フェミークリニックでは、お悩みや効果に合わせて最適な薬剤をご提案できるよう4種類のピーリング剤をご用意しております。

ピーリングキャンペーン

市販品と医療ピーリングとの違い

市販品と医療ピーリングとの違い

ピーリングは、肌の表面にある古い角質や汚れを薬剤を使って取り除くことです。
肌に古い角質が溜まるとターンオーバーが乱れ、あらゆる肌トラブルを引き起こす原因となります。
最近では、市販でもピーリングという名前のついた化粧品を多く目にします。
では、ドラックストアやコスメストアで取り扱っている市販品いわゆる”化粧品”とクリニック・病院などの医療機関で取り扱っているピーリング剤とは、どう違うのでしょうか。

成分の濃度と種類

いちばん大きな違いは成分濃度です。
市販のピーリング製品は、安全性を考慮して低濃度の成分しか配合されていません。一般的に、アルファヒドロキシ酸(AHA)やベータヒドロキシ酸(BHA)などの成分が含まれていますが、角質を除去できるまでの濃度は入っておらず、あくまでも角質をためにくくするというお手入れ目的になっています。

反対に医療機関でのピーリングは、トラブルに対する治療が目的となりますので、ピーリング成分は高濃度に配合されています。例えば、高濃度のグリコール酸やトリクロロ酢酸(TCA)などが使用されており効果が高い分、専門的な医療知識と技術が必要となります。そのため、医療機関でしか取り扱いができません。

市販品と医療ピーリングは、そもそも使用する目的が違います。
市販品は、毎日使用することで徐々にトラブルが起こりづらいお肌にしていくスキンケア。医療ピーリングは、今ある肌トラブルを治療する目的になりますので、即効性があります。

リスクと副作用

スキンケア目的である、市販のピーリング化粧品は成分濃度が低いため、副作用や肌トラブルのリスクは比較的起こしづらいです。しかし、敏感肌の人や誤った使用方法によっては肌荒れなどの肌トラブルを引き起こすことがありますので、使用方法をしっかり読んで使いましょう。
医療機関でのピーリングは、医師または看護師による医療施術のため、効果も実感しやすく安全性も高いです。しかし、施術に使用される薬剤の成分が強力なため、一時的に赤みや腫れ、皮むけが生じることがあります。
無用な肌トラブルを回避するためには、次の施術まで一定の期間をあける必要がありますので、肌質や悩みにあった通院間隔や回数を医師の診察の際に確認しましょう。

ピーリング治療とは?

ピーリング治療とは?

最近では、様々な肌トラブルに作用するピーリング剤が開発されています。
それぞれ作用する効果を大きく分けると「剥離型ピーリング」と「浸透型ピーリング」となります。こちらも作用するメカニズムや目的が違い、剥離型は主に古い角質の除去に焦点を当てているのに対し、浸透型は肌の深層部へ有効成分を届けることと細胞レベルの再生を目的としています。

剥離型ピーリング

代表的な薬剤は「ケミカルピーリング」です。
国内では、古くからニキビやシミなどの治療に用いられているため、認知度もいちばん高いです。
剥離型のピーリングの特徴は、
・機能: 主に肌表面の古い角質を剥がすことで、新しい皮膚の再生を促す。
・成分: グリコール酸、乳酸、サリチル酸など、古い角質を酸の作用で剥がす成分を含む。
・効果: 古い角質を除去し、肌のターンオーバーを促進する。肌のざらつきやくすみの改善、ニキビやシミの予防・改善に効果的。

浸透型ピーリング

フェミークリニックで取り扱っている浸透型ピーリングの薬剤は「コラーゲンピール」「レチノールピール」「ミラノリピール」の3種類です。
浸透型ピーリングの特徴は、
・機能: 皮膚の深層部に成分を浸透させ、細胞レベルでの肌再生を促す。
・成分: TCA(トリクロロ酢酸)、レチノール、ナイアシンアミド、ビタミンC誘導体、ペプチドなど、肌の深部に作用する成分を含む。
・効果: コラーゲンを生成しハリ・弾力を高める。シミやシワの改善、皮脂バランスの調整、毛穴の引き締めに効果的。

ピーリング治療の選び方

当院でも4種類のピーリング治療がありますが、どのように治療を選べばよいのでしょうか。

お悩みに合わせて選ぶ

お悩みに合わせて選ぶ

剥離型と浸透型でも作用する効果が違います。
お悩みが、ニキビや毛穴の開き・ざらつきなどの皮膚表面の古い角質や毛穴に詰まった角栓を取り除くことで改善するものなのか。
ハリ・小じわ・シミなど肌再生を促すことで改善するものなのかが違っていきます。

