状が複雑化し治療が長引くため、専門医の診断が重要です。

まとめ

ステロイド外用薬は強い抗炎症作用を持ちますが、ニキビ治療の第一選択薬ではありません。
使い方を誤ると、ニキビの悪化や副作用のリスクがあります。
特に顔への自己判断での使用は避けるべきです。

ニキビ治療には、原因にアプローチする過酸化ベンゾイルやアダパレンといった標準的な治療薬が存在します。
炎症が強い場合やセルフケアで改善しない場合は、迷わず皮膚科(一般皮膚科/美容皮膚科)を受診し、専門医の診断のもとで適切な治療を開始することが重要です。

美容皮膚科フェミークリニックでは、2003年の開業以来、21万件以上のニキビ治療実績を持っています。美肌の専門医が、ニキビの原因を的確に診断し、あなたに最適な治療法やスキンケアをご提案します。
まずは無料カウンセリングで、肌のお悩みを気軽にご相談ください。専門医が丁寧にお答えし、理想の美肌への第一歩をサポートします。