自分からはなかなか見えにくいうなじですが、うぶ毛や後れ毛がキレイに処理してあると、アップスタイルのヘアアレンジややショートヘアをより美しく見せてくれます。
うなじの脱毛は、そんな自分ではなかなか処理し辛いうなじのムダ毛を、いつでもキレイに保てることから人気の施術部位です。
しかし自分からはよく見えない分、失敗しやすい部位でもあるので、脱毛で理想のうなじを手に入れるためのコツについて解説します。
目次
そもそも、うなじを脱毛するメリットって?
うぶ毛をスッキリさせてより美しい首筋へ
美容室でショートカットにしたり、ヘアアレンジをしてもらったりした際、うぶ毛を電動カミソリなどでシェービングしてもらった覚えはありませんか?
うなじは意外とうぶ毛がたくさん生えているため、より美しくみせるために美容師さんの判断で剃ることが多いようです。
もちろん、うぶ毛が生えていること自体は自然なことです。
ただ、うぶ毛を除去することでより肌の白さを目立たせるとともに、髪の生え際をくっきりさせることで首を長くみせる効果があります。
脱毛によってうなじを常にスッキリさせることで、アップスタイルの艶っぽいヘアアレンジや、ショートヘアやボブカットといった襟足を魅せるヘアスタイルを、自信を持って楽しめるようになります。
永久脱毛によって自己処理によるトラブルが無くなる
うなじは自分では見えないため、自分でムダ毛を処理にするには鏡を見ながらやるか、「カン」に頼るしかありません。
カンでやるのはもちろん、合わせ鏡などを使っても、直接見て行うのとは勝手が違うため、手元が狂って肌を傷つけてしまったり、うまく剃りたい箇所に刃が届かかったりということも多いと思います。
また、自分ではちゃんと剃れたかな、と思っても、よく見るとムダ毛が残ってしまっていたり、形が理想とは違っていたりということもあります。
医療脱毛で脱毛を完了すれば、そういった定期的なわずらわしさから永久的に開放されるのも、大きなメリットと言えるでしょう。
永久脱毛して後悔することはある?医療脱毛の失敗例やリスク回避方法を解説
うなじの脱毛で起こりがちな失敗や後悔は?
うなじの脱毛でありがちな失敗とその原因について解説します。
まずは起こりうる失敗を知ることで、その失敗を避けるための対策を練りましょう。
事前の剃毛がうまく出来ない、面倒
医療レーザー脱毛やサロンの光脱毛では、基本的には機械を当てる前に脱毛箇所をシェービングしておく必要があります。
その際、自分ひとりで行うと、先述のようによく見えないことでカミソリやシェーバーで肌を傷つけてしまったり、予想よりも時間がかかってしまうことがあります。
また、自分で剃ると思ったような形になっていない場合があるので、そのままの形で脱毛範囲を決めないよう、施術をしてくれるスタッフの方にしっかり相談する必要があります。
思い通りの形にならなかった、不自然になってしまった
うなじの脱毛は、他のムダ毛の施術とは違い、すべてをキレイさっぱり無くしてしまうのではなく、髪の襟足とのバランスが大切になります。
そのバランスや形が、自分で思い描いていた形と異なってしまう可能性があります。特に永久脱毛は完了してしまうと当然そこからは毛が生えなくなってしまうため、注意が必要です。
また、ムダ毛だと思っていた箇所が髪の後れ毛と判断されて、脱毛の機器を当ててもらえないケースもあり、どこまでが施術範囲か、事前によく相談することが重要です。
脱毛を終えたはずなのにまた生えてきた
予定した回数の施術を終えたのにまた生えてきてしまう場合、考えられる原因は以下の3つがあります。
①まだ回数が十分でない
脱毛が完全に完了するまでの回数は、ムダ毛の量や毛質といった個人の性質はもちろん、使用する機械やその出力によって変わります。サロンやクリニックで推奨する回数はあくまで目安と考えるほうが良いでしょう。
②サロンやエステの光脱毛で脱毛をした
脱毛サロンなどで受けられる光脱毛(美容脱毛)は、「ムダ毛を生えにくくする」脱毛です。そのためサロンで終えた脱毛は、時間が経つとまた生えてきてしまうことがあります。
毛を作り出す毛母細胞ごと破壊する「永久脱毛」を希望する場合は、美容外科や美容皮膚科といった医療機関でのみ受けられる、医療脱毛を受ける必要があります。
③レーザーの照射に漏れがあった
永久脱毛を謳う医療レーザー脱毛をしっかり回数受けたのに、再びムダ毛が生えてきてしまうケースも稀にあります。
その場合は、照射する範囲に漏れがあった可能性が考えられます。
