多くの女性に月に一度の頻度でやってくる生理。経血のことはもちろん、体の不調を伴う場合も多く、定期的に通う必要がある脱毛施術の予約と重なってしまった場合どうしたらいいか心配な方も多いと思います。

このページでは、そんな「生理と脱毛」に関する情報について解説しています。

ずばり!生理中の脱毛施術はできる?

デリケートゾーン以外はOKなところが多い

まず、生理期間中に脱毛施術ができるかどうかですが、結論からいうといわゆるVIO(含ハイジニーナ)の脱毛以外であればサロンもクリニックもOKというところが多いです。

ただし、下着を脱ぐ必要があり、経血がついてしまう可能性があるヒップの脱毛もVIOと含めてNGなところもあるので、事前に確認が必要です。

VIO(デリケートゾーン)の脱毛は絶対NGなの?

VIO(デリケートゾーン)の脱毛は絶対NGなの?

続いてVIO脱毛やハイジニーナ脱毛と生理についてです。

VIOとは、アンダーヘアのうち「Vライン」と呼ばれる下腹部の下、足の付根から2cmまでのいわゆるビキニライン、「Iライン」と呼ばれる陰部周辺、「Oライン」と呼ばれる肛門周辺の3箇所です。

ハイジニーナ脱毛は、すべてのアンダーヘアを対象として脱毛します。

これらのアンダーヘアの脱毛は、生理期間中はNGとしているサロンやクリニックが多いです。

VIOは「デリケートゾーン」と呼ばれる通り、性器や粘膜など、衛生的に注意すべき箇所だからです。生理の経血による感染症を懸念して施術を断っているところが多いようです。

フェミークリニックでは生理中もアンダーヘア施術OK

フェミークリニックでは、タンポンをご使用いただければ施術を受けていただけます。

(※天王寺院を除く)

フェミークリニックでは、VIOに限らず、照射部分に触れるものをすべて滅菌消毒し、使い捨てのものを使用しているため、衛生面でもご安心いただけます。

生理と重なってしまうが予約をどうしても動かせないという場合でも施術を受けていただけます。

ただしこの後説明する通り、生理中の脱毛は懸念点もあるため、可能であればご予約の日程変更をおすすめします。

可能であれば生理中の脱毛は、ずらした方がいい理由

突然生理になってしまったり、スケジュール上ずらすことが難しかったりした場合、キャンセルするのは大変ですよね。

フェミークリニックではVIO以外はもちろん、アンダーヘアの脱毛もタンポンを使用すれば生理中であってもそのまま脱毛施術をお受けいただけます。

ただ、もし事前に予約日程の変更や、生理周期をずらした予約が可能であれば、できるだけ生理期間はずらして施術を受けていただくことをおすすめしています。

その理由について解説していきます。

生理期間中は肌が荒れやすい

生理前や生理中に、ニキビができやすいと思ったことはありませんか?

それは実は、生理によってホルモンバランスが崩れ、肌へ影響が出るためです。

生理の約2週間前に排卵が行われた後、美肌を作るための重要な女性ホルモン「エストロゲン」が一時的に減少します。

エストロゲンは肌の潤いを保つ働きがあるため、減少すると肌の潤いが失われがちになり、外からの刺激に対するバリア機能も低下します。

その状態で光やレーザーを肌に照射し毛根にダメージを与える光脱毛やレーザー脱毛を受けると、いつも以上に肌トラブルが起きやすくなるため注意が必要です。

生理中は痛みを感じやすい

生理中は、肌が荒れやすくなるのと同時に、肌が敏感になります。

また、生理前のホルモンバランスの変化で起きるPMS(月経前症候群)によって、精神がイライラしたり、不安感を覚えやすくなったりします。

そういった心の変化も影響して、照射した箇所に痛みを感じやすくなります。

特にVIOの脱毛は、元々皮膚が薄く痛みを感じやすい箇所です。そのため、もし可能であれば生理中は脱毛施術を避けたほうがいいでしょう。

ただしフェミークリニックでは、脱毛時の痛みを最小限に抑えるため様々な工夫を行っています。

その時の患者さまの状態に合わせて機械の選定やレーザーの出力調整も行います。(出力を抑えた場合、脱毛効果が薄れるため完了まで長くかかる可能性があります。予めご承知ください)

もし生理中で痛みが心配な場合は、事前に施術を行う看護師に都度お伝えいただいたり、施術中であっても耐えられないと思ったらお気軽にお伝えください。

また、オプションで麻酔クリームのご用意もあります。

ただし麻酔クリームは照射前に塗布する必要があるので、事前にお申し出ください。

生理日と脱毛予約が重なってしまったらどうする?

生理周期が安定していて、事前に生理日に重なりそうなのがわかる場合は、予測できた時点でサロンやクリニックに連絡して予約の日程を改めましょう。

しかし元々生理不順気味である方はもちろん、ストレスや体の不調の関係で生理が突然やってくることもあります。

その場合は直前や当日になっても連絡をいれましょう。

サロンやクリニックによって、生理中の施術の可否、また直前のキャンセルにペナルティがあるかが異なります。

施術が受けられずにキャンセルになった場合のよくあるルールは以下の通りです。

・ペナルティなし

・キャンセル料支払い

・一回分消化扱い(例えば5回契約であれば、そのうちの1回を行ったことになります)

キャンセルによるペナルティが発生するタイミングもサロンやクリニックで異なるため、事前に確認しましょう。

フェミークリニックでは、2日前までにご連絡いただければキャンセル料はかかりません。

予約変更やキャンセルはどうやる?

