『ワキガって治せるの?』
『セルフケアでは効果がないの?』
暑い季節や緊張する場面で、ふと気になるワキのにおい。デオドラントを塗っても時間が経つと再びにおいがしてしまい、人前に出るのが不安になる方も多いのではないでしょうか。
実は、ワキガには明確な原因があり、その原因に応じた治療を行うことで根本改善が可能です。
そこで今回は、2003年の開院以来、ワキガ・多汗症治療に豊富な実績をもつ美容皮膚科フェミークリニックが、ワキガの「本当の治し方」について詳しく解説します。
この記事を読めば、セルフケアとの違いや最新のワキガ治療法まで理解でき、あなたに合った改善の道筋が見えてきます。
目次
ワキガは医療で改善できる!フェミークリニックのワキガ治療

ワキガは体質だから仕方ない…と諦める必要はありません。実は、医療の力で原因となる汗腺に直接アプローチすることで、根本から改善することができます。
フェミークリニックでは、お悩みの程度やライフスタイルに合わせて、切らずに行えるワキガ治療をご提案しています。
切らないワキガ治療「ミラドライ」

ミラドライは、マイクロ波の熱エネルギーで、においの原因となるアポクリン汗腺や汗の量に関わるエクリン汗腺を破壊する治療です。切開の必要がなく、傷跡が残らないのが大きな特徴です。
一度破壊された汗腺は再生しないため、長期的な効果が期待できます。厚生労働省の承認を得ているため、安全性と有効性も認められている治療法です。
ミラドライはその効果の高さと安全性から様々なクリニックで採用されている施術ですが、中には費用を抑える目的で看護師が施術を担当するクリニックも見受けられます。しかしフェミークリニックでは、治療効果を最大限に引き出すために必ずミラドライ社から認定を受けた医師が責任を持って施術を行います。
軽度のワキガなら「ワキボトックス」

軽度のワキガや多汗症でお悩みの方には、ボトックス注射による治療がおすすめです。
ボトックスは汗の分泌を抑える働きがあり、注射後すぐに効果を実感しやすいのがメリットです。
ダウンタイムもほとんどなく、仕事や学校に通いながら気軽に受けられる治療です。
効果は一時的ですが、定期的な注射で快適な状態を保つことができます。
フェミークリニックではニオイのというデリケートなお悩みに対して真摯に寄り添い、安心してご相談いただけるよう、話しやすい雰囲気づくりを大切にしています。
ぜひひとりで悩まず、無料カウンセリングでご相談ください。
続いては、そもそもワキガとはどういった症状なのか、なぜ発生するかについて、詳しく説明していきます。
そもそもワキガとは?特有のニオイが発生する仕組み
ワキガは、医学的には「腋臭症」と呼ばれ、ワキの下から特有の強い匂いが発生する体質のことです。
一般的な汗の匂いとは異なり、その原因はアポクリン汗腺という特定の汗腺の働きにあります。
汗をかきやすい夏場や運動後などにニオイが強くなったと感じることが多く、遺伝的な要因が大きく関わっていますが、生活習慣によっても症状の程度は変化します。
アポクリン汗腺から出る汗がニオイの主な原因

人の体には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」という2種類の汗腺が存在します。
体温調節のために全身に分布するエクリン汗腺から出る汗は、99%が水分でサラサラしており、それ自体にニオイはほとんどありません。
一方、アポクリン汗腺はワキの下や陰部など特定の部位に集中しており、脂質やタンパク質、アンモニアなどニオイの元となる成分を多く含んだ汗を分泌します。
このアポクリン汗腺から出た汗自体は無臭ですが、皮膚の表面にいる常在菌によって分解される過程で、ワキガ特有のツンとしたニオイが発生するのです。
したがって、アポクリン汗腺の数や活動の活発さが、ワキガの症状の強さを決定づける要因となります。
ワキガは遺伝的要因が大きく影響する

ワキガは体質であり、その体質は遺伝によって受け継がれることが分かっています。
ニオイの原因となるアポクリン汗腺の数や大きさは遺伝によって決まるため、家族にワキガの人がいる場合、自分もワキガ体質である可能性が高くなります。
ワキガは優性遺伝するため、両親のどちらか一方がワキガ体質の場合、子供に遺伝する確率は約50%、両親ともにワキガ体質の場合は約80%と非常に高い確率で受け継がれるとされています。
ただし、遺伝したからといって必ずしも強い症状が出るとは限らず、症状の程度には個人差があります。
自分のルーツをたどることは、ワキガ体質かどうかを知るための一つの重要な手がかりです。
ホルモンバランスや生活習慣の乱れもニオイを強くする