背中のムダ毛が目立つようになってしまった
ほとんどのサロンやクリニックの脱毛では、首と背中上部で施術パーツが分かれています。
しかし首と背中は毛の生え方はつながっているため、うぶ毛が太めの方は特に、脱毛完了部分と未完了の部分で境目が出来てしまうことがあります。
背中を見せるファッションはもちろん、うしろの襟ぐりが深めのお洋服を着る時などに、背中のムダ毛が目立つようになってしまったと感じる方もいるようです。
【背中脱毛で後悔】よくある5つの失敗は?背中美人になる医療脱毛のメリットも解説
うなじの脱毛で失敗しないためにできること
医療脱毛の場合は特に、完了したらやり直しが効かないからこそ、理想通りのうなじ脱毛を叶えるためのポイントを抑えておきましょう。
自己処理が不安なら、クリニックのスタッフにお願いする
サロンやクリニックにかかわらず、脱毛の施術を受ける場合、事前に自分でムダ毛を剃っておくことが必須になります。
しかし大抵のクリニックではプラスのオプション料金でスタッフの方に剃毛をしてもらえます。
またクリニックによっては、手が届きにくい箇所は無料なこともあります。
見えないうなじを自力でシェービングするのが不安であれば、オプションをつけて剃ってもらうことを視野に入れるといいでしょう。
理想のうなじの形についてイメージを固めておく
脱毛でどんなうなじにしたいか、予め決めておくと仕上がりとのギャップが少なくて済みます。
うなじの代表的な形には以下があります。
①MW型
もっともポピュラーなデザインで首を細く長く見せる効果があります。
上品で大人っぽい印象を求める方におすすめです。
②W型
日本人に多いと言われているうなじの形を生かしたデザインです。
自然ですっきりとした印象が演出できます。
③U型
やわらかさが演出できるデザインです。
横顔をすっきり見せたい方、若々しい印象を手に入れたい方におすすめです。
<フェミークリニックでは、事前にデザインのすり合わせをしっかり行います>
フェミークリニックのうなじ脱毛では、患者さまのご希望の形を詳しくお伺いし、照射範囲のすり合わせを行います。
ペンでマーキングを行い、写真に撮って患者さまにご覧いただき、ご納得頂いたのちに施術をさせていただきます。
うなじの脱毛は5回前後の回数が必要になりますが、間違いがないように毎回必ず確認させていただいております。
しっかり脱毛したいなら医療脱毛がおすすめ
永久的にうなじをキレイに保ちたいなら、医療レーザー脱毛をおすすめします。
毛を作り出す毛母細胞を破壊するレーザー脱毛は医療行為に当たるため、医療機関でしか行なえません。
医療脱毛はサロンで行う美容脱毛より高額になりますが、出力が高く設定されており、しっかり毛母細胞を破壊して半永久的に毛が生えてこないようにすることができます。
また、効果を感じるまで通う回数、期間が少なく済むことも大きなメリットです。
<フェミークリニックでは、独自の重ね打ちで打ち漏らしを予防>
フェミークリニックでは、照射漏れがないように、レーザーの照射範囲の3分の1を重ねながら照射しています。
一般的な方法よりも手間がかかりますが、脱毛完了後にまた生えてしまうといった失敗がないように必要なことだと考えています。
余裕があれば背中(上部)の脱毛も一緒に行うと理想的
背中はうなじと同じく自分ひとりではムダ毛の処理を行うのが難しい部位です。
また、うなじと背中上部はうぶ毛の生え方がつながっており、うぶ毛の濃さによっては脱毛済みとそうではない境目がくっきりしてしまうこともあります。
うなじと合わせて背中も脱毛することで、襟ぐり(ネックライン)が深く開いたファッションや、オフショルダーのお洋服を、より自信を持って着こなせるようになります。
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脱毛で失敗しないために、わからないことや不安なことは積極的に質問しましょう
サロン脱毛でも医療脱毛でも、必ず事前にカウンセリングが行われます。
自由診療である医療脱毛は、カウンセリングは無料であることがほとんどです。
医師が行う場合もあれば、脱毛に精通したスタッフの方が話を聞いてくれるケースもあります。
施術を受けるかどうかは、このページでまとめられたようなうなじの脱毛に関する心配事がしっかり解決されるかを確認してから決めても遅くはありません。
後悔しないうなじの脱毛のために、きちんと説明をしてくれるクリニックやサロンで施術を受けるようにしましょう。