スキンケアやメイクをしている時、小鼻や鼻下に生えた細かい産毛が気になることはありませんか?

鼻脱毛は、そんな鼻や鼻周辺の産毛を取り除く施術で、医療レーザー脱毛で完了すれば半永久的に鼻周りの産毛をツルツルの状態に保つことができます

これにより毛穴を引き締め、鼻の毛穴を詰まりにくくして毛穴がポツポツ目立つ「いちご鼻」や「毛穴の黒ずみ」を解消することもできます。

この記事ではそんな鼻脱毛について、2003年の開業以来、40万件以上の医療レーザーの脱毛を行ってきた美容皮膚科フェミークリニックが、基礎情報やメリット、デメリットについて詳しく解説を行っていきます。

鼻周りの産毛や毛穴が気になっている方はぜひ参考にしていただければと思います。

鼻脱毛とは

鼻脱毛とは

鼻脱毛は、鼻や鼻周辺に生える毛(産毛)を取り除くための施術を指します。

施術には光脱毛や医療レーザー脱毛が採用され、鼻の毛が持つメラニン色素に反応させて毛を作る機能にダメージを与えることで、毛を生えにくくすることが可能です。

一般的に「顔脱毛」の一部として鼻も脱毛できることが多いですが、クリニックによっては「鼻脱毛」のメニューを用意しているところもあります。

鼻の頭・小鼻の脱毛

鼻の頭や小鼻は、よく見ると実は細かい産毛がたくさん生えており、ファンデーションを塗ったり、パウダーをつけるとぽわぽわと産毛がかえって目立ってしまうのが気になる、という方もいらっしゃるかと思います。

鼻の頭は顔の中心に位置するため、第一印象にも影響を与える重要な部位です。シェービングをしようとしても凸凹が多く、自分で産毛を除去するのが難しい部位でもあります。

また、小鼻には多くの皮脂腺が存在し、これが毛穴の角栓の形成や毛穴の黒ずみを引き起こす原因の一つとなります。鼻脱毛を行うことで毛がなくなり、毛穴が引き締まることで、皮脂の分泌も抑えられるため、いちご鼻や黒ずみの改善につながります。

このように、鼻の頭や小鼻の脱毛は、美しい肌を維持するために効果的な手段となり得ます。

医療レーザー脱毛機では照射するレーザーの先端が小さいタイプを使うことで、面積の小さな鼻の頭や小鼻にもしっかりレーザーを照射することができます。

鼻の下

鼻の下は、男性であれば濃いひげが生えたり、女性でも少し太めの産毛が生えていて気になる箇所かと思います。

そのため、カミソリで定期的にシェービングをしているという方も多いと思いますが、この部分は皮膚が薄く、鼻の粘膜や唇に近いため、剃毛や脱毛を行うには注意が必要な部位です。

この部位の脱毛は毛がなくなることで肌の清潔感が増し、お化粧のノリも向上することが期待できます。

さらに、医療脱毛を完了することで自己処理を行う手間が省け、肌を守る効果もあります。

鼻の中(鼻毛)

鼻の中の脱毛、いわゆる鼻毛の脱毛は、レーザーの照射がしにくくしかも粘膜部分の脱毛になるため、難しい施術です。フェミークリニックでは安全性への考慮から鼻毛の脱毛はおこなっておりません

ワックスなどで一気に抜いて脱毛する施術もありますが、鼻の中はデリケードであるため、毛穴を傷つけて炎症を起こす可能性があり、あまり推奨される方法ではありません。

鼻毛が気になる場合は安全装置がついた鼻毛カッターなどで定期的にカットして処理するのが良いでしょう。

鼻脱毛の4つのメリットを詳しく解説

続いて、鼻の産毛を脱毛することのメリットについてさらに詳しく解説していきます。

①皮脂の分泌量が減る

鼻は元々皮脂腺が多く皮脂量が多いため、メイク崩れなどが気になりますよね。

鼻脱毛を行うと、毛穴から産毛が無くなることで毛穴が引き締まり、毛穴から分泌される皮脂量が穏やかになる効果が期待できます。

②毛穴や黒ずみの改善効果

鼻の毛穴は皮脂や角質が詰まって角栓となることが多く、これによって毛穴が肥大化して「いちご鼻」と呼ばれるポツポツと毛穴が目立つ状態や、角栓が酸化して黒ずみになる原因となります。