ダウンタイムに合わせて選ぶ

ダウンタイムに合わせて選ぶ

レーザー治療などと比較をするとダウンタイムを含む、リスクや副作用は少ないと言われているピーリング治療ですが、医療施術ではありますので少なからずリスクや副作用はあります
赤みや皮むけなど数日許容できるか、できないかでも選ぶピーリング治療はかわってきます。

医師の診察で選ぶ

医師の診察で選ぶ

お肌のお悩みとイベントなどのスケジュールがありダウンタイムが気になる方は、医師に相談されることをお勧めいたします。
肌質によってダウンタイムの出方や期間も変わってきますので、まずは診察をうけてみましょう。
フェミークリニックでは、肌診断機を設置していますので今お悩みのトラブルだけではなく未来のトラブル予防という観点でも診察することができます。

フェミークリニックのピーリング剤

当院では、4種類のピーリング治療をご用意しております。

それぞれの薬剤の特徴や効果をご紹介いたします。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリング

酸性の薬剤で肌表面の古い角質や毛穴に詰まった角栓を取り除くことで、乱れがちなターンオーバーを正常に戻す治療です。
ターンオーバーが乱れると肌のバリア機能が失われ、あらゆる肌トラブルの原因になります。
当院では、ケミカルピーリングの薬剤を3種類揃えております。
①サリチル酸マクロゴール
②グリコール酸
③乳酸
※医師の診断により薬剤を決めます。

当院のケミカルピーリング施術は、効果を最大限に高めるためにピーリング塗布前後の処置もすべて看護師が担当いたします。
<塗布前>
・酸の効きを促すためのマッサージ
・ホットタオルを使って毛穴を開かせる
・ピーリング剤の浸透を高めるための化粧水塗布
=ピーリング剤塗布=
<塗布後>
・拭き取り
・炎症止め冷却パック
・保湿ケア

効果 ニキビ・毛穴の詰まり・肌のザラつき
推奨の治療間隔 ①サリチル酸マクロゴールは3週間おき②グリコール酸・③乳酸は2週間おきおおよそ5〜10回が目安
ダウンタイム ほとんどありません
施術時間 約60分
メイク ①サリチル酸マクロゴールは、施術から12時間はメイクを控えてください。
②グリコール酸・③乳酸は、施術直後からメイク可

YouTubeによる施術工程の解説

コラーゲンピール

コラーゲンピール

コラーゲンピールは、肌の深層部へ働きかけコラーゲン生成を促進することで、肌の再生能力を高め、ニキビ跡の凹みやハリ・弾力を取り戻す効果があります。
イタリアで開発された「PRX-T33」という薬剤を使用しており、肌への刺激を最小限に抑えつつ、施術直後からツヤツヤ・モチモチのお肌を実感できるのも特徴。
継続して治療を続けることで、さらに細胞の自己修復能力を高めます。
コラーゲンピールは、ダーマペン4との親和性が高く、ダーマペン4の治療後にコラーゲンピールを塗布することで、ニキビ跡や小じわなどの肌の凹凸を滑らかにする効果もあります。

効果 ニキビ跡・シミ・ハリ・小じわ
推奨の治療間隔 2〜3週間おきに5回
ダウンタイム ほとんどありません
施術時間 約15分
メイク 施術直後からメイク可

レチノールピール

レチノールピール

加齢によって起こりやすい肌トラブルに効果を発揮する「レチノール」を主成分とするピーリング治療です。レチノールはビタミンAの一種で加齢により減少してしまうコラーゲンやエラスチンの生成を促進する効果があり、お肌のハリや弾力を改善します。
バリア機能の低下から滞りがちなお肌のターンオーバー(新陳代謝)を正常化する効果もあり、シミ・くすみ改善といった皮膚の色調を明るく整える効果があります。
「レチノールピール」は、年齢を重ねたことでなんとなくお肌の調子が悪いと感じている方に試してほしい施術です。

効果 シミ・くすみ、・ハリ・皮脂抑制
推奨の治療間隔 4週間おきに5回
ダウンタイム 薄い皮むけが施術2、3⽇後〜1週間程度続きます
施術時間 20〜30分程度
メイク 施術翌日から可
Tips

レチノールピールの注意点

・薬剤を肌に塗布したまま帰宅していただき、塗布から4~6時間後にお水で薬剤を洗い流していただきます。
①クリニックから帰宅まで日焼け止めが塗れないため、日傘などの紫外線対策アイテムをご用意ください
②薬剤が洋服につくとシミになる可能性がありますので、汚れても良い服装でご来院ください
③施術から2〜3日後から薄皮がむけてきます。無理に剥がそうとせず自然に剥けるまで触らないようにしてください

