赤ニキビは、毛穴の中でアクネ菌が増殖し、皮膚組織が炎症を起こしている状態です。赤ニキビが悪化すると、赤みやクレーターなどのニキビ跡に発展する可能性があります。そのため、赤ニキビをできるだけキレイに治したい場合は、早めに専門の医療機関に相談することがとても大切です。
この記事では、赤ニキビの治し方や原因、対策について解説します。
目次
赤ニキビの治し方とは？
赤ニキビの正しい治し方は、早めに専門の医療機関で治療を始めることです。
ニキビはれっきとした皮膚の病気であるため、しっかりと治すためには正しい医療の知識と技術が必要です。赤ニキビに対して誤ったアプローチをしてしまうと、かえって症状が悪化し赤みやクレーターなどのニキビ跡に発展してしまう可能性があります。
そのため、セルフケアやエステの施術で赤ニキビを治そうとするのはおすすめできません。赤ニキビを治すには、症例が豊富な信頼のできる医療機関で治療を行うことが大切です。
赤ニキビの治療法
2003年の開業以来、ニキビ治療症例数21万件以上の美容皮膚科フェミークリニックでは、肌質を根本から改善することで、ニキビの再発を防止し、美肌の継続を目指す治療を行っています。患者さまの肌質や症状に合わせて多彩な治療を組み合わせることにより、なかなか治らない赤ニキビも大幅な改善が期待できます。
ニキビ治療のご相談と治療プランのご提案は無料です。ニキビがこれ以上悪化してしまう前に、一度フェミークリニック（東京・大阪）の無料カウンセリングへご来院ください。
赤ニキビの主な治療法は以下の5つとなります。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、肌表面の古い角質や毛穴に詰まった皮脂などを、酸性の薬剤を使って剥離して取り除く治療法です。古い角質や汚れ、毛穴の詰まりはニキビが発生・悪化する原因となりますが、ケミカルピーリングによって取り除かれることで、肌のかさつきやごわつきが解消され、ターンオーバーが活性化。ニキビの発生と再発を防ぐことができます。
ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を肌表面に塗布する施術です。機械や注射を使わずに赤ニキビを治すことができるので、医療機関の治療が苦手な方にもおすすめ。施術後は赤みや腫れ、皮むけなどの副作用が起きる場合もありますが、数日～1週間程度で落ち着きます。
2～3週間に1回のペースで5～10回の施術を繰り返していただくと、肌質の根本改善が進み、赤ニキビができにくい肌を目指すことが可能です。美容皮膚科フェミークリニックでは、患者さまの肌質や症状に合わせて、サリチル酸マクロゴール、グリコール酸、乳酸の中から最適な薬剤を選んで施術を行います。そのため、乾燥肌や脂性肌、敏感肌の方も安心して施術を受けていただけます。
イソトレチノイン（ロアキュテイン）
イソトレチノイン（ロアキュテイン）は、飲むニキビ治療薬として世界中で使用されている内服薬です。日本の厚生労働省にあたるアメリカのFDA（食品医薬品局）が安全性と効果を承認している医薬品で、皮脂分泌を抑えたり、皮脂腺を縮小させたりする効果があります。日本では未承認の医薬品ですが、医師が治療のために処方することは可能です。
赤ニキビの主な原因の一つは、毛穴の中にある皮脂腺から皮脂が過剰に分泌され、それが毛穴を詰まらせてしまうことです。毛穴に皮脂が詰まってしまうと、皮脂分泌ができなくなり、皮脂腺の中で皮脂が滞留してしまいます。すると毛穴周辺の皮膚組織が炎症したり、ニキビの原因菌であるアクネ菌が過剰に増殖したりして、ニキビが悪化。赤ニキビへと発展していきます。
イソトレチノイン（ロアキュテイン）は、過剰な皮脂分泌を抑え、皮脂腺を縮小させることで、ニキビの鎮静化と再発予防が期待できる治療薬です。イソトレチノイン（ロアキュテイン）の主成分であるレチノイドには炎症を鎮静化させる効果があるため、赤みを伴うニキビも効果的に改善することが可能です。
ただし、イソトレチノイン（ロアキュテイン）は、粘膜の乾燥や頭痛、吐き気などの副作用が現れる場合があります。また、一時的にニキビが悪化する場合もありますので、治療経験が豊富な信頼のできる医療機関で処方を受け、正しく使用することが大切です。
光線治療
光線治療は、ニキビの原因菌であるアクネ菌の増殖を抑え、赤みの原因である炎症を鎮める治療法です。ニキビに光線を照射しますが、痛みはほとんどありません。ただし、肌の内側に熱を伝えるため、若干の熱さを感じる場合があります。