しかし鼻脱毛によって毛が取り除かれることで、毛穴が引き締まり、皮脂の分泌が抑えられると同時に、汚れが溜まりづらくなります

その結果、角栓の形成や黒ずみの発生を抑え、つるりとした透明感のある鼻周りを実現できます。

また、毛穴の詰まりにアクネ菌が繁殖してできるニキビも発生しにくくなることが期待できます。

③キメが整い、化粧ノリが向上

③キメが整い、化粧ノリが向上

毛が少なくなった鼻の表面は肌のキメが整うため、化粧品がしっかりと密着しやすくなり、ファンデーションやパウダーがなじんで化粧崩れを防止する効果があります。

さらに、毛がないことでメイクもスムーズに落とせ、肌への負担が少なくなります

美しい肌を保ちながらキレイなメイクを行うために、鼻脱毛を完了させることは非常に有用です。

④産毛処理が不要になる

④産毛処理が不要になる

医療脱毛によって顔脱毛を行うことで、毎日の産毛処理が不要になります。

特に鼻は面積が小さく入り組んでいるため、産毛の処理が他の箇所と比べて難しく、自己処理を行う際には肌を傷つけてしまうリスクも伴います

しかし、医療脱毛によってムダ毛を取り除くことで、自己処理の手間が省け、肌の健康を守ることに繋がります

このように、鼻脱毛は日々のスキンケアをより簡単にし、美しい肌を保つための有力な選択肢となるのです。

鼻脱毛のデメリット

鼻脱毛には多くのメリットが存在しますが、同時にデメリットも考慮する必要があります。特に、鼻はデリケートな部位であり、脱毛を行う際のリスクを理解することが重要です。

以下に鼻脱毛のデメリットを提示します。

硬毛化のリスク

硬毛化とは、脱毛後にまれに毛が以前よりも太く、濃く生えてくることを指します

硬毛化が起きるはっきりしたメカニズムはまだわかっていませんが、脱毛に使用するレーザーが毛根に影響を与えきれず、逆に刺激を与えてしまうことが考えられています。特に、産毛のようにメラニンが少ない毛に対して硬毛化は起きやすい傾向があります。

はっきりとした原因がわかっていない分、回避するのは難しい現象ですが、硬毛化が起きても脱毛を続ければツルツルにすることができます。

ただし硬毛化した状態ですぐに医療脱毛を行っても効果が出にくく、さらに毛が太くなってしまう可能性もあります。そのため、硬毛化が起きた場合は、半年~1年は施術間隔を空けていただくようお願いしております。刺激を与えずに、自然に生え変わるのを待つことで、毛質が細くなって毛量も減っていくためです。

