リバースピールは、特に肝斑やシミといった色素沈着の改善に特化したピーリングの一種です。
従来のピーリングとは異なり、肌の深層から表面にかけて3段階でアプローチすることで、しつこい色素沈着や毛穴の悩みに効果を発揮します。
お肌でお悩みの方は2003年の開業以来、15万件以上のシミ治療の実績を積み重ねてきた美容皮膚科フェミークリニックへご相談ください。
この記事では、リバースピールの具体的な効果や仕組み、注意点について解説します。
美容医療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
そもそもリバースピールとは?従来のピーリングとの違いを解説
リバースピールは、真皮層から表皮層へ段階的に作用する3種類の薬剤を用いて、肝斑や色素沈着を改善する新しいピーリング治療です。
コラーゲンピールとも呼ばれるマッサージピールの進化版と位置づけられ、肝斑治療に特化している点が大きな違いです。
従来のピーリングが主に肌表面の角質に働きかけるのに対し、リバースピールは肌の奥深くにあるメラニンにまでアプローチできるため、根深いシミや肝斑への高い効果が期待されます。
リバースピールに期待できる4つの美肌効果
リバースピールは、単にシミを薄くするだけでなく、肌全体の質感を向上させる多様な効果が期待できます。
肌の深層、中層、表層へと段階的にアプローチする独自の仕組みにより、色素沈着の改善からハリ感の向上、毛穴の引き締めまで、複合的な肌悩みに対応します。
ここでは、リバースピールによって得られる代表的な4つの美肌効果について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
肝斑やシミなどの色素沈着を薄くする効果

リバースピールの最も大きな特徴は、肝斑や老人性色素斑といったシミ、炎症後色素沈着によるニキビ跡など、様々な色素沈着を薄くする効果です。
3種類の薬剤を段階的に使用し、肌の深部から表層にかけて存在するメラニン色素に直接アプローチします。
特に、レーザー治療では悪化するリスクがあった肝斑に対しても、メラニンの生成を抑制しながら排出を促すことで、安全かつ効果的に改善を目指せるのが利点です。
回数を重ねることで、肌の色ムラが整い、均一なスキントーンへと導きます。
肌全体のくすみを改善し透明感を高める効果
リバースピールは、肌表面の古い角質を除去し、乱れがちなターンオーバーを正常化させる作用があります。
メラニンを含む古い角質が剥がれ落ちることで、肌のゴワつきやザラつきが解消され、肌全体のくすみが改善されます。
また、ピーリング効果によって新しい皮膚細胞への生まれ変わりが促進されるため、肌本来の明るさと透明感を引き出します。
施術を重ねるうちに、ファンデーションの色がワントーン明るくなるような、クリアで健康的な肌印象を実感できます。
開いた毛穴を引き締めて肌のキメを整える効果
リバースピールに含まれるトリクロロ酢酸(TCA)は、肌の深層部にある線維芽細胞を刺激し、コラーゲンの生成を促進する働きがあります。
肌内部のコラーゲンが増えることで、肌に弾力とハリが生まれ、加齢などによってたるんだ毛穴が内側から引き締まります。
毛穴が目立たなくなると、肌表面の凹凸が滑らかになり、キメの整った陶器のような肌へと近づきます。
皮脂の過剰分泌による毛穴の開きにも効果が期待でき、肌質そのものの改善に繋がります。
肌の内側からハリとツヤを取り戻す効果
リバースピールは、肌の真皮層に働きかけてコラーゲンやエラスチンの生成を促すため、肌の内側からハリと弾力を高める効果があります。
加齢とともに失われがちな肌のボリューム感が回復し、小じわやたるみが目立ちにくくなります。
また、ターンオーバーが整うことで肌の水分保持能力も向上し、乾燥しにくい潤いのある状態を保ちます。
これにより、健康的で若々しい印象を与える、自然なツヤのある肌へと導かれるでしょう。
