顔にできたニキビが、いつの間にか硬いかさぶたになっていたという経験はありませんか。
ニキビ跡を残さずに治すためには、かさぶたができた後のケアが非常に重要です。
Before
After
| 年齢 | 20代 |
|---|---|
| 治療内容 | ・ケミカルピーリングイオン導入角栓除去パック 7回 ・イソトレチノイン 6ヶ月 |
| リスク・副作用 | 【ケミカルピーリング】酸を使って肌表面に蓄積された古い角質を剥離し、肌のターンオーバーを促します。 ピリピリとした痛み、赤み、皮むけ、乾燥などが生じる可能性があります。 【イソトレチノイン】服用開始してから約1~2週間は、一時的に症状が悪化する「好転反応」が生じる場合があります。 |
| 費用目安 | ・ケミカルピーリング 107,800円 ・イソトレチノイン 278,916円 ※モニター価格 |
この記事では、2003年の開業以来、ニキビ治療症例数21万件以上の実績を積み重ねてきた美容皮膚科フェミークリニックが、ニキビがかさぶたになる原因から、跡にしないための正しい対処法、自宅でできるセルフケアの治し方、そして皮膚科で受けられる治療法までを解説します。
適切な治し方を知り、きれいな肌を目指しましょう。
目次
ニキビがかさぶたになる2つの主な原因

顔、特に鼻などにできるニキビは悪化すると炎症を起こしかさぶたになることがあります。
そもそもニキビは過剰な皮脂や古い角質によって毛穴が詰まり角栓ができることから始まります。
この毛穴の中でアクネ菌が増殖すると炎症を起こしその治癒過程や誤ったケアによってかさぶたが形成されるのです。
ニキビがかさぶたになった場合その原因は主に2つのパターンに分けられます。
炎症が治りかける過程で自然にできる場合
ニキビの炎症がピークを過ぎ、治りかけの段階に入ると、傷ついた組織を修復するために血液成分が集まります。
その結果、傷口を保護するための蓋として、かさぶたが自然に形成されることがあります。
このかさぶたは医学的には痂皮(かひ)と呼ばれ、皮膚の表面で外部の刺激や雑菌から肌を守る役割を果たします。
治癒の経過とともに、ニキビの赤みは徐々に引き、紫、茶色、黒といった色のかさぶたになることもあります。
これは正常な治癒過程のサインであり、無理に剥がすべきではありません。
ニキビを潰してしまい傷になった場合
気になってニキビを自分で潰してしまうと、皮膚に深い傷ができてしまいます。
指や爪で無理に膿や血を押し出す行為は、毛穴の周りの組織を傷つけ、出血を伴う傷口を作ります。
この傷を治すために、体は防御反応としてかさぶたを形成します。
不衛生な手でニキビを潰した場合、傷口から雑菌が侵入し、さらに炎症が悪化して痛いしこりになる可能性もあります。
自己判断でニキビを潰す行為は、かさぶたを作るだけでなく、深刻なニキビ跡の原因となるため避けるべきです。
ご参考:かゆい!ニキビの原因と対処法、キレイに治す治療法も解説
やってはいけない!ニキビのかさぶたを剥がす3つのリスク