大切なのは硬毛化が起きたときにすぐに施術を切り替えることです。

的確に判断をしてくれる信頼のおけるクリニックで脱毛施術を受けるようにしましょう。

鼻だけの脱毛プランが少ない

鼻だけの脱毛プランは、ほとんどのクリニックで提供されていないことが多いです。そのため、鼻の脱毛を行いたい場合には、顔全体の脱毛プランを受ける必要が出てきます。

顔の産毛も脱毛することで頬や額の毛穴も目立ちにくくなり、メイクのノリが良くなるなど様々なメリットがあります。

したがって、鼻脱毛をする際に顔全体も一緒に脱毛してしまうのもおすすめです。

顔脱毛で肝斑が悪化する可能性

これって肝斑?シミ?見分け方

肝斑は、主に30代~40代の女性の顔に左右対称に現れる、もやもやとしたくすみのようなシミです。

肝斑は一般的な加齢シミとは異なり、刺激によって悪化しやすいという特徴があります。

そのため、鼻のついでに顔脱毛した際、レーザーや光を照射した刺激によって悪化する可能性があります。

美容皮膚科の医療脱毛であれば、顔に肝斑が現れているか先に見極め、場合によっては肝斑を先に治療した上で顔脱毛を開始することも可能です。

フェミークリニックでもシミ・肝斑治療を行っています。

無料カウンセリングで顔脱毛をご相談の際には、肝斑についても診断いたしますので、ぜひお気軽にカウンセリングにお越しください。

【参考】肝斑(かんぱん)とはどんなシミ?できる原因と治療方法

医療レーザー脱毛による鼻脱毛

鼻脱毛を含む顔の脱毛は、高い人気がある脱毛部位のひとつですが、特に医療レーザーを用いた方法がおすすめです。

医療レーザーは、毛を作る組織を完全に破壊することで、毛の再生を抑制します。これにより、完了後は半永久的に毛が生えてくることはありません

また鼻や顔の皮膚はデリケートであるため、医療機関で受けられる医療脱毛が安心です。

施術回数の目安

鼻脱毛においては、施術回数は個人の毛の状態や量によって異なるものの、一般的には5回目くらいから薄くなってきた実感を得られることが多いです。

産毛は脱毛レーザーの照射回数がかかるため、完全に生えてこなくなるまでは10回~15回の施術が必要です。光脱毛の場合は、20回以上かかることもあります。

初期の施術では目に見える変化を感じにくいことが多いですが、回数を重ねることで次第に毛が細くなり、再生も遅くなっていく傾向があります。

費用と料金相場

鼻脱毛を受ける際の費用は、自由診療であるためクリニックによって料金体系が異なります。

一般に、鼻脱毛を行う場合は顔全体の脱毛プランに含まれているケースが多く、このプランでは5回や10回のセット料金が提供されています。

料金は数万円から十数万円の幅が存在し、施術回数を増やすごとに徐々に割引が適用されることもあります。施術を選ぶ際には、事前に各クリニックの料金を比較し、予算に合ったものを選ぶ必要があります。

痛みの程度

鼻脱毛における痛みの程度は人によりますが、多くの人が耐えられる痛みです。医療レーザー脱毛では、施術時に輪ゴムで弾かれるような軽い痛みを経験することが一般的です。

ただし、鼻の下や小鼻など、皮膚が薄く骨に近い部分では痛みを感じやすい傾向があります。このため、クリニックでは冷却装置付きマシンや麻酔クリームを用意していることも多く、痛みに配慮した施術が受けられます。

痛みが心配な場合は、事前に医療スタッフに相談すると良いでしょう。

サロン脱毛と医療脱毛の違い

サロン脱毛と医療脱毛は、施術方法や効果、料金体系において重要な違いがあります。

サロン脱毛は主にエステティックサロンで提供され、光脱毛(IPL脱毛)を使用することが一般的です。これは低出力で痛みが少なく、1度の施術の料金が安価であることが特徴です。

しかし、毛を作る組織の破壊はできないため、脱毛効果の持続性や毛の再生を抑える力は医療脱毛に比べて弱いです。

逆に医療脱毛は、専門のクリニックにて医療レーザーを使用し行われ、毛を生成する機能を完全に破壊します。これにより医療脱毛は比較的短期間・少ない回数で脱毛が完了し、半永久的にツルツルの脱毛効果が持続します。

施術の痛みや回数、料金に関する比較を行う際には、しっかりとそれぞれの特性を把握することが重要です。どちらの方法が適しているかは、目的や肌の状態に応じて選択することが求められます。

フェミークリニックの顔脱毛

レーザートーニング

フェミークリニックの顔脱毛では、鼻の脱毛も含めて行っています。フェミークリニックの顔脱毛の特徴について解説します。

産毛に適したレーザーを漏れのないように丁寧に照射

産毛に適したレーザーを漏れのないように丁寧に照射

顔は鼻を中心に様々な凹凸があるため、まんべんなくレーザーを照射できるようにレーザーはヘッド部分が小さいものを使用。患者さまの骨格や凹凸部分に合わせて照射漏れが起きないよう、1/3を重ねて照射を行います。

またフェミークリニックでは複数の脱毛機器を常にご用意し、毛質や肌質に合わせてレーザーの種類や出力を調整しながら適切に照射します。

顔の毛周期に合わせた照射スケジュール設定

体の毛周期(毛が生え変わる周期)が2~3か月であるのに対し、顔の毛周期は2~4週間と短くなります。この毛周期に合わせて照射スケジュールを調整することで、最も少ない回数で最大限の効果を引き出すことができます。