ワキガの主な原因は遺伝ですが、後天的な要因によってニオイが強くなることもあります。
特に性ホルモンはアポクリン汗腺の働きを活発にするため、ホルモン分泌が盛んになる思春期に症状が現れたり、強くなったりするケースが多く見られます。
また、女性の場合は月経や妊娠・出産、更年期といったライフステージでホルモンバランスが大きく変動し、一時的にニオイが変化することもあります。
ストレスや不規則な生活による睡眠不足、動物性脂肪に偏った食生活などは、ホルモンバランスや自律神経を乱し、アポクリン汗腺を刺激してニオイを悪化させる一因となるため注意が必要です。
もしかしてワキガ?自宅でできる簡単セルフチェックリスト
自分がワキガかもしれないと不安に感じている場合、専門医の診断を受ける前に、自宅で簡単に行えるセルフチェックで体質の傾向を把握できます。
これから挙げる項目は、ワキガ体質の人に多く見られる特徴であり、当てはまる数が多いほどその可能性が高いと考えられます。
ただし、これはあくまで目安であり、最終的な診断を下すものではありません。
自分の体のサインを知り、ワキガの見極め方として参考にしてください。
①耳垢が湿っている

ワキガ体質かどうかを判断する上で、信頼性が高いとされるのが耳垢の状態です。
ワキガの原因となるアポクリン汗腺は、耳の穴の中にも分布しています。
そのため、アポクリン汗腺が多い体質の人は、耳の中でもその働きが活発になり、分泌物によって耳垢が湿っぽくなる傾向があります。
具体的には、ベタベタとした飴色のアメ状、あるいは柔らかく粘り気のある耳垢の人は、ワキガ体質の可能性が高いと言えます。
一方で、耳垢がカサカサと乾燥している粉状の人は、アポクリン汗腺の数が少ない傾向にあり、ワキガ体質である可能性は低いと考えられています。
これは医学的にも関連が深いとされている判断基準の一つです。
②衣類の脇の部分に黄ばみができる

アポクリン汗腺から分泌される汗には、脂質やタンパク質の他にリポフスチンという色素成分が含まれています。
このリポフスチンが衣類に付着することで、洗濯をしても落ちにくい黄ばみとして残ることがあります。
特に白いシャツや下着を着用した際に、脇の部分が黄ばんでいる場合は注意が必要です。
一般的なエクリン汗による汗ジミは、水分が蒸発すればほとんど色が残りませんが、アポクリン汗由来の黄ばみは色が濃いという特徴があります。
衣類の黄ばみは、ワキガのニオイの強さと比例する傾向があるとも言われており、自分の体質を知るための分かりやすいサインとなります。
③両親のどちらかがワキガ体質である

ワキガは優性遺伝する体質であるため、血縁者にワキガの人がいるかどうかは非常に重要なチェック項目です。
特に両親の体質は、子供に直接影響します。
片方の親がワキガ体質の場合で約50%、両親ともにワキガ体質の場合は約80%という高い確率で遺伝するとされています。
もし両親や祖父母、兄弟姉妹にワキガの人がいるのであれば、自分もその体質を受け継いでいる可能性は高いと考えられます。
治療済みの可能性もあるため、直接聞きにくい場合は、過去にワキのニオイで悩んでいたことがなかったか、あるいはデオドラント製品を頻繁に使用していたかなどを、それとなく確認してみるのも一つの方法です。
遺伝はワキガの根本的な要因であるため、この項目はセルフチェックの中でも特に重要度が高いです。
④脇毛が濃く量が多い
ニオイの原因となるアポクリン汗腺は、毛穴に付属して存在しています。
そのため、毛穴の数が多い、つまり毛深い人は、それに伴ってアポクリン汗腺の数も多い傾向にあります。
特に、脇毛が太く、濃く、広範囲にわたって生えている場合は、ワキガ体質の可能性が考えられます。
また、脇毛が多いと汗や皮脂が毛に絡みつきやすくなり、ワキの下が蒸れて湿度が高い状態が保たれてしまいます。
このような環境は、ニオイの原因となる雑菌が繁殖するのに最適な条件であり、結果としてニオイをより強くしてしまう一因にもなります。
ただし、これはあくまで傾向であり、脇毛の量とワキガの症状の強さが必ずしも比例するわけではありません。
今日から始められる!セルフケアでワキガのニオイを抑える方法
ワキガのニオイは日々の少しの心がけで軽減することが可能です。
治療を検討しながらでもできる、セルフケアを始めてみましょう。
これから紹介する予防やケア方法は男性・女性を問わず誰でも、これを読み終わったらすぐに実践できる基本的な対策です。
これらの習慣を生活に取り入れることでニオイの発生を抑え快適に過ごすための土台を作ることができます。
汗をかいたらこまめに拭き取り清潔を保つ