赤ニキビはニキビが悪化している状態なため、1回の治療では効果を感じられない場合が多いです。しかし、5～10回の施術を繰り返していただくことで、肌質を根本から改善し、ニキビの再発を予防。赤みも目立ちにくい状態を目指せます。
赤ニキビをそのままにしておくと、毛穴周辺の毛細血管が拡張し、赤みが消えにくくなってしまいます。そのため、赤みを残さずにニキビを治したい場合は、早めにクリニック治療に切り替えることをおすすめします。
内服薬・外用薬・コスメ
美容皮膚科フェミークリニックでは、イソトレチノイン（ロアキュテイン）の他にもビタミン内服セットやニキビ用抗菌剤、ニキビ漢方薬などのニキビ治療薬を取り扱っています。当院でのニキビ治療とニキビ治療薬を併用することで、さらなる肌質の根本改善が期待できます。
また、フェミークリニック総院長の北山恵美子が監修した「agora（アゴラ）」や、アメリカの皮膚科医ドクター・オバジが開発した「ゼオスキンヘルス」などのドクターズコスメもご提案が可能です。市販品よりも高い保湿効果や抗炎症作用が期待できるので、ホームケアでもしっかりとニキビ対策をしたい方におすすめです。
詳しくはフェミークリニック（東京・大阪）の無料カウンセリングにてご相談ください。
ニキビ治療コース（顔全体）
美容皮膚科フェミークリニックでは、「肌質の根本改善」と「ニキビの再発防止」、「美肌の継続」を目指すニキビ改善プログラムをご提案しています。6か月という長期スパンで継続的にニキビに向き合うことで、今あるニキビを無くすだけでなく、繰り返すニキビにも終止符を打ちます。
ニキビ治療コース（顔全体）では、以下の施術と処方をセットにし、6か月間でニキビの大幅な改善を目指します。
● ケミカルピーリング 5回
● 光線治療 5回
● 角栓除去＋排膿＋イオン導入＋保湿鎮静パック 10回
● ニキビ内服セット6か月分＋agoraスキンケア2セット＋UVジェル2本付
その他にも患者さまのご要望やお悩みに応じてオーダーメイド感覚でニキビ治療をご提案することが可能です。詳しくはフェミークリニック（東京・大阪）の無料カウンセリングにてご相談ください。
赤ニキビの原因と自分でできる対策
赤ニキビの原因は、古い角質や過剰に分泌された皮脂が毛穴を塞ぎ、毛穴の中で炎症を起こしていることです。ニキビの原因菌であるアクネ菌も増殖するため、赤みが生じて痛みを伴う場合もあります。
赤ニキビをそのままにしておくと、毛穴周辺の毛細血管が拡張して、赤みが残ってしまう可能性があります。さらにニキビが悪化すると、アクネ菌と戦った白血球の死骸（膿）が毛穴の中に溜まり、黄色く化膿した黄ニキビに発展する危険性も。最後にはニキビが破裂して、毛穴周辺の組織が壊れ、凸凹したクレーターが残ってしまう可能性もあります。
そのため、ニキビはできるだけ早く専門の医療機関で治療を行うことが大切。ニキビ治療と合わせて以下の対策を行っていただくと、さらに効果的なニキビ改善が期待できます。自分でできる主なニキビ対策は以下の5つです。
● 正しい洗顔やスキンケアを行う
● 食生活を見直す
● 寝不足や睡眠不足を解消する
● ストレスを発散する
● お酒やたばこを控える
それぞれを解説します。
正しい洗顔やスキンケアを行う
1つ目のニキビ対策は、正しい洗顔やスキンケアを行うことです。
洗顔は朝晩の1日2回、弱酸性の洗顔料をたっぷりとホイップし、泡の洗浄力を使ってやさしく行いましょう。肌はとても刺激に敏感なので、ごしごしと強い力で擦らないことが大切。洗浄力の強い洗顔料やスクラブ入りの洗顔料は、肌の乾燥や炎症の原因になる場合があります。
洗顔後は清潔でやわらかなタオルに水分を吸収させ、自然乾燥せずにすぐに保湿を行いましょう。たっぷりの化粧水で保湿を行ったら、そのあとはクリームや乳液で肌の乾燥を防ぎます。紫外線は肌の炎症や乾燥を引き起こし、ニキビを悪化させる原因になりますので、日焼け止めは1年を通じてお使いいただくことをおすすめします。
自分にあったスキンケア製品をお探しの方も、美容皮膚科フェミークリニックまでご相談ください。医師が患者さまの肌質や症状を診断した上で、最適なドクターズコスメの組み合わせをご提案させていただきます。
食生活を見直す
2つ目のニキビ対策は、食生活を見直すことです。
赤ニキビの原因である皮脂の過剰分泌や肌の炎症は、日々の食事による栄養バランスの影響を大きく受けます。特に脂質や糖質が多くなりがちな外食やインスタント食品、惣菜弁当、甘いジュースやお菓子には要注意。乱れた食習慣は、肌の健康に必要なタンパク質やビタミン、食物繊維が不足しがちになるため、肌の老化を加速させるリスクもあります。