痛みやお肌への負担を最小限に抑えるための取り組み

アトピーのお肌に対応する数種類のレーザー機器をご用意

フェミークリニックでは、複数の脱毛機器をご用意し、脱毛部位や患者さまの体質に合わせて照射機器や照射レベルを細かく調整します。

これにより痛みを抑えたり、アトピーや敏感肌など刺激が心配なお肌への負担を極力抑えることができます。

それでも痛みが心配な方は表面麻酔(別料金)のご用意もありますので、お気軽にご相談ください。

脱毛以外のいちご鼻・毛穴の黒ずみの改善方法

いちご鼻や毛穴の黒ずみが気になる方にとって、鼻脱毛による産毛の処理は非常に有効です。

フェミークリニックでは、さらに鼻脱毛に加えて毛穴をケアする最新鋭の美容施術メニューのご用意もあります。

代表的な施術をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、不要な皮脂や汚れについて酸を用いて取り除き、お肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促進する治療です。

毛穴に詰まった皮脂や汚れが取り除かれることで、ニキビや毛穴の開き黒ずみが改善され、つるつるのお肌を実現します。

ダーマペン4

ダーマペン4

ダーマペン4は、微細な針を使って皮膚に微小な穴を開けることで、肌再生を促進する治療です。

創傷治癒効果によりコラーゲンなどの美容成分が生み出され、肌のハリや弾力が高まり毛穴が縮小することで開き毛穴を改善する効果が期待できます。

レーザートーニング

レーザートーニング

レーザートーニングは、低出力のレーザーによってメラニンを少しずつ分解し、肌のトーンを均一にするための治療法です。

主にメラニンが原因となった黒ずみ毛穴に効果が期待できます。

鼻脱毛に関するよくあるご質問

鼻脱毛についてよくいただくご質問とその回答をまとめました。

医療脱毛で鼻の脱毛はできますか?
医療脱毛による鼻の脱毛は可能です。多くのクリニックでは、顔全体の脱毛プランに鼻を含めた施術を行っています。
フェミークリニックの顔脱毛にも鼻脱毛が含まれています。小回りの効く小さなヘッドで小鼻周りなど複雑な形状にも丁寧にレーザーを照射し、細かな産毛もしっかり破壊していきます。
鼻の脱毛は医療脱毛だと何回くらいかかりますか?
鼻脱毛に必要な施術回数は、個々の毛質や肌の状態によって異なりますが、一般的には5回目くらいからお手入れの頻度が減ってくる実感が得られてきます。 産毛はレーザーの効果が出るまで回数が必要なため、ほとんど生えてこないツルツルの状態にするには10~15回ほど照射する必要があります。
いちご鼻は脱毛で治りますか?
いちご鼻の改善に対して、鼻脱毛が一定の効果をもたらすことがあります。 いちご鼻は、毛穴に汚れや皮脂が詰まることで生じる角栓が原因です。脱毛によって鼻周りの毛を取り除くと、毛穴の汚れが溜まりにくくなったり、毛穴がきゅっと引き締まる効果が期待されます。また、脱毛によって皮脂の分泌が抑えられることで、いちご鼻が改善される可能性もあります。

【まとめ】鼻脱毛で毛穴の目立たないつるつる美鼻を手に入れよう

【まとめ】鼻脱毛で毛穴の目立たないつるつる美鼻を手に入れよう

今回は鼻脱毛についてと、その効果について解説しました。

鼻の産毛を医療脱毛によって除去することで、肌のキメが整いメイクのノリが良くなるだけでなく、いちご鼻になりにくく、毛穴の目立たないツルツルの鼻を手に入れることができます。

メイクをする際にポワポワと浮いてしまう鼻の産毛が気になるのであれば、ぜひフェミークリニックの顔脱毛をご検討ください

まずは無料カウンセリングにて疑問点や不安なことについてお気軽にお尋ねください。経験豊富な医師やカウンセラーが患者さまお一人お一人のお悩みに向き合い、丁寧にお答えしています。