『ハイドロキノンはシミに効くの?』
『市販品でシミが治せるの?』
ハイドロキノンは、シミの原因であるメラニン色素の産生を抑制するとともに、メラニン色素を作るメラノサイトという細胞を減少させる働きがある成分です。『シミの漂白剤』や『肌の美白剤』として、市販の化粧品にも含まれるほど人気があります。しかし、ハイドロキノンは強力な美白作用があるため、その使い方に疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、2003年の開業以来、シミ治療症例数15万件以上の美容皮膚科フェミークリニックが、ハイドロキノンの効果やメリット、注意点について解説します。
この記事を読めば、市販品と医療用のハイドロキノンの違いやシミを効果的に改善する方法もわかります。
フェミークリニック(東京・大阪)では、シミでお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。
目次
シミを治す!ハイドロキノンとは?
ハイドロキノンは、シミの予防や改善に効果がある美白成分です。シミや色素沈着などの改善に広く用いられ、医療用だけでなく市販の化粧品にも含まれる人気の美容成分となっています。シミの原因であるメラニン色素の産生を抑制するとともに、メラニン色素を作り出すメラノサイトそのものを減少させる効果があるため、老人性色素斑や肝斑、そばかす、摩擦や炎症による色素沈着などの改善が期待できます。
ドラッグストアやネット通販でも手軽に入手できる美容成分であるため、『シミの漂白剤』や『肌の美白剤』として人気が高まっています。一方、ハイドロキノンには使用する際の注意点や気を付けるべき副作用も多く、誤ったケアでかえってシミを悪化させるリスクも存在します。
シミや色素沈着の原因は複雑であり、誤ったアプローチは逆効果になる場合があります。また、ハイドロキノンの使用だけでは改善できないシミや色素沈着もあるため、安全かつ効果的にハイドロキノンを使用するためには、美容皮膚科などの医療機関で医師の診断を受けたうえで、医療用のハイドロキノンの処方を受けることをおすすめします。
美容皮膚科フェミークリニックでは、医療用のハイドロキノンを外用薬として処方することが可能です。安全性や信頼性を考えれば、医療用のハイドロキノンの方がコストパフォーマンスに優れています。シミや色素沈着でお悩みの方は、フェミークリニック(東京・大阪)の無料カウンセリングにてご相談ください。
市販品と医療用ハイドロキノンの違い
ハイドロキノンは市販品と医療用で大きく異なります。市販品のハイドロキノンについては、その多くが2%程度の含有量となっています。ハイドロキノンは高い美白効果が期待できますが、使用方法や使用量を誤ると、かぶれや炎症、赤み、白斑などの副作用を起こすリスクが高まります。そのため、市販のハイドロキノンは含有量が控えめになっている場合が多いです。
一方、医療用ハイドロキノンは2%以上の濃度のものが多く、より強力な美白効果を発揮できます。医療用のハイドロキノンは、医師が患者さまの肌質や症状を診断したうえで処方しますので、副作用のリスクを抑えることができるからです。また、万が一ハイドロキノンを使用中に副作用が起きても、医師が速やかに適切な対処が行えます。
ハイドロキノンは使用上の注意点や副作用が多い美白成分であるため、安全かつ効果的にシミを改善したい場合は、医療機関で処方を受けることが大切です。
ハイドロキノンのメリット
ハイドロキノンの主なメリットは以下の3つです。
● 高い美白効果が期待できる
● ニキビ跡の改善にも効果がある
● 他のシミ治療との相乗効果が高まる
それぞれを解説します。
高い美白効果が期待できる
1つ目のハイドロキノンのメリットは、高い美白効果が期待できることです。
ハイドロキノンは、肌の内側でメラニン色素を産生するメラノサイトに作用し、メラニン色素が作られるのを抑制します。紫外線や摩擦などの刺激を受けると、メラノサイトの中でチロシナーゼという酵素が活性化し、チロシンというアミノ酸が酸化します。チロシンが酸化することでドーパキノンという化合物になり、メラニン色素が作られます。メラニン色素は茶褐色をしているため肌色をトーンダウンさせる効果があります。