レチノールピールの施術経過

レチノールピールの施術経過

ミラノリピール

ミラノリピール

TCA(トリクロロ酢酸)を主成分とし、さらに4種類の酸(ラクトビオン酸、サリチル酸、タルトル酸、クエン酸)を配合したピーリング剤です。そのほか、美容成分のコラーゲンブースター、保湿効果のあるスクワランや皮膚の再生を助けるアルギニン、ビタミンB2などが配合されています。
TCA(トリクロロ酢酸)の濃度がコラーゲンピールより高いものの、有効成分の作用により、赤みが出にくく、ニキビ肌にも使用することができます。
ミラノリピールは、浸透型ピーリングであるものの古い角質の除去効果によりターンオーバーを促進する効果もありニキビやニキビ跡にも効果的。

また、ミラノリピールは、顔だけではなく体への治療も可能
✅お尻や膝・肘・かかと・脇の下の黒ずみを薄く
✅年齢がでやすい首や手の甲などしわを目立たなく
✅妊娠線・肉割れなどのストレッチマークの改善
✅デコルテにハリ・ツヤを与える

効果 ハリ・毛穴・くすみ・ニキビ跡
推奨の治療間隔 3〜4週間おきに5回
ダウンタイム 薄い皮むけが施術2、3⽇後〜1週間程度続きます
施術時間 20〜30分程度
メイク 施術から12時間はメイクを控えてください

ピーリング治療の効果を上げるためには

1回の治療でも効果を実感することができるピーリング治療ですが、せっかくなら施術の効果をあげたいですよね。

ピーリング効果を最大にするためにするべき内容を解説いたします。

アフターケアをしっかりと行う

アフターケアをしっかりと行う

もっとも重要なのが、アフターケアです。リスクや副作用が少ないことが特徴のピーリングですが、施術直後のお肌はデリケートです。
いつも以上の保湿対策を行ってください。
また、紫外線は大敵です。施術翌日から日焼け止めなどの紫外線対策を徹底的に行ってください。施術後のうっかり日焼けはお肌トラブルを引き起こす原因となります。

継続して治療を行う

継続して治療を行う

ピーリング治療は、どの薬剤であっても繰り返し治療を続けることでさらに効果を実感することができ、効果の持続期間も長くなっていきます。
1回で劇的な変化を望めるものではありませんが、続けて治療をしていくことでお肌自体のバリア機能が高まっていきお悩みを改善するだけではなく、新たな肌トラブルを起こしづらい肌質へと変化していきます

相乗効果の高い治療との組み合わせ治療

ダーマペン4

ピーリング治療のメリットの1つでもありますが、他の治療と組み合わせることで高い相乗効果を望めることです。

相乗効果が高い組み合わせ
ケミカルピーリング:イオン導入・エレクトロポレーション(アクシダーム)
コラーゲンピール:ダーマペン4
レチノールピール:ダーマペン4

【コラーゲンピール×ダーマペン】施術の流れをご紹介

ピーリング治療の症例写真

ケミカルピーリング①

ケミカルピーリング①

背中ニキビの症例写真です。ケミカルピーリング×5回光線治療×5回

ケミカルピーリング②

ケミカルピーリング②

フェイスラインニキビの症例写真です。

ケミカルピーリング×5回光線治療×5回角栓除去・イオン導入・パック各10回

コラーゲンピール

コラーゲンピール

コラーゲンピールとダーマペン4の組み合わせ治療の症例写真です。

レチノールピール

レチノールピール

シミにお悩みの患者さま

ミラノリピール①

ミラノリピール①

ひじ。ミラノリピール3回の症例写真です。

ミラノリピール②

ミラノリピール②

手の甲。ミラノリピール5回の症例写真です。

施術名 ケミカルピーリング
施術詳細 酸の作用で肌表面に蓄積された古い角質を取り除き、ターンオーバーを促進する治療
リスク・副作用 発赤、熱感、ひりつき、乾燥、かさつきが生じます。また、稀に表皮剥離・色素沈着、瘡蓋が生じることがあります。
費用 ¥16,500(税込)〜
施術名 コラーゲンピール
施術詳細 肌の真皮層に届けることでコラーゲンの増生を促進する治療
リスク・副作用 施術後に発赤・ひりつき・乾燥を感じる場合があります。また、稀に表皮剥離が生じることがあります。
費用 ¥9,900(税込)〜
施術名 レチノールピール
施術詳細 ビタミンA誘導体を主成分にしたエイジング効果の高いピーリング治療
リスク・副作用 肌の⾚み、ひりつき、乾燥、かゆみ、薄い皮むけ(施術2、3⽇後〜1週間)などがみられる場合があります。
費用 ¥9,900(税込)〜
施術名 ミラノリピール
施術詳細 トリクロロ酢酸を主成分とし、さらに4種類の酸(ラクトビオン酸、サリチル酸、タルトル酸、クエン酸)を配合したピーリング剤
リスク・副作用 肌の⾚み、ひりつき、乾燥、かゆみ、薄い皮むけ(施術2、3⽇後〜1週間)などがみられる場合があります。
費用 ¥22,000(税込)〜