ワキガのニオイは、かいたばかりの汗そのものから発生するわけではありません。
アポクリン汗腺から分泌された汗に含まれる脂質やタンパク質を、皮膚の常在菌が分解することで、特有のニオイ物質が生成されます。
つまり、菌が汗を分解する時間をできるだけ与えないことが重要になります。
汗をかいたと感じたら、そのまま放置せずに、こまめに拭き取る習慣をつけましょう。
乾いたタオルで拭くだけなく、殺菌成分や清涼成分が含まれたウェットシートや汗拭きシートを利用すると、汗と同時にニオイの原因菌も除去できるため、より効果的です。
特に運動後や暑い日中などは、意識的にケアを行うことがニオイの抑制につながります。
殺菌効果のある石鹸で優しく洗う

毎日の入浴時にワキを清潔に保つことは、ニオイ対策の基本です。
このとき、ニオイの原因となる皮膚の常在菌を効果的に減らすために、殺菌成分や抗菌成分が配合された薬用石鹸やボディソープを選ぶことをお勧めします。
ただし、ニオイを気にするあまり、ナイロンタオルなどでゴシゴシと強くこすり洗いをするのは避けるべきです。
過度な洗浄は、肌のバリア機能に必要な皮脂まで奪ってしまい、乾燥を招いたり、かえって皮脂の過剰分泌を引き起こしたりする可能性があります。
石鹸をしっかりと泡立て、そのきめ細かい泡でワキの下を優しく包み込むように洗い、すすぎ残しがないように丁寧に洗い流すことが正しい洗浄方法です。
肉類中心の食生活を見直して体の中から改善

日々の食事内容も、体臭に影響を与える重要な要素です。
特に、動物性脂肪やタンパク質を多く含む肉類やバター、チーズなどの乳製品に偏った食生活は、アポクリン汗腺の働きを活発にし、ニオイの原因となる汗の分泌を促進する傾向があります。
これらの摂取を控えめにし、代わりに野菜や果物、海藻類、きのこ類といった抗酸化作用のある食品や、腸内環境を整える発酵食品などをバランス良く取り入れることが望ましいです。
肉を食べる際は、焼いたり揚げたりするよりも、脂を落とせる蒸し肉や茹でる調理法を選ぶと良いでしょう。
また、梅干しや酢などのアルカリ性食品を食事に取り入れることも、体質改善と体臭抑制に役立ちます。
脇毛を処理して雑菌の繁殖を防ぐ

脇毛が生えていると、汗や皮脂、垢などが毛に絡みつき、ワキの下が蒸れやすくなります。
湿度と温度が高い環境は、ニオイの原因となる雑菌が繁殖するのに絶好の場所です。
脇毛を定期的に処理することで、ワキの通気性が良くなり、汗が乾きやすくなるため、雑菌の繁殖を抑制できます。
また、肌を清潔に保ちやすくなるだけでなく、制汗剤やデオドラント剤が直接肌に密着しやすくなるため、製品の効果を最大限に引き出すことにも繋がります。
処理方法にはカミソリや除毛クリーム、ワックス、医療脱毛など様々な選択肢がありますが、肌への負担が少ない方法を選び、処理後は保湿ケアを忘れずに行うことが大切です。
フェミークリニックでは、男性も女性も医療脱毛で脇毛を永久脱毛することも可能です。
ストレスを溜めず十分な睡眠時間を確保する