単なる表面的なケアではなく、肌の土台から再構築するアプローチです。
なぜ効果がある?リバースピールの3段階アプローチの仕組み

リバースピールの高い効果は、肌の異なる層にそれぞれ最適化された薬剤を用いる、独自の3段階アプローチによって実現されます。
まず真皮深層に働きかけ、次に表皮の奥、最後に肌表面へと、シミの原因であるメラニンを段階的に薄くしていきます。
各ステップで使用する薬剤と、浸透を補助する中和剤の組み合わせが、肌への負担を抑えながら最大限の効果を引き出す鍵となります。
ここでは、その3つのステップの仕組みを具体的に解説します。
ステップ1:肌の深層部でメラニンの生成を抑制
最初のステップでは、トリクロロ酢酸(TCA)と過酸化水素(H2O2)、コウジ酸を配合した薬剤を肌に塗布します。
この薬剤は真皮層まで浸透し、線維芽細胞を刺激してコラーゲンの生成を促進します。
これにより肌のハリや弾力が向上するだけでなく、コウジ酸の働きによってメラニンを作り出す細胞であるメラノサイトの活動を抑制します。
これから生まれるシミの根源にアプローチし、色素沈着の発生を防ぐ土台作りを行う重要なプロセスです。
ステップ2:表皮の奥にあるメラニンを排出しやすくする
次のステップでは、高濃度の過酸化水素を主成分とする薬剤を使用します。
この薬剤は、表皮の中層から深層にかけて存在するメラニン色素に作用し、メラニンを酸化させることで色素を薄くする効果が期待できます。
ステップ1で深層からのアプローチを行った後、より表面に近い層のメラニンをターゲットにすることで、すでに蓄積された色素沈着を効果的に薄くしていきます。
これにより、肌の内部に滞留していたシミの原因が徐々に分解、排出されやすい状態に整えられます。
ステップ3:肌表面の古い角質を取り除きターンオーバーを正常化
最後のステップでは、コウジ酸や乳酸を含むピーリングローションを用いて肌表面のケアを行います。
この薬剤が表皮の浅い層に働きかけ、メラニンを含んだ古い角質を優しく取り除きます。
これにより、肌のターンオーバーが促進され、新しい細胞への生まれ変わりをサポートします。
ステップ1、2で内側からアプローチしたメラニンを最終的に体外へ排出させるとともに、肌表面を滑らかに整えてくすみを改善し、透明感のある肌へと仕上げる役割を担っています。
リバースピールはこんな肌悩みを持つ方におすすめ

リバースピールは、特定の肌トラブルに対して高い効果を発揮するため、以下のような悩みを持つ方におすすめの施術です。
特に、従来の治療法では改善が難しかった肝斑や、レーザー治療に抵抗がある方に適しています。
複数の肌悩みを同時に改善したいと考える場合にも、この施術は有効な選択肢となり得ます。
自身の肌状態と照らし合わせ、施術を検討する際の参考にしてください。
✓肝斑がなかなか改善しない
✓シミやそばかす、くすみが気になる
✓ニキビ跡の色素沈着を薄くしたい
✓肌のハリやツヤを取り戻したい
✓開いた毛穴や肌のキメを整えたい
✓ダウンタイムの少ない治療を受けたい
失敗を避けるためのリバースピールの注意点
リバースピールは比較的安全性の高い施術ですが、失敗を避けるためにいくつかの注意点があります。
施術による一時的な肌の変化や副作用の可能性を事前に理解しておくことは、安心して治療を受けるために不可欠です。
近年では薬剤の個人輸入も見られますが、専門知識のない使用は深刻な肌トラブルを招く危険性があります。
医療機関でカウンセリングを受け、正しい知識を持った上で施術に臨むことが失敗を避けるために重要です。
施術中に感じる可能性のあるピリピリとした刺激
リバースピールの施術中、薬剤を塗布した際にピリピリとした刺激や、軽い灼熱感を感じることがあります。
これはピーリング剤が肌に作用している正常な反応であり、多くの場合、我慢できる程度の軽い刺激です。