ニキビのかさぶたは、見た目や感触が気になり、つい触ったり剥がしたくなったりするものです。
しかし、かさぶたを無理に剥がす行為は、ニキビの治りを遅らせ、深刻な肌トラブルを招く原因となります。
かさぶたは、傷ついた皮膚を守り、再生を促す重要な役割を担っているため、自然に剥がれるまで放置することが基本です。
ここでは、かさぶたを剥がさない方がよい理由となる3つのリスクについて解説します。
雑菌が入り込み炎症が再発する恐れ
かさぶたを無理に剥がしてしまうと、まだ再生途中である無防備な皮膚が露出してしまいます。
かさぶたは外部の刺激や細菌から傷口を守るバリアの役割を果たしているため、これを剥がした状態は非常にデリケートです。
特に、手や指には目に見えない雑菌が多数付着しており、傷口に触れることで細菌が侵入し、再び炎症を引き起こす可能性があります。
鼻の穴の周りなど、もともと雑菌が多い場所にかさぶたができた場合は特に注意が必要です。
一度治まりかけた炎症が再発・悪化し、かさぶたの周りまでトラブルが広がることもあります。
治りが遅くなり治癒期間が長引く
かさぶたは傷ついた皮膚の再生を助ける「自然の絆創膏」のようなものです。
その下では新しい皮膚が活発に作られています。
この治癒プロセスが完了する前にかさぶたを剥がしてしまうとせっかく進んでいた皮膚の再生が中断されてしまいます。
体は再び傷を治そうとして新たなかさぶたを作り直さなければなりません。
このサイクルを繰り返すことで皮膚の修復が大幅に遅れ、結果的にニキビが治るまでの期間が長引いてしまいます。
なかなかニキビが治らないと感じる場合、無意識にかさぶたを剥がしていることが原因かもしれません。
色素沈着やクレーターなどニキビ跡の原因になる
かさぶたを剥がす行為は、深刻なニキビ跡を残す最大のリスクです。
皮膚の再生が完了していない段階で無理に剥がすと、表皮だけでなく、その下の真皮層までダメージを与えてしまうことがあります。
真皮層が傷つくと、皮膚が凹んでしまい、元に戻りにくいクレーター状の跡になる可能性があります。
また、炎症が長引いたり、物理的な刺激が繰り返し加わったりすることで、メラノサイトが活性化し、メラニン色素が過剰に生成されます。
これにより、茶色いシミのような色素沈着が残ってしまうのです。
跡にならないようにするには、かさぶたを絶対にいじらないことが重要です。
かさぶたを作らず素早く治す!フェミークリニックのニキビ治療
ニキビがかさぶたになるのを防ぐためには、炎症を起こしたニキビを早い段階で治療することが大切です。特に、赤く腫れた赤ニキビや、膿を伴う黄ニキビは、悪化すると出血やかさぶたにつながりやすいため、放置せずに対処する必要があります。
フェミークリニックでは、ニキビがかさぶたになる前に炎症を抑え、早期改善を目指すための治療をご用意しています。
※赤ニキビ:炎症によって赤く腫れた状態のニキビ
※黄ニキビ:内部に膿が溜まった状態のニキビ
光線治療

光線治療は、ニキビの原因菌であるアクネ菌に作用する光を照射し、炎症を抑える治療法です。皮膚表面へのダメージが少なく、赤ニキビや炎症初期のニキビに適しています。
炎症を早期に鎮めることで、ニキビが悪化して潰れたり、かさぶたになったりするのを防ぎやすくなるのが特徴です。また、ダウンタイムがほとんどなく、日常生活への影響が少ない点もメリットです。
光線治療の症例
Before
After
| 年齢 | 20代 |
|---|---|
| 治療内容 | ・ケミカルピーリング 5回 ・光線治療 5回 【オプション】角栓除去+排膿+イオン導入+保湿鎮静パック |
| リスク・副作用 | 【ケミカルピーリング】酸を使って肌表面に蓄積された古い角質を剥離し、肌のターンオーバーを促す治療法です。 ピリピリとした痛み、赤み、皮むけ、乾燥などが生じる可能性があります。 【光線治療】赤味、ほてり感、かさつき、乾燥、ニキビの一時的な悪化、色素班に反応し一時的に濃化する可能性があり、これらは、数時間〜1週間ほど続くことがあります。 【イオン導入】熱感、痒み、発赤、痛みなどが起こることがあります。また、稀に水泡や火傷が生じることがあります。 |
| 費用目安 | ¥220,000(税込) |
ニキビ注射

ニキビ注射は、炎症を強く起こしているニキビに直接薬剤を注入し、腫れや痛みを素早く抑える治療です。特に、短期間で悪化しやすい赤ニキビ・黄ニキビに有効とされています。
炎症をピンポイントで抑えるため、自然に潰れて出血するリスクを減らし、かさぶた形成やニキビ跡を防ぐ効果が期待できます。「早く治したい」「目立つニキビを悪化させたくない」という方に適した治療法です。
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)