精神的な状態も、ワキガのニオイに大きく関わっています。
強いストレスや緊張、不安を感じると、自律神経のうち交感神経が優位になり、アポクリン汗腺からの汗の分泌が促進されます。
これは「精神性発汗」と呼ばれ、プレゼンテーションや試験など、プレッシャーのかかる場面でワキ汗が増えるのはこのためです。
また、睡眠不足や不規則な生活は、ホルモンバランスの乱れを引き起こし、ニオイを悪化させる原因にもなります。
日頃から適度な運動や趣味の時間を設けるなどして、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
そして、質の良い睡眠を十分にとることで心身をリラックスさせ、自律神経とホルモンバランスを整えることが、体の中から行うニオイケアとなります。
ドラッグストアで買える市販薬を使ったワキガ対策
毎日のセルフケアに加えて、ドラッグストアなどで手軽に購入できる市販のデオドラント製品を活用することで、ワキガのニオイを一時的に抑えることができます。
これらの製品には、ニオイの原因に直接アプローチする成分が含まれており、症状のレベルに合わせて様々な種類のアイテムから選べます。
自分の肌質や汗の量、ライフスタイルに合ったものを見つけるためのポイントを解説します。
殺菌成分でニオイの元を断つ
ワキガのニオイは、アポクリン汗が菌に分解されることで発生します。そのため菌の繁殖を抑えることが対策の基本です。成分表示を確認し、イソプロピルメチルフェノールや塩化ベンザルコニウムなどの殺菌・抗菌成分を含む製品を選びましょう。
香料でごまかすタイプは、ニオイと混ざってかえって不快になることもあるため、無香料または香りの控えめなものがおすすめです。
清潔なワキに朝使用すると、日中のニオイ対策に効果的です。
制汗成分で汗の量をコントロール
ニオイの発生を抑えるには、汗そのものを減らすことも有効です。クロルヒドロキシアルミニウムやパラフェノールスルホン酸亜鉛といった制汗成分は、汗腺の出口をふさぐように作用し、汗の分泌を物理的に抑えてくれます。
汗をかく前に塗布することで、長時間ワキをさらっと快適に保ち、菌が繁殖しにくい環境を作ります。殺菌成分と制汗成分を兼ね備えた製品なら、より高い効果が期待できます。
クリームやロールオンなど密着タイプがおすすめ
デオドラントにはスプレーやスティックなど多くのタイプがありますが、ワキガ対策としては、成分がしっかり密着するクリームやロールオンタイプが推奨されます。これらは有効成分がムラなく皮膚に行き渡り、汗で流れ落ちにくいため、効果が持続しやすいのが特長です。
一方、スプレータイプは広範囲に手軽に使える利点がありますが、持続性は短め。外出先での塗り直し用として併用するなど、用途に応じて使い分けると良いでしょう。
ただしセルフケアでは限界も
市販のデオドラント製品は、日常生活の中でニオイや汗を一時的に抑えるには有効ですが、根本的な改善には残念ながら限界があります。
「毎日ケアしても効果を実感しにくい」「ニオイや汗の悩みをしっかり解消したい」「ニオイケアを気にせず生活したい」とお悩みの場合は、医療による治療がおすすめです。
フェミークリニックでは医師が原因や症状の程度を見極め、一人ひとりに合わせた治療法をご提案いたします。
根本的に治したいならクリックで受けられるワキガ治療法
セルフケアや市販薬を試してもニオイが十分に改善されない場合や、長年の悩みから解放されたいと根本的な解決を望む場合は、皮膚科や美容クリニックなどの医療機関で専門的な治療を受けるという選択肢があります。
治療法は、症状の重さやダウンタイム、費用などに応じて様々であるため、それぞれ治療方法を解説します。
美容皮膚科フェミークリニックでは、冒頭でご紹介した通り、メスを使わないワキガ治療を行っています。
【注射】ボトックス注射で汗腺の働きを弱める

ボトックス注射は、ボツリヌス菌が作り出すタンパク質をワキの皮膚に注入する治療法です。
このタンパク質には、神経伝達物質「アセチルコリン」の放出を阻害する働きがあります。
汗腺はアセチルコリンの指令を受けて汗を分泌するため、その働きをブロックすることで発汗を大幅に抑えることができます。
施術時間は10分程度と短く、切開を伴わないため体への負担が少ないのがメリットです。
ただし、効果は永久ではなく、一般的に4ヶ月から半年ほどで効果が薄れてくるため、効果を持続させるには定期的な再注入が必要です。
重度の多汗症の場合は保険適用になることもありますが、ワキガ治療目的では自費診療となります。
【照射】ミラドライで汗腺を破壊する