痛みの感じ方には個人差がありますが、薬剤の塗布時間が比較的短いため、強い苦痛が長時間続くことはほとんどありません。
もし刺激が強いと感じる場合は、施術者にすぐに伝えることで対応してもらえます。
施術後は速やかに刺激が治まるのが一般的です。
施術後に起こりうる赤みや皮むけなどのダウンタイム
リバースピールは、ダウンタイムがほとんどない、あるいは非常に短いことが特徴の施術です。
施術直後に軽い赤みやほてりが出ることがありますが、通常は数時間から1日程度で治まります。
肌質によっては、数日後に薄い皮むけが生じる場合もありますが、ファンデーションでカバーできる程度で、日常生活に大きな支障はありません。
強い赤みや腫れ、かさぶたができることは稀で、従来のピーリング治療に比べて身体的な負担が少ない治療法と言えます。
リバースピールの効果に関するよくある質問
リバースピールの施術を検討するにあたり、効果の現れ方や持続期間、アフターケアなど、具体的な疑問を持つ方も多いでしょう。
ここでは、リバースピールの効果に関して寄せられることの多い質問とその回答をまとめました。
施術を受ける前にこれらの点をクリアにしておくことで、より納得して治療を始めることができます。
- 効果はいつから実感できますか?
- 効果を実感し始める時期には個人差がありますが、1回の施術直後から肌のトーンアップやハリ、ツヤ感を実感できる場合があります。
これは主にピーリング効果によるもので、肌表面が滑らかになることで感じられる変化です。
一方で、肝斑やシミなどの色素沈着の改善には、複数回の治療が必要となります。肌のターンオーバーに合わせて徐々にメラニンが排出されるため、治療を重ねるごとに色素が薄くなっていくのを実感できるでしょう。 根本的な改善には継続的な治療が重要です。
- 効果を持続させるためにはどのくらいの頻度で受けるべきですか?
- リバースピールの効果を最大限に引き出し、持続させるためには、適切な頻度で施術を継続することが推奨されます。
一般的には、2週間から4週間に1回の頻度で、5回程度を1クールとして治療計画を立てることが多いです。
このクールを終える頃には、多くの人が肝斑やシミの改善を実感します。その後は、肌の状態を維持するために、1ヶ月から2ヶ月に1回程度のメンテナンス治療を行うのが理想的です。
ただし、最適な頻度や何回治療が必要かは肌の状態によって異なるため、医師と相談して決定します。 - 施術後のアフターケアで気をつけることはありますか?
- 施術後の肌はバリア機能が一時的に低下し非常にデリケートな状態になっています。そのため徹底した保湿と紫外線対策が不可欠です。
低刺激の保湿剤で十分に潤いを与え外出時は日焼け止めを必ず使用してください。また施術後1週間程度はスクラブ入りの洗顔料やピーリング作用のあるスキンケア製品の使用は避けましょう。 ピコトーニングなど他の美容施術との併用については肌への負担を考慮する必要があるため必ず医師に相談し適切な間隔を空けて行うことが重要です。
まとめ
リバースピールは、肝斑やシミ、ニキビ跡といった色素沈着に特化したピーリング治療です。
肌の深層から表層へ3段階でアプローチする独自の仕組みにより、従来の治療では改善が難しかった肌悩みにも効果が期待できます。
ダウンタイムがほとんどなく、施術直後からメイクも可能なため、日常生活への影響が少ない点も特徴です。
施術には刺激感を伴うことがありますが、通常は軽度です。
効果を最大限に引き出すためには、推奨される頻度で複数回の施術を受け、施術後の保湿と紫外線対策を徹底することが求められます。
美容皮膚科フェミークリニックでは、2003年の開業以来、15万件以上のシミ治療実績をもっています。美肌の専門医が、原因を的確に診断し、あなたに最適な治療法やスキンケアをご提案します。
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