イソトレチノインは、皮脂分泌を強力に抑制し、ニキビの根本原因にアプローチする内服薬です。繰り返し炎症ニキビができる方や、重症・難治性ニキビでお悩みの方に用いられます。
皮脂量をコントロールすることで、新たな炎症ニキビの発生を防ぎ、結果的にかさぶたができるほど悪化するニキビを作りにくい肌状態へ導きます。医師の管理下で適切に服用することで、長期的なニキビ改善を目指します。
ご参考:ニキビ治療に保険は適用される?一般皮膚科と美容皮膚科の違いやメリットについて
ニキビのかさぶたを跡に残さず綺麗に治すためのセルフケア

ニキビのかさぶたをニキビ跡にしないためには、日々のセルフケアが非常に重要です。
大切なのは、かさぶたを外部の刺激から守り、肌本来の再生能力を最大限に引き出す環境を整えることです。
肌を清潔に保ちつつ、必要な潤いを与え、紫外線などのダメージを防ぐ基本的なスキンケアを丁寧に行いましょう。
ここでは、かさぶたを綺麗に治すための具体的な保護方法やスキンケアのポイントを紹介します。
かさぶたが自然に剥がれるまで触らない
最も基本的で重要なセルフケアは、かさぶたに触らないことです。
気になっても、掻いたり、無理に剥がそうとしたりするのは絶対に避けてください。
皮膚の再生が完了すれば、かさぶたは役目を終え、自然にポロっと剥がれる仕組みになっています。
洗顔や着替えの際に、意図せず取れてしまうこともありますが、それは皮膚の準備ができたサインである場合が多いです。
かさぶたが剥がれた後の皮膚はまだデリケートなので、引き続き優しくケアを続けることが大切です。
とにかく、自分の指で無理やり剥がすことだけはしないようにしましょう。
刺激の少ない洗顔料で優しく洗う
かさぶたがあるときの洗顔は、肌を清潔に保ちつつ、刺激を与えないことが大切です。
洗浄力の強いスクラブ入りやピーリング効果のある洗顔料は、かさぶたを無理に剥がしてしまう可能性があるため避けましょう。
アミノ酸系など、肌への負担が少ない低刺激性の洗顔料を選びます。
洗顔する際は、洗顔料を手のひらでしっかりと泡立て、その泡をクッションにして肌をなでるように優しく洗うのがポイントです。
かさぶたの部分は特に擦らないように注意し、ぬるま湯で泡が残らないように丁寧にすすぎます。
化粧水や乳液でしっかりと保湿し乾燥を防ぐ
肌の乾燥は、バリア機能の低下やターンオーバーの乱れを引き起こし、ニキビの治りを遅らせる一因となります。
洗顔後は、肌が乾燥する前に速やかに保湿ケアを行いましょう。
まず化粧水でたっぷりと水分を補給し、その後、乳液やクリームなどの油分を含むアイテムで肌に蓋をして、水分の蒸発を防ぎます。
かさぶたがある部分も、周囲の肌と一緒に優しく保湿することが大切です。
化粧をする場合は、かさぶた部分を強くこすらないように注意し、コンシーラーなどの厚塗りは肌への負担になるため避けるのが賢明です。
紫外線対策で色素沈着を予防する
かさぶたができている部分や、剥がれた直後の新しい皮膚は非常にデリケートで、紫外線の影響を強く受けやすい状態です。
この時期に紫外線を浴びると、メラニンが過剰に生成され、色素沈着、つまりシミのようなニキビ跡が残りやすくなります。
外出する際は、季節や天候にかかわらず、必ず日焼け止めを塗るように心がけましょう。
肌への負担が少ないノンケミカル処方(紫外線吸収剤不使用)の製品がおすすめです。
日傘や帽子、マスクなどを活用するのも効果的です。
絆創膏で保護する方法もありますが、蒸れや剥がす際の刺激に注意が必要です。
よくある質問