ニキビができにくい肌質を目指すために、以下の栄養素を多く含む食品を積極的に食べましょう。
タンパク質：肉、魚、卵、大豆、チーズ、牛乳など
ビタミン：野菜、果物、レバー、ウナギなど
食物繊維：海藻類、きのこ、ナッツ、納豆、玄米など
1日3食を規則正しく、よく噛んでゆっくり食べることで、胃腸の調子も整い、栄養吸収効率も高まります。
寝不足や睡眠不足を解消する
3つ目のニキビ対策は、寝不足や睡眠不足を解消することです。
寝不足や運動不足は、自律神経のバランスや肌のターンオーバーが乱れる原因になり、皮脂の過剰分泌や肌荒れを引き起こします。また、ストレスや疲れが蓄積する原因にもなり、ニキビが悪化しやすくなるため注意が必要です。
睡眠時間は1日7時間以上を確保し、寝不足にならないように努めましょう。寝る時間と起きる時間を決め、規則正しい生活のリズムを作ることが大切です。運動は1日30分以上の有酸素運動を習慣化していきましょう。ウォーキングやジョギング、ヨガなどの手軽で継続しやすい運動がおすすめです。
寝不足や運動不足の解消は、肌の調子を整えるだけでなく、心身の健康促進にも効果的。生活習慣の改善に積極的に取り組み、肌と心身の健康を高めていきましょう。
ストレスを発散する
4つ目のニキビ対策は、ストレスを発散することです。
慢性的なストレスは自律神経の働きを弱め、皮脂の過剰分泌や肌の乾燥、ターンオーバーの低下などの原因になるため、ニキビが悪化・再発するリスクを高めます。また、ストレスは寝不足や血流の悪化、胃腸の働きの低下の原因にもなるため、肌荒れしやすい方は要注意。ストレスは心身の健康にも多大な影響を与えますので、ストレスを上手に発散することが大切です。
ストレスを発散するためには、平日の夜や休日に好きな趣味や運動を楽しむ時間を作ることがおすすめ。映画鑑賞やカラオケ、散歩、読書、アウトドア、ショッピングなど、自分が好きだと思える予定をスケジュールに組み込んでおくと、日々の生活にメリハリが感じられ、ストレスの効果的な発散が期待できます。家族や友人と団らんしながら食事を楽しむのも良いストレス発散になります。
お酒やたばこを控える
5つ目のニキビ対策は、お酒やたばこを控えることです。
過度な飲酒は、アルコールによる血流の促進で炎症が悪化し、ニキビが治りにくくなる可能性があります。また、お酒の飲みすぎやおつまみの食べすぎによって糖質の摂取が多くなり、皮脂の過剰に分泌されて、ニキビを悪化・再発させる場合があります。
過度な喫煙は血中のストレスホルモンであるコルチゾールを増加させ、皮脂の過剰分泌や肌の乾燥、肌の老化の可能性を高めます。喫煙によって毛細血管が収縮しますので、肌荒れやニキビの原因にもなります。
赤ニキビをできるだけキレイに治し、再発も防止したい場合は、飲酒や喫煙はなるべく控えることをおすすめします。完全な禁酒・禁煙が難しい場合でも、休肝日を設けたり、喫煙本数を減らしたりして、肌への負担を減らしていきましょう。
上記の対策は、ニキビの初期段階である白ニキビや黒ニキビのセルフケアには有効です。しかし、赤ニキビはニキビが悪化している段階であるため、セルフケアだけでは改善が難しい場合も。そのため、医療機関によるニキビ治療と並行して対策を行うことが大切です。
美容皮膚科フェミークリニックでは、赤ニキビでお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。
【まとめ】赤ニキビのお悩みはフェミークリニックへご相談を
今回は、赤ニキビの治し方、原因、対策について解説しました。
赤ニキビは、古い角質や過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、炎症を起こしている状態です。そのままにしておくと、ニキビ跡に発展し、赤みやクレーターが残ってしまう可能性があるため注意が必要です。誤ったケアはかえってニキビを悪化させる危険性がありますので、セルフケアやエステで赤ニキビを治そうとせず、早めの専門の医療機関によるニキビ治療に切り替えましょう。
美容皮膚科フェミークリニックは、2003年の開業以来、ニキビ治療症例数21万件以上の実績を積み重ねてきました。肌質を根本から改善することにより、今あるニキビの鎮静化だけでなく、ニキビの再発を防ぎ、美肌の継続を目指すことが可能です。なかなか治らない赤ニキビでお悩みの方は、フェミークリニック（東京・大阪）の無料カウンセリングにご来院ください。患者さまごとに最適な治療プランを無料でご提案いたします。
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