ミラドライは、マイクロ波を利用してワキガと多汗症を治療する医療機器です。
皮膚の上からマイクロ波を照射し、その熱エネルギーによって汗とニオイの原因であるエクリン汗腺とアポクリン汗腺を破壊します。
メスを使わないため、皮膚を切開する必要がなく、傷跡が残らないのが特長です。
しかも一度破壊された汗腺は再生することがないため、半永久的な効果が期待できます。
施術後のダウンタイムも比較的短く、日常生活への影響が少ない治療法として注目されています。
ただし、この治療は保険適用外の自由診療となるため、費用は高額になる傾向があります。
厚生労働省からワキの多汗症治療として承認を受けている安全性の高い治療法です。
【手術】剪除法(せんじょほう)でアポクリン汗腺を取り除く

剪除法は、ワキガ治療における標準的な手術方法で、重度のワキガに対して保険が適用されます。(フェミークリニックでは行っていません)
この手術では、ワキのシワに沿って数センチ皮膚を切開し、皮膚を裏返して医師が目で直接アポクリン汗腺を確認しながら、ハサミのような器具で一つひとつ丁寧に取り除いていきます。
ニオイの原因そのものを物理的に除去するため、効果が非常に高く、再発の可能性が低いのが最大のメリットです。
一方で、手術後はワキをガーゼで圧迫固定する必要があり、1週間程度の安静期間を要します。
また、切開を伴うため、体への負担が大きく、傷跡が残るというデメリットも考慮する必要があります。
ワキガの治し方についてよくあるご質問
ワキガの治し方について、よくあるご質問とその回答をまとめました。
- ワキガは市販薬やデオドラントで治りますか?
- 市販のデオドラント製品は、ニオイや汗を一時的に抑えることはできますが、根本的に治すことはできません。殺菌成分や制汗成分による「対症療法」として活用するのが基本です。本格的な改善を望む場合は、医療機関での治療が必要です。
- ワキガを完全に治す方法はありますか?
- 根本的に治すには、アポクリン汗腺を減らす治療が必要です。代表的なのはミラドライ(切らないワキガ治療)や外科手術です。軽度〜中度の方は、ボトックス注射による発汗抑制でも一時的に症状が和らぐケースもあります。
- ワキガは手術をしないと治りませんか?
- 必ずしも手術が必要なわけではありません。ミラドライのように切らずに行える治療もあり、日常生活に支障が少ない点で人気があります。 フェミークリニックのミラドライは、術後のヨード検査(汗に反応する薬品の検査)で、確かな改善効果が証明されています。
- ワキガの治療効果はどれくらい持続しますか?
- ボトックス注射は数か月〜半年ほど効果が続きます。ミラドライはアポクリン汗腺を減らすため、効果は半永久的とされています。手術は根本治療となり、再発の可能性は低くなります(フェミークリニックでは手術は行っていません)。
- 治療には何回くらい通う必要がありますか?
- ボトックス注射は1回の施術で完了しますが、効果維持には定期的な施術が必要です。ミラドライは1回で効果を実感できる方が多く、必要に応じて追加照射することもあります。手術の場合も基本は1回で完了します。
- 学生や未成年でも治療できますか?
- 治療自体は可能ですが、成長期の場合は再発のリスクがあります。そのため、まずは生活に支障があるかどうかを含めて医師と相談するのが安心です。未成年の方は保護者の同意が必要です。
【まとめ】ワキガを治したいならフェミークリニックへ
今回は、お悩みの方も多いワキガの治し方について解説しました。
ニオイの発生メカニズムを理解し、汗をこまめに拭き取ることや食生活を見直すといった地道なケアを基本としながら、必要に応じて殺菌・制汗成分を含むデオドラント製品を併用することが現実的な対処法となります。
それでも改善が見られない場合や、永久的な解決を望む場合には、医療の力で根本から治療を行うことができます。
フェミークリニックでは、医師によるミラドライ治療や、アラガン社の安全なボトックス製剤を使ったワキボトックスで、ワキガの改善治療を行っています。
自身の症状の程度やライフスタイル、目指すゴールに応じて、これらの方法を適切に選択することが、悩みの解決につながります。
お悩みに寄り添い、施術方法や術後ケアについて丁寧にご説明いたしますので、ぜひ一度無料カウンセリングにてご相談ください。