本来、メラニン色素は紫外線によるダメージから肌を守る役割がありますが、メラニン色素が過剰に生成されたり、加齢によって肌のターンオーバーが衰えたりすると、メラニン色素が体外に排出しきれずに肌の内側に残り、肌をくすませる原因になっていきます。
ハイドロキノンは、チロシナーゼの働きを抑制することで、メラノサイトによるメラニン色素の産生を抑え、美白効果を発揮することができます。
ただし、ハイドロキノンの作用は強力であるため、安全かつ効果的に使用するためには、医療機関で処方を受けることをおすすめします。
ニキビ跡の改善にも効果がある
2つ目のハイドロキノンのメリットは、ニキビ跡の改善にも効果があることです。
ニキビが悪化したり再発を繰り返したりすると、患部が炎症を起こして色素沈着が残ってしまう場合があります。ニキビによってメラノサイトが刺激を受け、メラニン色素を過剰に排出してしまうためです。ハイドロキノンは、メラニン色素を抑制する効果があるため、ニキビ跡の色素沈着の改善も期待できます。
ただし、ニキビ跡の治療は難易度が高いため、市販のハイドロキノンを自己判断で使用することはおすすめできません。ニキビ跡でお悩みの場合は、必ず医師にご相談ください。
他のシミ治療との相乗効果が高まる
3つ目のハイドロキノンのメリットは、他のシミ治療との相乗効果が高まることです。
ハイドロキノンは、他の治療と組み合わせることで、より効果的なシミ改善が期待できます。例えば、トレチノイン(レチノイン酸)とハイドロキノンを組み合わせれば、ビタミンA誘導体のトレチノインの効果でターンオーバーを活性化し、ハイドロキノンによってメラニン色素を抑制するため、より効果的なシミ改善が可能です。
また、美容皮膚科フェミークリニックでは、ターンオーバーを活性化するピーリング治療や光線治療などを多数取り揃えていますので、ハイドロキノンと組み合わせたさまざまな治療をご提案できます。
美肌治療の組み合わせによる相乗効果は、医療機関ならではとなります。セルフやエステでは実感できないアンチエイジング効果をご希望の患者さまは、フェミークリニック(東京・大阪)の無料カウンセリングにてご相談ください。
ハイドロキノンの注意点
ハイドロキノンは強力な美白作用があるため、以下の点にご注意ください。
● 医師の処方を受けること
● パッチテストを行うこと
● 紫外線対策を徹底すること
それぞれを解説します。
医師の処方を受けること
1つ目のハイドロキノンの注意点は、医師の処方を受けることです。
ハイドロキノンには強力な美白作用があるため、適切な濃度や使用方法を守る必要があります。自己判断で濃度の濃いハイドロキノンを使用したり、頻繁な頻度で使用したりすると、かぶれや炎症、赤み、白斑などの副作用が起きる可能性があります。
市販のハイドロキノンを使用して副作用が起きた場合、自分で医療機関を受診する必要があります。また、医療機関への相談が遅れると、肌トラブルが悪化する可能性もあります。
ハイドロキノンを安全かつ効果的に使用するためには、美容皮膚科などの医療機関で医師の処方を受けていただくことをおすすめします。また、処方されたハイドロキノンは、医師の指示に従って正しくご使用ください。
パッチテストを行うこと
2つ目のハイドロキノンの注意点は、パッチテストを行うことです。
ハイドロキノンの美白作用は強力なため、いきなり顔や手の甲などの目立つ部分に使用することはおやめください。患者さまの肌質や症状によっては腫れやかぶれが起きたり、アレルギー反応が出たりするリスクがあるからです。
そのため、ハイドロキノンを使用する場合は、必ずパッチテストを行ってください。パッチテストは、腕の裏などの目立たない部分に少量のハイドロキノンを塗布して行います。24時間が経過してもかぶれや赤みが起きていなければ、ハイドロキノンを使用しても問題ありません。