ニキビのかさぶたに関して、多くの方が抱く疑問について解説します。
- ニキビがかさぶたになった場合、自然に剥がれても問題ありませんか?
- ニキビのかさぶたは、無理に剥がさず自然に取れるのを待つことが大切です。途中で剥がしてしまうと、治りが遅くなったり、色素沈着やニキビ跡につながる可能性があります。かさぶたができてしまった場合は、刺激を避け、早めに皮膚科・美容皮膚科へ相談することをおすすめします。
- ニキビがかさぶたになる前に治すことはできますか?
- はい、可能です。赤ニキビや黄ニキビの段階で適切な治療を行うことで、かさぶたになるのを防げるケースは多くあります。炎症を早く抑えることで、悪化や跡残りのリスクを軽減できます。フェミークリニックでは、ニキビの状態に合わせた治療をご提案しています。
- ニキビのかさぶたができるとニキビ跡になりますか?
- 必ずしも跡になるわけではありませんが、炎症が強いニキビほど、ニキビ跡が残るリスクは高くなります。特に、かさぶたを触ったり剥がしたりすると、色素沈着や凹凸が残りやすくなります。繰り返しかさぶたができる方は、根本的なニキビ治療を検討することが重要です。
- ニキビを潰してしまい、かさぶたができました。治療は受けられますか?
- はい、受けられます。かさぶたができた後でも、炎症のケアやニキビ跡予防の治療は可能です。状態によっては、これ以上悪化させないための治療や、治癒を早めるケアをご案内できます。自己判断せず、できるだけ早めにご相談ください。
- 同じ場所にニキビとかさぶたを繰り返すのはなぜですか?
- 皮脂分泌の多さや毛穴の詰まり、生活習慣などが原因で、同じ部位に炎症ニキビが繰り返しできることがあります。その結果、何度もかさぶたができてしまうケースも少なくありません。繰り返すニキビには、表面的なケアだけでなく、原因に合わせた治療が効果的です。
- ニキビとかさぶたができやすい場合、早めにクリニックへ行くべきですか?
- はい。ニキビがかさぶたになるほど炎症を起こしている場合は、早めの受診がおすすめです。市販薬や自己ケアで改善しないニキビは、悪化を防ぐためにも専門的な治療が有効な場合があります。フェミークリニックでは、肌状態を見極めたうえで治療をご提案しています。
ニキビ症例
Before
After
| 年齢 | 20代 |
|---|---|
| 治療内容 | ・ケミカルピーリングイオン導入角栓除去パック 7回 ・イソトレチノイン 6ヶ月 |
| リスク・副作用 | 【ケミカルピーリング】酸を使って肌表面に蓄積された古い角質を剥離し、肌のターンオーバーを促します。 ピリピリとした痛み、赤み、皮むけ、乾燥などが生じる可能性があります。 【イソトレチノイン】服用開始してから約1~2週間は、一時的に症状が悪化する「好転反応」が生じる場合があります。 |
| 費用目安 | ・ケミカルピーリング 107,800円 ・イソトレチノイン 278,916円 ※モニター価格 |
まとめ
ニキビがかさぶたになった際は、無理に剥がさずに自然に取れるのを待つことが最も重要です。
刺激の少ないスキンケアで肌を清潔に保ち、十分な保湿と紫外線対策を徹底することで、ニキビ跡になるリスクを低減できます。
セルフケアで改善が見られない場合や、炎症がひどい場合には、自己判断で悪化させる前に、早めに皮膚科を受診し、専門的な治療を受けることを検討してください。
美容皮膚科フェミークリニックでは、2003年の開業以来、21万件以上のニキビ治療実績を持っています。美肌の専門医が、ニキビの原因を的確に診断し、あなたに最適な治療法やスキンケアをご提案します。
まずは無料カウンセリングで、肌のお悩みを気軽にご相談ください。専門医が丁寧にお答えし、理想の美肌への第一歩をサポートします。