予約変更やキャンセルはどうやる?

脱毛の予約日と生理が重なってしまいそうな場合はなるべく早くキャンセルや予約日変更の手続きをしましょう。サロンやクリニックによってやり方は異なりますが、たいていは以下の2通りのどちらか、あるいは両方が用意されています。

①専用サイトからキャンセル

②電話でキャンセル

①の場合は、予約時に登録した会員サイトにログインして、日時変更やキャンセルを行います。

②の場合は、病院の電話に直接電話するか、キャンセル専用の電話番号が用意されている場合があります。注意したいのが、電話の場合診察時間外だと通じないケースがあるということです。

いずれの場合も、キャンセル方法については予約時の予約完了メールや予約日を知らせるリマインドメールなどに書いてあることが多いため、確認してみましょう。

フェミークリニックの予約変更(キャンセル)のやり方

フェミークリニックでは、予約の2日前までにご連絡いただければキャンセル料やペナルティはありません。

以下の3パターンのいずれから変更できます。

・お電話

・会員サイト

・LINE

たとえば、3/15の15:00に予約が入っている場合は、3/13の23:59までに会員サイトやLINEから無料で予約変更・キャンセルを行っていただけます。

またお電話でキャンセルいただく場合は、3/13の営業時間内までにお電話ください。

これを過ぎた場合のルールは以下の通りです。

予約変更(キャンセル)の連絡日 キャンセル料
予約日の2日前までのご連絡 無料
予約日の前日のご連絡 2,000円
予約日当日のご連絡 4,000円、もしくは予約内容を消化扱い

ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

生理日を予測するために、基礎体温をつけるのがおすすめ!

生理日を予測するために、基礎体温をつけるのがおすすめ!

これを読んでいらっしゃる方の中に、生理が毎回ぴったり同じ日数で来るという方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。実は生理周期が多少バラついているという女性は意外と多いのです。

そのため、「だいたいこの辺ではじまるかな」と思っていても少し早く来たり、または「この辺なら終わっているだろう」と考えていた時期までずれ込んでしまったりといったご経験はどなたにもあるかと思います。

そこでおすすめなのが「基礎体温」を毎日測って記録すること。基礎体温の変化で次の生理がいつになるのか予測できるようになります。

排卵日から約2週間(14日)で生理がはじめる

排卵日から約2週間(14日)で生理がはじめる

健康的かつ妊娠していない女性の基礎体温は、低温期と高温期を約2週間ずつ交互に繰り返しており、排卵日を境に基礎体温が高温期に入り、約2週間で生理が来ます。(黄体機能不全などの病気がない場合)

生理が来るとまた低温期に入るという繰り返しです。

つまり、基礎体温を毎日つけて基礎体温が上がり始めたらそこから約14日後には生理期間に突入する可能性が高いとわかるわけです。

こうして毎日測っていれば、予約の日に生理が被るかどうかが、キャンセル料などがかかる期間になる前にわかるため、余裕を持って予約をずらすことができます。

基礎体温の測り方、記録の付け方は?

基礎体温は基本的に朝起きてすぐ、起き上がる前に横になったまま専用の「婦人体温計」などで測ります。

なるべく同じ時間に毎日記録することで、傾向がわかってきます。

今は無料アプリなどで記録が簡単になっていて、体温計によっては自動でスマートフォンアプリに情報を送って記録してくれるものもあるため、「毎日測って記録するのは面倒……」という方はそういったものに頼るといいかもしれません。

動画で解説!医療脱毛の基礎知識

フェミークリニックの公式YouTubeチャンネルでは、「生理の時はアンダーヘアの自己処理はしないほうがいい?」をはじめ、医療脱毛に関する様々な疑問や質問について、看護師が解説する動画を公開しています。

ぜひ参考にしてみてください。

脱毛と生理についてよくある質問

脱毛と生理についてよくある質問

脱毛と整理について、よくある質問と回答をまとめました。

生理中でも脱毛できますか?
フェミークリニックでは、生理中であってもアンダーヘアを含めてすべての部位でレーザー脱毛の施術をお受けいただけます。(※天王寺院を除く)
ただし、いつもより痛みや術後の肌トラブルが出やすいため、可能であれば生理前や生理中は避けることをおすすめしております。
生理でも黙っていれはバレない?
キャンセルや予約変更によるペナルティがあったり、恥ずかしいという気持ちからつい黙って受けてしまいたくなることもあるかと思います。
しかしたとえタンポンをしていても経血は滲んでしまうため、VIOの施術をすれば必ず気づかれてしまうでしょう。
その場で指摘されて気まずい思いをするより、最初から正直に申し出たほうが、安心して施術をお受けいただけると思います。
VIOの施術以外でも生理であることを伝えたほうがいいですか?
生理中はお肌が敏感になるため、通常より痛みを感じやすくなります。
予め伝えていただけると、痛みを抑えるためにレーザーの出力を下げるなど、調整を行うことができるので、遠慮なくお伝えください。