万が一、ハイドロキノンのパッチテストで異常が出た場合は、すぐに医師にご相談ください。美容皮膚科フェミークリニックでは、ハイドロキノン以外にも多数のシミ治療メニューがございますので、患者さまに最適な治療法をご提案させていただきます。
紫外線対策を徹底すること
3つ目のハイドロキノンの注意点は、紫外線対策を徹底することです。
ハイドロキノンは、メラニン色素の生成を抑制する効果があります。そのため、ハイドロキノンを使用中に紫外線を浴びてしまうと、肌が紫外線のダメージを受けてシミができやすくなってしまいます。紫外線に対して非常に無防備な状態となっていますので、ハイドロキノンを使用中はしっかりと紫外線対策を行いましょう。
曇りの日や冬の日でも日焼け止めをしっかりと塗り、日差しの強い日は2~3時間おきに日焼け止めを塗りなおしてください。日傘や帽子、サングラスなどで紫外線をブロックすることも大切です。また、日中の外出はできるだけ避け、早朝や夕方以降の紫外線の弱い時間帯を活用しましょう。
ハイドロキノンの使用法や注意点については、美容皮膚科フェミークリニックの無料カウンセリングにて詳しくご説明させていただきます。医療機関ならではの高いシミ改善効果を実感したい患者さまは、フェミークリニック(東京・大阪)までご相談ください。
ハイドロキノンのよくある質問
ハイドロキノンに関するよくある質問をまとめました。
- ハイドロキノンはどれくらいで効果が出ますか?
- 個人差はありますが、ハイドロキノンの効果を実感するには、2~3か月程度の継続的な使用が必要です。ハイドロキノンを使用する際は、医師の処方を受け、正しく使用することが大切です。
- ハイドロキノンは毎日使っても大丈夫ですか?
- ハイドロキノンを使用する際は、必ずパッチテストを行ってください。その後は毎日ご使用いただけますが、2~3か月後に経過観察のために医師の診察を受けましょう。しばらく休止期間を設ける必要がありますので、医師とスケジュールをご相談ください。
- 妊娠中や授乳中でも使用できますか?
- 妊娠中や授乳中にハイドロキノンを使用することはできません。ハイドロキノンが胎児や乳児にどのような影響を与えるかがわかっていないからです。授乳期が終わりましたら、まずは医師にご相談ください。
- ハイドロキノンとトレチノインは一緒に使えますか?
- 肌質や症状によっては、ハイドロキノンとレチノインの併用をおすすめする場合があります。ただし、必ず医師の指導のもとで使用することが大切です。フェミークリニックでは、シミの外用薬として「ハイドロキノン 10g」と「レチノイン酸 5g」の2種類をご用意しておりますので、無料カウンセリングにてご相談ください。
- ハイドロキノンを使うと肌が白くなりすぎることがありますか?
- 患者さまの肌質やハイドロキノンの使い方によっては、まれに「白斑」という症状が発生することがあります。これは、メラニンが減少しすぎて肌の色が白く抜ける現象です。ハイドロキノンを使用する際は、必ずパッチテストを行い、医師の処方に従って使用してください。ハイドロキノンを使用中に異常を感じた場合は、一旦使用を中止し、すぐに医師までご相談ください。
【まとめ】ハイドロキノンによるシミ治療はフェミークリニックにご相談を
今回は、シミに効くハイドロキノンについてメリットや注意点を解説しました。
ハイドロキノンはシミの改善に効果的な薬剤ですが、使用方法には注意点がありますので、必ず医師の処方に従い正しく使用することが大切です。市販品やエステでのハイドロキノンの使用は、かえってシミが悪化するリスクがあるためご注意ください。特にパッチテストについては、使用前に必ず行ってください。
ハイドロキノンは、他の美肌治療と組み合わせることで、さらなる相乗的な美肌改善が期待できます。美容皮膚科フェミークリニックでは、シミでお悩みの方のために無料カウンセリングを実施しています。シミ治療症例数15万件以上の実績からあなたに最適なシミ治療プランを無料でご提案いたしますので、どうぞお気軽にご来院ください。